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野球治療(野球肩、野球肘)リハビリテーション・スローイングまでの流れ

2013.05.16 | Category: 投球障害治療

野球治療リハビリテーションプログラムの実際

第1段階

炎症症状が消失してから肩、肘などの筋機能を再教育、強化してきます。

 

順番として徒手抵抗、ゴムチューブ、ダンベル、ウェイトマシーンなどを利用し、マイナーマッスルから、メジャーマッスルへと取り込み、フォームの教育をもう一度やり直します。
テイクバック時の腕の軌道を確認し、その選手の肩甲上腕リズムにあったトップでの上腕骨の外転位置(肘の位置)、肘関節屈曲位の適正化などを徒手抵抗をかけながらチェックします(コックアップ時の状態のチェック)。
痛みが消失してきたら、事前に徒手療法を行いフォームのチェックを行います。
※この時の注意点は、腕を振り上げる時に余計な力が入ってしまわないように選手に意識を持たせ、遠心力の反動で腕を回させるようにします。
テイクバックからトップの位置になるときの形を選手にあまり意識させすぎると、、この反動があまり使えなくなります。
近い距離での座り投げで、ボールを持って投げさせます(5~10ⅿの近い距離で軽く腕を振ってみる程度)。

第2段階

フォームをチェックしながら、距離と投げるボールの強さを徐々に増やし、初めは1mくらいに穴開きのネットを置き、至近距離でボールを指先に引っかけて投げてみましょう。
球数は20球程度から始め、30、50球と増やしていきます。

 

第3段階

5,10,15,20,30,50mとその日の具合を見ながら、ステップアップし、1日おきに慎重に進めていきます。
この段階のときは、「また再発するのではないか」や「この痛みはずっととれないのではないか」などの不安感が非常に高い時期なので、最新の注意を払いましょう。
球数は30球、50球、90球と増やしていきます(毎日の状態を的確に把握する。球数、距離などは、随時変更しなければならない場合もある)。

 

第4段階

強く遠くに投げなれるようになったら、1週間に一度程の頻度で約60~80mの遠投を行ってみます。
その時に腕が思いきり振れる状態になければ、遠投はしないほうが良く、この場合は、第3段階を今一度行います。

 

第5段階

ブルペンで投球練習を行います。
キャッチャーが立った状態から始め、状態を見てキャッチャーを座ってもらい、球数は、細心の注意を払い、30,60,90球と進めていく(投手によっては最初から座った状態で投げ始める投手もいる)。

 

第6段階

ブルペンで変化球を混ぜ投球練習を開始します。

 

第7段階

フリーバッティングやシートバッティングで打者に対し投げます。

 

第8段階

ゲームに登板。

 

疼痛の無い範囲で痛みが出たら3日から1週間様子をみながら、1段階落としながら再開しましょう。

引用・参考文献 アスレティックトレーナー教本

 


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