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アミノ酸は「窒素」と「炭素」が主体(アミノ酸は炭素がある限りエネルギー源になり、肝臓はアミノ酸からグルコースを作ることができる)

2015.03.17 | Category: サプリメント,ブログ

タンパク質の利用

タンパク質とトレーニング

アミノ酸は飢餓時のエネルギー源となる

タンパク質は、アミノ酸がたくさんつながりできたものになります。

 

アミノ酸は「窒素」と「炭素」が主体でできています。

 

基本的にはタンパク質はエネルギーを生み出すためのものよりは、筋肉などの身体の構造を作るものになります。

 

しかし、アミノ酸は炭素がある限りエネルギー源になり、肝臓はアミノ酸からグルコースを作ることができます。

 

特に飢餓時のには、筋などでアミノ酸が直接のエネルギー源となったり、肝臓で筋が分解したアミノ酸からグルコースが合成されたりします。

 

すなわちアミノ酸は、糖が無くなった際に、代替のエネルギー源になります。

 

トレーニングと一酸化窒素:NOの生理学(血小板粘着や白血球付着を低減し、平滑筋の細胞増殖を抑え、神経伝達と筋萎縮/肥大を調節し、衛星細胞の増殖を刺激し、血流と免疫防御を向上させる)

どんな時にアミノ酸は利用されるか?

長時間運動時、特にマラソンやウルトラマラソン、また長期間の山岳や砂漠などを歩行するような状況は、体内の糖が不足するという点において、飢餓状態と同様といえ、このような状態ではアミノ酸のエネルギー源としての重要度が増します。

 

このようにアミノ酸のエネルギー源として重要度は、条件によって変わっていきます。

 

運動中のエネルギー供給の割合を見ると、アミノ酸からのエネルギー供給は総エネルギーの約5%程度となります。

 

総エネルギーの5%程度ですが、マラソンの最後や、ウルトラマラソンのような糖が無くなってくる状況ではアミノ酸の重要度も増すということになります。

 

アミノ酸(分岐鎖アミノ酸(BCAA:Branched Chain Amino Acids)EAAの中でもタンパク質の代謝や神経機能および血糖とインスリンの調節の役割を果たす)

 

グルコース-アラニン経路

アミノ酸が運動時の代謝に関係している「グルコース-アラニン回路」と呼ばれる回路があります。

 

筋肉にあるアミノ酸には多くの種類がありますが、その中でもアラニンは多く、つまり、筋肉ではアミノ酸をアラニンの形で放出することが多くなります。

 

筋肉から放出されたアラニンは肝臓でグルコースに戻ります。

 

グルコースは続いて肝臓から放出され、血液に出て筋肉に取り込まれれば、グリコーゲンになることができます。

 

このことをグリコーゲン-アラニン回路といいます。

 

有酸素性運動のための分岐鎖アミノ酸(持久系エクササイズ中にBCAAを補給すると、トリプトファンの吸収が相対的に減り、セロトニン中枢性疲労が軽減する)

 

アミノ酸は調整役なのか?

近年、アミノ酸のエネルギー代謝に関する役割として考えられているものに、ミトコンドリアの調整役があります。

 

ミトコンドリアではTCA回路で酸素を使ってATPを作るのですが、アミノ酸はこのTCA回路の働きを少し高める可能性があると考えられています。

 

またアミノ酸の中でも、特にアルギニンは血管を拡げる働きがあり運動中の筋などの血液循環を高め、ミトコンドリアの働きもよくなるとされています。

 

アミノ酸はこれまで、エネルギー源というよりは、身体の構成成分であり筋肉を作るものと考えられていましたが、エネルギー代謝にもある程度関わり、調整にも関与することがわかってきました。

 

アルギニン(2型糖尿病患者において、血圧と血糖値を低下、インスリン感受性を高め、低糖質食中のタンパク質の異化作用を抑制する)

引用・索引 エネルギー代謝を活かしたスポーツトレーニング 八田秀雄 pages133-136


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