MENU TEL

ホーム > Blog > サプリメント > β-メチルブチレート(HMB)とは(ロイシンの代謝産物であり、潜在的な抗異化作用、筋組織の保存および萎縮抑制効果)

ブログ記事

β-メチルブチレート(HMB)とは(ロイシンの代謝産物であり、潜在的な抗異化作用、筋組織の保存および萎縮抑制効果)

2015.03.26 | Category: サプリメント

β-ヒドロキシ β-メチルブチレート(HMB)

松坂大輔タイヤトレーニング

β-ヒドロキシ β-メチルブチレート(HMB)の基本情報

HMBは分岐鎖アミノ酸であるロイシンの代謝産物であり、潜在的な抗異化作用、筋組織の保存および萎縮抑制効果などしばしば関連付けられます。

 

HMBの抗異化作用のメカニズムは、ユビキチン-プロテアソーム経路の発現増加を抑制することであると考えられています。

 

高強度トレーニングでみられる骨格筋の損傷を予防すれば、除脂肪体重の保持が可能となり、理論的には獲得した筋力を維持しながら、トレーニング強度をさらに高められる可能性があります。

Nissenらの研究

Nissenらは、HMBの抗異化作用の可能性に的を絞ったオリジナル研究を行いました。

 

この研究調査では、トレーニング経験のない被験者に1日当たり0g、1.5g、3g(体重1kg当たり0.02g~0.04gに相当する量)のHMBと2種類の濃度のプロテイン(117gまたは175g/日)を摂取させ、レジスタンストレーニングを週3回、3週間実施しました。

 

※タンパク質の分解は、尿中の3-メチルヒスチジン(3-MH)を測定することにより算定します。

 

レジスタンストレーニングとHMB摂取プロトコルの第1週が経過した後、コントロール群の尿中の3-MHは94%増加しましたが、これに対し、HMBを1.5gまたは3g/摂取した群は、それぞれ85%と50%の3-MHが増加しました。

 

調査の第2週には、コントロール群の3-MH濃度は27%上昇しましたが、1.5gと3g/日のHMB群では、初期値よりそれぞれ4%と15%低くなりました。

 

ただ、興味深いことに、レジスタンストレーニングの第3週終了時の3-MHの測定値には、群間の有意差は認められませんでした。

 

β-ヒドロキシン β-メチルブチレートの摂取プロトコル

運動パフォーマンス、潜在的な抗異化作用、および除脂肪体重の変化を調査した臨床試験では、HMBの摂取量は一貫しています。

 

HMBと運動/身体組成の結果に関連のある、公表された研究文献のほぼすべてにおいて、1日当たり3g(多くの場合、数回に分けて摂取)になります。

 

β-ヒドロキシン β-メチルブチレートと除脂肪体重

HMBの抗異化作用が除脂肪体重に利益をもたらすことは可能であるかという研究も発表されています。

 

Nissenらはトレーニング経験のない男性被験者が1週間に6回、7週間のレジスタンストレーニングと併せて、HMBまたはプラセボを3g(0.04/kg/日)摂取しました。

 

この研究において、調査期間中の複数回の測定結果では、HMBサプリメントを摂取した群の除脂肪体重が増加しました。

 

また、同様のトレーニングプログラムと3g/日の用量の摂取により除脂肪体重が増加したことが証明されました。

 

さらに、レジスタンストレーニング経験のある上級鍛錬者を被験者としたHMB研究においては、一貫して筋力と身体組成に関する好ましい変化は観察されないとの報告がなされています。

 

これらの結果を統合すると、HMBはすでにレジスタンストレーニングを行っているアスリートに対してではなく、ストレングストレーニングを始める人に(除脂肪体重の増加)役立つ可能性があると思われます。

引用・索引 NSCA JAPAN Volume20 Number3 pages59-60



バルクスポーツ HMBタブレット

ページトップ