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アスリートの水分補給(糖質4に対してタンパク質1の割合を加えて摂取することで、水分補給と再補給、筋タンパク質の合成、グリコーゲンの再蓄積を促し、筋損傷マーカーを抑制する)

2015.05.23 | Category: トレーナー

アスリートの水分補給に必要なものは

水分補給

アスリートの水分補給(糖質とタンパク質の添加)

アスリートの水分補給の場合、水分の補給と再補給には通常、6~8%のブドウ糖-電解質溶液が用いられます。

 

最近の研究では、この種のスポーツ飲料にごく少量のタンパク質を加えると、水分の補給と再補給(また補給した水分の保持)の効果が高まるだけではなく、筋タンパク質の合成(これは糖質飲料のみでは起こらない)とグリコーゲンの再蓄積を促し、筋損傷マーカーを抑制することが明らかになってきています。

 

水とその他水分補給手段との違い(ただの水だと利尿が促されるためにナトリウム摂取は血漿浸透圧と口渇感を維持することで水分の再補給プロセスを促す)

水分補給状態を回復させるには

2001年の研究では、持久力トレーニング経験のある男性10名を対象に、カロリーの等しい糖質飲料(CHO、152.7g)および糖質-タンパク質飲料(CHO-PRO、CHO=112g、PRO=40.7g)をグリコーゲンが低下させる食事と運動の後に摂取した場合、それぞれの飲料はカウンターバランスをとった二重盲検法をとり、グリコーゲンを低下させる食事とランニングの実施後、60分間の間隔をおいて2度実施されました。

 

CHO-PROを投与された試験では、CHOのみの試験に比べて、回復期90分における血中インスリン濃度が高くなりました(前者は60.84mU/ml、後者は30.1mU/ml)(p<0.05)。

 

さらには、ランニングで疲労困憊にいたるまでの時間も、CHO-PRO試験(540.7±91.56秒)のほうがCHOのみの試験(446.1±97.09秒)に比べて長くなりました(p<0.05)。

 

水分補給状態の実用的測定法(体水分の代謝回転は、体液と電解質の移動によって水分が失われることで起こるほか、肺や皮膚、腎臓からの水分喪失によっても生じる)

 

水分補給と脱水(長時間運動を行っているアスリートでは、1日に5lの体液、4,600~5,750mgのナトリウム、少量のカリウムを喪失する)

 

水分補給と糖質タンパク質

結論として、グリコーゲンを消耗させる運動を行った後のCHO-PRO飲料摂取は、CHOのみの飲料摂取に比べ、筋グリコーゲン再合成率の上昇、回復プロセスの迅速化、および同日中に行う2度目の運動における運動持久力向上に効果があると考えられます。

 

その後の研究では、糖質4に対してタンパク質1の割合で加えて摂取すると、標準的な糖質飲料に比べて15%、ただの水に比べて40%、運動後の水分補給状態を向上させ、熱中症の予防も示唆されています。

 

水分補給(アスリートは、ホルモン分泌、アルドステロン系の刺激、交感神経、腎溶質と水分排出量の影響を理解することが重要)

 

水分補給とバゾプレッシン(水泳時には、水圧による昇圧反射がバゾプレッシン分泌を抑制する)

 

運動後の栄養(糖質-タンパク質)摂取で異化状態から同化状態へ(筋グリコーゲン補充速度、筋タンパク質合成活性化速度を上昇させる)

引用・索引 NSCA JAPAN Volume20 Number3 page50-51


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