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マグネシウムのエネルギー生成の調節(ATP-Mg複合体を形成し、酵素上の活性部位に基質を固定、反応を触媒し、代謝経路の速度を高めることによりエネルギー生成に寄与している)

2015.07.22 | Category: トレーニング

Mg2+のエネルギー生成の調節

エネルギー生成とトレーニング

エネルギー生成におけるマグネシウム

エネルギー生成にも、マグネシウム(Mg2+)の存在が影響を及ぼしています。

 

具体的には、Mg2+は代謝経路における主要酵素の活性化を促進し、ATP生成の補因子として機能し、赤血球の細胞膜構造を安定化させることでO2輸送を調節し、さらに、反応順序におけるエネルギー調節因子として機能しています。

 

マグネシウムが筋機能に及ぼす影響(筋小胞体Ca2+輸送、解糖系代謝経路調節、酵素の運搬と取り込み、ATP生成、酵素反応の活性化及び補因子、筋収縮の調節および神経インパルスの制御、免疫機構の安定化、細胞の分裂と老化)

マグネシウムの酸化還元とリン酸化反応

マグネシウムは、多くの酸化還元反応およびリン酸化反応において必要とされています。

 

反応の例として、クレアチンホスホキナーゼによるクレアチンリン酸の形成を通じてATP再合成、ピルビン酸デヒドロゲナーゼによるピルビン酸の酸化を通じてピルビン酸からアセチルCoAへの変換促進、およびヘキソキナーゼを主要構成要素とするグルコース代謝などがあります。

 

マグネシウムは、ATP-Mg複合体を形成して酵素上の活性部位に基質を固定し、反応を触媒して代謝経路の速度を高めることによって、エネルギー生成に寄与しています。

 

最新の生体エネルギー学(高強度運動中のATP産生クレアチンリン酸(PCr)が継続的に最大18分間にわたって利用されている)

 

アデニンヌクレオチドの分解とマグネシウム

Mg2+はATP生成およびクレアチンキナーゼ反応を調節する役割を通じて、アデニンヌクレオチドの分解に有益な影響を及ぼして(分解を抑制)いると考えられています。

 

アデニンヌクレオチドの分解は、筋疲労の主要な寄与要素の一つとみられています。

 

最近のモデリング研究によって、Mg2+の増加に伴うph値の低下は、ホスホクレアチンの枯渇に関連したアデノシン二リン酸(ADP)の増加を妨げることが明らかになりました。

 

また、高強度運動中のMg2+の移動について調べられた複数の研究では、高強度運動中は無酸素の解糖系経路における需要が高まるため、水区画への流入、代謝の向上、発汗を通じてMg2+の移動と喪失が増大することが証明されています。

 

エネルギー供給系の順番(必ずしもATP-CP系が7秒、解糖系が33秒続き、合計40秒程度の間は、無酸素的にエネルギーが供給されるのか?)

引用・索引 Strength & Conditioning Journal  Volume20 Number1 page56


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