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ω(オメガ)-3脂肪酸摂取のメリット(オメガ3脂肪酸の摂取が炎症マーカーを低下させ、運動中の血流を最大36%増大させる)

2015.06.28 | Category: サプリメント

ω-3脂肪酸

ω3脂肪酸

ω-3脂肪酸

ω-3脂肪酸は、α-リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)などがこれに属し、最も人気の高い機能性成分の一つになります。

 

ω-3脂肪酸は多くの健康効果に関連づけられているほか、血中ω-3脂肪酸濃度の上昇は、炎症性マーカー(インターロイキン[IL]-6、IL-1ra[IL-1受容体アンタゴニスト]、腫瘍壊死因子[TNF]-αおよびC反応性タンパク[CRP])の数値を下げ、反対に抗炎症マーカー(可溶性IL-6r[IL-6受容体]、IL-10およびTGF-β)の数値を高めると考えられています。

 

DHAとEPAはそれ以上分解することができないため、特に推奨されるω-3脂肪酸であるのに対して、ALAは、EPAやDHAに転換されることはほとんどなく、転換率は前者が8~21%、後者が4~7%になります。

 

脂肪の特徴(脂肪酸はミトコンドリア内でβ酸化されアセチルCoAになり、糖と同じように完全に酸化される)

 

有酸素性エネルギー産生(酸素で消化吸収された栄養素(糖質、脂質、タンパク質)を水と炭酸ガスまで分解しATPを再合成を行い、エネルギーを生み出す仕組み)

ω-3脂肪酸と炎症

ω-3脂肪酸の摂取と運動に伴う炎症の調節についての臨床および疫学研究においては、ω-3脂肪酸の摂取が炎症マーカーを低下させ、運動中の血流を最大36%増大させ、関節リウマチ(朝のこわばり、関節の圧痛または腫脹、および関節痛)の症状を軽減させる可能性が示唆されています。

 

カフェイン摂取により筋肉痛・炎症を抑制し回復を促す(筋肉の最大収縮における疼痛を有意に軽減、炎症時に分泌されるアデノシンをカフェインがブロックすることで疼痛が軽減される)

 

ある研究では、22名の被験者に、魚油(ω-3脂肪酸を1.8g含有)またはイソフラボン(大豆アイソレート120mg)を運動前の30日間およびテストの実施期間中に与えました。

 

脂質過酸化を最小限に抑えるため、100IUのビタミンEも同時に与えられ、その上で、等速性、伸張性の肘関節運動を最大努力で50回行わせ、遅発性筋肉痛(DOMS)を誘発させました。

 

そして運動の48、78時間および168時間後に、筋力パラメータ、疼痛、腕囲および弛緩時の肘角度を測定、また、筋損傷の指標であるコルチゾール、CK、IL-6、TNF-α、マロンジアルデヒドおよび血清鉄についても測定されました。

 

その結果、運動の48時間後に、弛緩時の肘角度および筋力に有意な減少がみられました。

 

スポーツ選手では糖質と脂肪の利用度を考える事が重要(糖質が無くなることが「疲労感」につながる)

 

また、別の研究では、健康な非鍛錬者の男性40名(18~35歳)に14日間、ミックストコフェロールを300mg、フラボノイドを800mgおよびDHAを300mg含有する製品(n=20)またはプラセボ(n=20)を摂取させ、7日目に、伸張性局面のみのアームカール・エクササイズを行わせ、運動誘発性の細胞損傷マーカー(CKおよびLDH)と、炎症性メディエーターのCRPおよびIL-6について、それぞれ基準値と、7日目(伸張性運動によって誘発された損傷)、10日目、および14日目の数値を測定しました。

 

その結果、両群とも運動後の3日間にわたって、疼痛、CKおよびLDHの有意な増大、ならびに可動域の減少が観察され、CRPおよびIL-6の値には群間で有意差がみられ、この男性非鍛錬者において、製品の摂取が炎症マーカーの低下に効果を発揮したことを示しました。

 

魚油の摂取は複数の健康効果をもたらすとされていますが、それに加えて、損傷を引き起こすような激しい運動に伴う圧痛や炎症の抑制にも、魚油の摂取が効果を発揮する可能性を示す結果を示しています。

 

糖と脂肪の特徴から運動時の利用のされ方を考える(運動強度が高いほど糖質の利用が高まる)

引用・索引 Strength & Conditioning Journal Volume32 Number1 pages79-86


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