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エネルギー供給系とスキルの切り替え(フルマラソンでの30km以降のグリコーゲン枯渇に対応したピッチ走法へと切り替えはその典型)

2014.12.13 | Category: トレーナー

エネルギー供給系とスキルの関連

 

トレーニングは刻々と変化する運動経過の中で、求められる様々な課題に応じて実施されます。

 

フルマラソンでの30km以降のグリコーゲン枯渇に対応したピッチ走法(長距離走で、比較的狭い歩幅で脚の回転を速くする走法)へと切り替えなどはその典型であり、その時点のエネルギー供給レベルの低下に応じた適切なスキルの選択と発現が求められます。

 

エネルギー供給系とスキル系の関連についてのモデルを示すと

 

P=(PCr+Gly+Mtc)×Sm+b(bは残差でその他の決定因子)

 

PCrはATP-CP系、Glyは解糖系、Mtcは有酸素系を示し、Smはエネルギー供給系の総体に対応したダイナミックステレオタイプ内の適切な「スキルモード」を示します。

運動エネルギー回帰式

たとえば、10,000mレース後半で、ATP-CP系や解糖系の供給レベルが低下し、これに対して、有酸素系はあまり変動しませんが、総体としてエネルギー供給系の様相(モード)は異なってきます。

 

このモデルでは、エネルギー供給系のモードに対応しスキルを「キック力を軽減したハイピッチランニング」に切り替え(ピッチや関節バネ係数などのその時点での最適値への切り替え)、ペースを維持しても後半に適切に対応する可能性を示唆しています。

引用・索引 スポーツ・運動生理学概説


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