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球技においてダッシュの後の回復を高めるには持久的トレーニングが必要(インターバルトレーニングとファルトレイクトレーニング)

2015.01.31 | Category: トレーナー

ダッシュ後に回復を促すにはクレアチンリン酸の再合成とリン酸を低下させる事が必要

サッカーアスレティックリハビリテーション

球技と持久的トレーニング

球技もジョグとダッシュの繰り返しの長時間運動と考えられますので、持久的トレーニングが重要になります。

 

持久的トレーニングは、最大酸素摂取量レベルで追い込むトレーニングと、LTレベルで維持するトレーニングに分けて考えることができます。

 

これらを総合的に行うことが大切になります。

 

ダッシュ後の回復を高める為に持久的トレーニングは非常に重要

ダッシュ後に、いかに早く身体を回復させるのかも大切になります。

 

これには、クレアチンリン酸を早く再合成し、リン酸を早く低下させること、また、乳酸を早く中和させることが重要になります。

 

上記を踏まえると、ミトコンドリアを増やし、毛細血管を増やし、筋の酸化能力や筋の血液循環を高めるトレーニング、つまり持久的トレーニングが回復を早めるには大切ということになります。

 

そして、ダッシュの後にじっと立っているよりは、ゆっくりとジョグをして、筋への血液供給を維持することが、早い回復をもたらしてくれます。

 

インターバルトレーニングとファルトレイクトレーニング

インターバルトレーニング

インターバルトレーニングをしているときの体内の環境は、球技中と同様に考えることができます。

 

速い運動のときにクレアチンリン酸が使われ、リン酸が産生され、インターバルの時にクレアチンリン酸は再合成されます。

 

また、乳酸に関しても、速い運動のときに乳酸ができ、乳酸は走行中もインターバル中も使われますが、全体として考えれば、産生量のほうが多いので、どんどん血中乳酸濃度は上がっていきます。

 

乳酸濃度が高まることとリン酸の蓄積が、きつさに影響します。

 

実際の競技に近いので、インターバルトレーニングは球技のトレーニングとしては有効といえます。

 

ファルトレイクトレーニング

ファルトレイクトレーニングは、強度を上げ下げしながら持続する持久的トレーニングになります。

 

一時的に強度を上げれば、クレアチンリン酸が多く分解され、リン酸が多くでき、また乳酸も多くでき、きつくなってきます。

 

それが、強度を下げると徐々にクレアチンリン酸の合成量が多くなってきて、リン酸量が低下することになります。

 

こちらはLTレベルに働きかける点で、球技のトレーニングとして有効になります。

 

目的別のトレーニングを組み合わせる

球技はダッシュとジョグを組み合わせる長時間運動という特性がありますので、それぞれの状況を区別しながらトレーニングプログラムを組み立てるのが望ましいといえます。

 

スプリント走でダッシュ力のトレーニング、インターバルトレーニングでダッシュ力とダッシュからの回復のトレーニング、持久走で90分なりの競技時間を持続できる持久力、という区別になります。

 

さらに、運動強度が低いと遅筋線維への働きかけが主となり、速筋線維への働きかけが十分ではなくなるので、筋線維タイプを考えたトレーニングの区別もあります。

 

さらに「速い動き」か「遅い動き」かも重要になります。

 

インターバルトレーニングでも、運動時間と休息の時間の組み合わせかたにより、目的とするものが違ってきます。

 

競技特性に合わせてトレーニングプランを立て、またトレーニングの意図を選手が理解することも非常に重要になります。

引用・索引 エネルギー代謝を活かしたスポーツトレーニング 八田秀雄 80-81

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