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小児期におけるスピードのトレーナビリティ(5~14歳の子供にプライオメトリックトレーニングはジャンプとランニングの数値に多大な影響を及ぼす)

2015.03.31 | Category: トレーナー

絶好の機会説

SAQトレーニング

小児期にはトレーニングへの反応が最大化する

絶好の機会説によると小児期にはトレーニングの反応が最大化する時期があり、その機会を十分に利用できないと将来の到達度が制限される可能性があります。

 

高くジャンプするための生理学(伸張性収縮)と物理学(Ek=1/2MV2)

小児・青少年期にスピードを向上させるうるもの

小児・青少年期にスピードを発達させるためのトレーニング方法が様々な研究によって示されてきました。

 

それらの研究によると、思春期直前期にスピードを発達させうるものはFMS、運動調節力、スタビライゼーション、そして固有受容性トレーニングになります。

 

また、プライオメトリックトレーニングが、思春期直前期、思春期、そして成熟したアスリートにおいてスピードの向上に効果があったと報告されています。

 

さらに、ストレングストレーニングも、思春期直前期、思春期、そして思春期直後期のアスリートにおいて、スピードに転移されると示されています。

 

小児・青少年期のトレーナビリティの知見

Johnsonらの研究

Johnsonらは5~14歳の子供にプライオメトリックトレーニングを実施した諸研究のレビューを行い、このタイプのトレーニングはジャンプとランニングの数値に多大な影響を及ぼすと結論付けました。

 

Behringerらの研究

Behringerらは、ストレングストレーニングのスピード向上への転移を検討した結果、エフェクトサイズが小さいことを報告しましたが、それにも関わらず、レジスタンストレーニングは小児・青少年期におけるスピードパフォーマンスの向上にとって有効な方法であると結論付けています。

 

これは、思春期という成熟のきっかけが起こるまでは、ストレングストレーニングを制限するほうが良いとする説と対立します。

 

Rumpfらの研究

Rumpfらは、小児期におけるスピードのトレーナビリティに関する情報を求めて研究文献を検討しメタ分析を行い、成熟度(PHV前、PHV頃、PHV後)とトレーニング様式(スプリントトレーニング、ストレングストレーニング、プライオメトリックトレーニング、コンバインドトレーニング)に従って結果を分類しました。

 

全研究における子供のスプリントパフォーマンスの向上率を平均すると、スプリントトレーニング後は3.5%、プライオメトリックトレーニングとコンバインドトレーニング後は2.7%ストレングストレーニング単独後は1.1%でした。

 

小児期ではスプリント関連のばらつきが小さいことを考えると、これらの結果は、子供がトレーニングによって意味のあるスプリントパフォーマンス成果を引き出しうることを裏付けています。

 

プライオメトリックトレーニングの重要性(ストレッチ・ショートニング・サイクルは神経、筋の機能改善に伴う爆発的パワーの向上により、多くの種目の競技パフォーマンスに影響を与える)

 

思春期前のトレーニングの重点(脳と神経筋系の成熟速度が最大に達している思春期の子供に基本的運動スキル、基本的スポーツスキルを習得させる事は非常に重要である)

引用・索引 NSCA JAPAN Volume21 Number5 page68


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