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運動中の糖質摂取(グルコース摂取によるパフォーマンス増強効果は、正常血糖を維持しグリコーゲンが枯渇した筋にエネルギー基質を供給する)

2015.02.20 | Category: トレーナー

運動中の糖質摂取

運動中のグリコーゲン摂取

エクササイズ中の糖質摂取

エクササイズ中の糖質摂取は、活動中の筋線維が利用できる糖質を増大させ、持久力パフォーマンスやサッカー、フットボールなどの間欠的高強度運動のパフォーマンスにプラスの影響を与えると考えられています。

 

摂取する糖質の種類

糖質の種類は考慮すべき重要な点でグルコース、マルトース(麦芽糖)、スクロース、アミロペクチン、マルトデキストリンなどは、フルクトース、アミロース、ガラクトースなどよりも酸化速度が速くなります。

 

糖質摂取とグリコーゲン分解速度の関係

トレッドミルランニングに関する研究では、糖質摂取が実際に、特にタイプⅠ線維におけるグリコーゲンの分解速度を遅くする可能性があることを示唆しており、持久力運動中の糖質の摂取が疲労するまでのパフォーマンス時間を延長できると報告しています。

 

McConellらの研究では、鍛錬者の自転車競技選手に、70%VO2peakで行うタイムトライアルの前とトライアル中15分おきに8%の糖質溶液を提供したところ、疲労困憊に至る時間がプラセボ群よりも平均で約30%(47分)増加したことを報告しています。

 

他の研究も同様に、長時間の運動または間欠的な運動の間、断続的に糖質を摂取することにより、それに続いて行うタイムトライアルでのパフォーマンス測定値が上昇するとの結果を得ています。

 

糖質とパフォーマンスの関係

運動中の糖質摂取によるパフォーマンス増強効果は、正常血糖を維持し、貯蔵グリコーゲンが枯渇した際に筋にエネルギー基質を供給することから生じます。

 

しかし、糖質の取り込みと酸化は、運動後半では、最大1.0~1.2g/分であり、運動中にさらに多量のグルコースを摂取しても、グルコースの酸化速度は一定レベル以上に高くはなりません。

 

しかし、糖質を何種類か混合した場合には酸化速度が速まることを報告した研究も若干ではありますが存在します。

 

Wallisらの報告によると、マルトデキストリンとフルクトースを合わせて摂取することにより、最大パワーの55%(64.2±3.5%VO2peak)で150分自転車を漕ぐ間中、1.5g/分の酸化速度が維持されました。

 

また、Jentjensらの研究では、63±2%VO2peakで自転車に乗っている間に2.4g/分ずつグルコースとスクロースの混合物を摂取すると、糖質の酸化が21%高まり、毎分1.2gの糖質が酸化されたことを報告しました。

引用・索引 NSCA JAPAN Volume19 Number10 page40


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