MENU TEL

ホーム > Blog > トレーニング > トレーニング後の10gのホエイタンパク質が筋タンパク質合成を促す(大豆より34%筋タンパク合成が増す)

ブログ記事

トレーニング後の10gのホエイタンパク質が筋タンパク質合成を促す(大豆より34%筋タンパク合成が増す)

2015.01.08 | Category: トレーニング

運動後のタンパク質摂取

プロテイン

運動後のタンパク質同化は大豆より牛乳が優れている

日常的にレジスタンストレーニングを行う(少なくとも週4回トレーニングする)8名の若齢男性を対象とし、片側レジスタンスエクササイズを利用し調査した研究があります。

 

既定の朝食を終えた後、動脈血と静脈血および筋生検サンプルを採取し、その後、被験者に既定のレジスタンストレーニング(レッグプレス、レッグカール、レッグエクステンションを80%1RM×10レップ×4セット、セット間の休息2分)を実施しました。

 

その後、直ちに、2回目の血液および筋生検サンプルを採取し、次に被験者は無脂肪乳500ml、また窒素的およびエネルギー的に等しく、かつ同等の主要栄養素を含む大豆飲料(これは745kj:178Kcal)、糖質23g、タンパク質18g、脂肪1.5gを含む大豆飲料を摂取します。

 

摂取後3時間にわたって1時間おきに動脈血、静脈血と筋生検サンプルを採取します。

 

実験の結果、大豆と無脂肪乳のどちらもタンパク質のネットバランスを増加させますが、無脂肪乳による増加のほうが有意に大きいことが示されました。

 

特にMPS率は(筋タンパク質合成)は無脂肪乳摂取後のほうが34%も高くなりました。

 

2種の飲物の必須アミノ酸含有量は同じであるため(約7.5g)、大豆タンパク質は吸収速度の速さゆえに、筋タンパク質の合成よりも、血中タンパク質と尿素の選択的合成につながったと主張されていることは興味深いです。

 

ポイント

乳タンパク質は、レジスタンストレーニング直後に摂取すると、大豆タンパク質よりも筋タンパク質の蓄積を促す働きがあります。

 

10gのホエイタンパク質が筋タンパク質合成を促す

レジスタンストレーニング経験を有する(ウェイトトレーニングの経験が6年)8名の健康な男性に、エクササイズ後に糖質を摂取した場合(果糖21g+マルトデキストリン10g)と、糖質に加えてタンパク質を摂取した場合(果糖21g+分離ホエイタンパク質10g:必須アミノ酸4.2gを含む)とのMPSに対する効果を検証するために、ランダムな順序で2回の試技を行い、被験者は一晩絶食した後に、レッグプレスとレッグエクステンションを80%1RM×8~10レップ×4セットを行います。

 

動脈血と静脈血のサンプルを採取、筋生検、およびトレーサーのパルス注入(初回抗原刺激を受けた代謝トレーサーにてアミノ酸吸収、筋タンパク質分画合成速度を図る)を利用して、安静時とエクササイズ後の混合MPS率を算出したところ、どちらの試技においても摂取30分後にインスリンレベルが最高値を示し、糖質+タンパク質を摂取した場合においては摂取60分後にアミノ酸濃度が最高値を示しました。

 

糖質+タンパク質を摂取した場合においては、安静時に混合MPSが高くなる傾向を示し(P<0.06)、糖質のみを摂取した場合と比べて、エクササイズ後の混合MPSが有意に高くなりました。

 

研究者らは、果糖21gと併用すれば、ホエイタンパク質はわずかな摂取量(10g)で若齢男性のMPSを2倍に上昇させうると結論づけています。

 

※しかし、実験で投与されたタンパク質量(必須アミノ酸は4.2gしか含まれていない)が最適ではなかった可能性も認めています。

 

他の研究者らは、MPSへの刺激を最大化するために、最低でも10g(つまり20g程度)の必須アミノ酸が必要であると指摘もしています。

 

ポイント

最適量とはいえないにせよ、若齢男性においてMPSを増加させるには、10gのホエイタンパク質で十分であるとされています。

 

引用・索引 National Strength and Conditioning Assciation Japan May 2013Volume 20Number 4 59-60


ページトップ