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糖質がエネルギーになるまで(反応が進むには、ピルビン酸が乳酸になるか、酸化されるかが必要)

2015.02.10 | Category: トレーナー

糖質がエネルギーになるまで

ATP

グリコーゲンとグルコースにリン酸が1個つく

筋肉や肝臓に貯められたグリコーゲンが代謝されるには、まず一つ一つの単糖にばらばらになり、そしてリン酸が1個つきます。

 

グルコースも同じようにリン酸がついて、その後グリコーゲンと一緒の代謝経路に合流します。

 

エネルギーを生み出す過程では、リン酸がつくとき、離れるときに、エネルギーが貯まり、引き出されます。

 

リン酸が離れて、ピルビン酸ができる

ピルビン酸ができる

糖にリン酸が1つついた後に代謝過程は、まず、さらに1つリン酸がついてリン酸が2個になります。

 

そして、グルコースはもともと炭素が6個ですが、それが3個づつの2つに分かれます。

 

そして続く代謝過程の中で、そのリン酸が外れて、ピルビン酸ができます。

 

また、この間にリン酸が外れてATPが1個づつ合計2個できます。

 

解糖系

つまり、グリコーゲンやグルコースからピルビン酸ができるまでに、ATPが2つできます。

 

ただし、この反応が進むには、ピルビン酸が乳酸になるか、酸化されるかが必要になります。

 

糖からピルビン酸ができるこの反応系は、解糖系と呼ばれ、細胞の細胞質という部分で行われます。

 

アセチルCoAがTCA回路の入り口

そして、ピルビン酸は続いて、アセチルCoAという物質になり、サイクル状のTCA回路の反応系に入り、電子伝達系を経て完全に二酸化炭素と水になり、そのときに多くのATPができます。

 

ATPの数

ピルビン酸以降の反応は、ミトコンドリアで行われます。

 

ピルビン酸が完全に酸化されると、18個のATPができます。

 

1個のグルコースからピルビン酸は2個できますので、18×2で36個のATPができます。

 

そこで、1個のグルコースからトータルでは、2+36=38ATPができることになります。

 

ピルビン酸のもう1つの反応経路~乳酸

ピルビン酸乳酸

ピルビン酸の反応経路にはもう1つあり、それは、ピルビン酸から乳酸ができる経路になります。

 

ピルビン酸から乳酸ができる反応には、酸素が必要ありません。

 

一方、同じピルビン酸がミトコンドリアで完全に分解される反応は酸素が必要になります。

 

しかし、乳酸ができるのは、酸素がないというだけではありません。

 

筋肉内の酸性化は疲労にどれだけ影響するか?(筋肉内のph{乳酸、水素分子}と筋張力低下の関係)

引用・索引 エネルギー代謝を活かしたスポーツトレーニング 八田秀雄 113


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