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トレーニング後に適切な栄養摂取を行うことでミオグロビンとクレアチンホスホキナーゼ(CPK)の血中への出現が減少する

2015.07.23 | Category: トレーニング

レジスタンスエクササイズと筋損傷

糖質-タンパク質摂取と筋損傷

筋損傷と栄養摂取

レジスタンスエクササイズに伴う筋損傷は、筋活動の伸張性局面で筋線維に機械的ストレスが加わることで生じるほか、カタボリックホルモン(異化)環境において、運動後の筋タンパク質分解が増大することも原因になります。

 

運動後に栄養を摂取しないと、このカタボリック環境が優位となり、筋損傷が何時間も優位になることになり、さらに、損傷した筋では筋グリコーゲンの再合成が十分に行われず、グリコーゲンの回復を数日間にわたって制限することになります。

 

タンパク質合成:栄養と摂取(運動後に摂取する糖質に十分なタンパク質(特に必須アミノ酸)を摂取する必要があり、さらに糖質-タンパク質の組み合わせは、血漿インスリン濃度を高め、筋タンパク質の分解を抑制する)

Batyらの研究

Batyらの研究によると、糖質-タンパク質のサプリメントをレジスタンスエクササイズの実施前、実施中、および実施直後に摂取した場合、運動中および運動後にみられるミオグロビンクレアチンホスホキナーゼ(CPK)の血中への出現が減少しました。

 

これらのタンパク質は骨格筋に存在し、筋損傷が起こると血液中に漏れ出します

 

上記の研究は、糖質-タンパク質の摂取が運動中および運動後数時間に生じる筋損傷を抑制する可能性を示唆しています。

 

運動後の栄養(糖質-タンパク質)摂取で異化状態から同化状態へ(筋グリコーゲン補充速度、筋タンパク質合成活性化速度を上昇させる)

 

Valentineらの研究

Valentineらは持久系エクササイズモデルを用いて、糖質-タンパク質を摂取した場合、糖質のみ、またはプラセボ群に比べて、筋損傷が少ないことを明らかにしています。

 

トレーニングを積んだ自転車競技選手を対象に、高強度の自転車運動を疲労困憊まで行い、運動中に、糖質および糖質-タンパク質の各サプリメントを摂取し、その後24時間の回復期間を経て、今度はレジスタンスエクササイズを行いました。

 

その結果、糖質-タンパク質を摂取した場合には、糖質のみ、またプラセボを摂取した場合と比べて、自転車運動における疲労困憊までの時間が長かったばかりではなく、24時間後に行ったレッグエクステンションの疲労困憊までのレップ数も有意に多くなりました。

 

さらに、糖質-タンパク質を摂取した群では、自転車運動後の筋損傷マーカーにも有意な低値が認められました。

 

糖質-タンパク質が筋タンパク質の分解を抑制し、さらに運動後のカタボリックなホルモン環境を緩和するインスリンの働きが大きな要因になっているとされています。

 

高強度トレーニングと免疫系(糖質には、高強度の持久系エクササイズに応答して起こる免疫細胞とサイトカインの乱れを制御する働きがある)

 

引用・索引 Strength & Conditioning Journal Volumes30 Number1 pages30-36


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