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テストステロンと筋肥大(ニューロンの受容器にも働きかけ、放出される神経伝達物質の量を増加させ、タンパク合成率を高め、タンパク質分解を抑制する)

2015.03.09 | Category: サプリメント

テストステロン

テストステロン

テストステロンと筋タンパク同化作用

テストステロンはコレステロールによって作られるホルモンで、筋組織にきわめて大きな同化(筋肥大)作用をもたらします。

 

またテストステロンは、筋に対する効果に加え、ニューロンの受容器にも働きかけて、放出される神経伝達物質の量を増加させ、神経を再生し、細胞の大きさを増大させます。

 

筋肥大とエクササイズの選択(多関節運動は単関節運動に比べ、テストステロンとGH濃度を高める)

テストステロンとは

テストステロンは卵巣と副腎からも少量分泌されますが、大半は、視床下部-脳下垂体-生殖腺系を経由して精巣のライディッヒ細胞によって合成、分泌されます。

 

血液中では、大部分のテストステロンはアルブミン(38%)またはステロイドホルモン結合性グロブリン(60%)に結合していますが、残りの2%は遊離した状態で循環しています。

 

遊離テストロンのみが生物学的活性を有し、組織による利用が可能ですが、結合の弱いテストステロンは、アルブミンから素早く切り離されて活性化されます。

 

非結合性テストステロンが細胞の細胞質に位置している標的組織の男性ホルモン受容体に結びつきます。

 

これは立体配座に変化をもたらし、それが細胞核にテストステロンを輸送し、そこで直接染色体DNAに作用します。

 

テストステロンの筋に対する効果

テストステロンの筋に対する効果は運動を行わない場合でもみられますが、機械的負荷によりテストステロンの活動は増大し、タンパク合成率を高め、タンパク質分解を抑制することにより、同化が促進されます。

 

またテストステロンは、GHなどのタンパク同化ホルモンの遊離を促進することによって、タンパク質の付着にも間接的に寄与します。

 

さらにテストステロンは、衛星細胞の複製と活性化を促進することも知られており、筋衛星細胞の数を増加させます。

 

一方、テストステロンの抑制は、レジスタンストレーニングに対する反応を大きく損なうことが知られています。

 

レジスタンストレーニングと男性ホルモン

レジスタンストレーニングはテストステロン分泌に相当大きな急性効果を与えます。

 

Ahtiainenらは、トレーニングによって起こるテストステロン濃度の上昇と筋の横断面積に、有意な相関関係があることを明らかにしています。

 

これは、運動によるテストステロンの一時的な増加が筋肥大に重要な役割を果たす可能性があることを示唆しています。

 

しかし、急性応答は女性や高齢者ではわずかであるため、これらの集団では筋肥大の可能性は低下します。

 

レジスタンストレーニングが全身のテストステロン濃度に及ぼす長期的効果は、現在のところ不明ですが、厳格に管理されたレジスタンストレーニングの結果、テストステロン濃度が持続的に高まることを示した研究もありますが、他の研究では濃度の変化はほとんどあるいは全く認められないというデータもあり、この点に関する理解を促進するためには、さらに研究が必要になります。

 

ジャーマンボリュームトレーニング(GVT)ワークアウト(アスリートが除脂肪体重と筋量を増やす上で効果的なトレーニング法)

引用・索引 NSCA JAPAN Volume19 Number10 page62


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