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短距離走における有酸素的要素の重要性(酸素を使ったクレアチンリン酸再合成などの比率も高い)

2015.01.29 | Category: トレーナー

短距離走と有酸素性能力

スプリントトレーニング

有酸素性能力も大切

短距離走のトレーニングとして、ほとんどの方はスプリントトレーニングが思い浮かぶと思います。

 

しかし、短距離におけるエネルギー供給系はいわゆる無酸素運動によるものだけではないという事も考慮し、酸素を使ったクレアチンリン酸再合成などの比率も高いといえます。

 

そこで、スプリントトレーニングも、有酸素的要素への効果がみられるようになります。

 

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有酸素的トレーニングとスプリントトレーニングの違い

有酸素的トレーニングもスプリントトレーニングも有酸素的な要素を持っているという同じ側面を持っていますが、それぞれに特徴があります。

 

共通点~同じ運動がより効率よく行える

トレーニングをすることで、同じ動きをより効率的に、より滑らかに行えるようになるという点では、持久的トレーニングでもスプリントトレーニングでも似ています。

 

持久的トレーニングにより、より多くの酸素を体内に取り入れることができるようになり、これは、最大酸素摂取量が増えるということになります。

 

ただし、この反応は「トレーニング前と同じ運動をしたときに、より酸素を取り入れられるという意味ではありません。」

 

同じ運動をしている限りにおいて、必要なエネルギー量は増えるわけではないので、酸素摂取量は増えません。

 

むしろ、運動の効率が良くなり、つまりより滑らかな動きができるようになり、同じ運動をより少ないエネルギー消費でできるようになるので、酸素摂取量は減ります。

 

これは、スプリントトレーニングでも同様で、多くの場合同じスプリントよりも少ないエネルギー消費で行うことができるようになり、その結果、記録が向上します。

 

違う点①~スプリントトレーニングでは速筋線維を使う

スプリントトレーニングでは速筋線維が多く動員されますが、持久的トレーニングでは遅筋線維が主体で、速筋線維の動員は十分ではありません。

 

このことを踏まえスプリントトレーニングでは、乳酸が産生され、リン酸が溜まり、その他の体内環境がより厳しいものとなります。

 

違う点②~スプリントトレーニングは素早い動作で行われる

動きに関しては、スプリントトレーニングは素早い動きで行われることになります。

 

短距離走で記録を高めたいときは、エネルギー供給系に働きかけるだけではなく、素早い動作をより効率的にうまく滑らかに行なえるかを考えトレーニングをします。

 

筋力についても同様で、素早い動きをしていると速い筋力発揮が高められ、ゆっくりと筋力トレーニングをしていると、ゆっくりとした筋力発揮は高まりますが、速い筋力発揮はあまり高まらないということになります。

 

競技中に素早い動きが必要な選手は速い動きでトレーニングすることが、エネルギー代謝からいっても、筋力発揮の観点からみても大変重要なことになります。

引用・索引 エネルギー代謝を活かしたスポーツトレーニング 八田秀雄 71-72


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