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野球治療における投球障害リハビリテーション・患部トレーニングの流れ(野球肩、野球肘)

2013.05.14 | Category: 投球障害治療

野球肘、野球肩における患部トレーニング

関節可動域改善訓練

まずは、関節の可動域を健全な状態に戻すように自動運動や自動介助運動、またはトレーナーなどによる抵抗運動を用いて、ストレッチングを行います。

セルフストレッチ

肩の内転(水平内転・屈曲)
肩の外転(外転・屈曲)
水平外転・伸展

パートナーストレッチ

静的(スタティックストレッチング)
抵抗をかけて行うもの(肩甲骨を固定して行う)

筋力強化訓練

筋の発揮する力(筋出力)を向上させ、関節の動的安定性を増加させるのが目的になります。

 

肩甲骨周辺の小さな筋群がうまく収縮しないために肩甲骨の小さな筋肉がうまく収縮しないために、肩甲骨と上腕骨の関節の噛み合わせが悪く運動がスムーズにできなくなった場合は、小さい筋肉の再教育から始めなければなりません。

 

肩甲胸郭関節(肩甲骨と胸郭の間でなされる関節:肩甲挙筋、菱形筋、前鋸筋、小胸筋、僧帽筋が関与)と肩甲上腕関節(肩甲骨と上腕骨でなす関節:棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋、三角筋まどが関与)を構成する筋を把握し、これらの筋に障害があればしっかりと診断してもらい、その人に合った適切なトレーニングを行い、まずは、肩甲骨の動きをしっかりと行わせるようにします。

 

この筋肉の再教育時には、体操やゴムバンド、ライトダンベルなど弱い抵抗を用い、筋肉の収縮や動きを再教育します。

 

その次には、軽い重さのダンベルを利用し、片腕づつ重りをもってトレーニングを行い、負荷は徐々に上げていき、個人の基礎体力の違いにより、重さの設定が違うことを理解して行いましょう。

肩甲骨の動きのトレーニング

①無負荷で肩甲骨の動きの確認体操を行う。

1.肩甲骨の外転、内転運動各種

・床に手をついて
・壁に手をついて
・上肢の外転位置3ポジション

a)30度外転

b)90度外転

c)120度外転

2.肩甲骨の挙上:肩甲挙筋、僧帽筋
3.肩甲骨と上肢の複合動作

②肩甲骨に対しての負荷トレーニング

1.肩甲骨の内転:菱形筋

リアサイドレイズ
1~3kg 10~20回×2~3セット

2.肩甲骨の外転:前鋸筋

突き出しの動作
1~3kg 10~20回×2~3セット
疼痛の無い範囲で痛みが出たら3日~1週間様子を見ながら(負荷を一段階落としながら)再開しましょう。

腱板筋トレーニング(インナーマッスル)

1.外転(棘上筋を意識して)軽いダンベルまたはセラバンドを使用

サイドレイズ:棘上筋、三角筋
1~3kg 10~15回×2~3セット

2.内旋(インワードローテーション:肩甲下筋)軽いダンベルまたはセラバンドを使用

1~3kg 10~15回×2~3セット

3.外旋(アウトワードローテーション:棘下筋、小円筋)軽いダンベルまたはセラバンドを使用

1~3kg 10~15回×2~3セット

肘・手首のトレーニング

投げる動作では、肩の内旋と肘、手首の回内など、複合的な動きが関係します。

 

したがって、トレーニングにも肘、手首の種目を加えなければなりません。

 

無負荷での動きの確認

肘の回内をしながら屈曲し、最終屈曲位まできたら回外しながら伸展を行います。

1)回内、回外(プロネーション、スピネーション)
2)リストカール
リバースリストカール
3)尺屈、橈屈

 

引用・参考文献 アスレティックトレーナー教本


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