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栄養ドリンクの安全性(β作用体化合物を含む栄養ドリンクにおいて運動熱耐性を低下させたり、体温調節を損なう可能性がある)

2015.08.15 | Category: サプリメント

栄養ドリンクの安全性

栄養ドリンクの安全性

カフェインと栄養ドリンク

栄養ドリンクに含まれるカフェインには弱い興奮作用があり、一般にコーヒー、お茶、チョコレート、などのカフェインの含有量は40~150mgとされ、これに対して市販されている栄養ドリンクには、1回の服用量に対して75~174mgのカフェインが含まれており、多いものでは500mgを超える可能性があります。

 

栄養ドリンクに含まれるカフェインの副作用には、不眠、神経過敏、頭痛、頻脈がありますが、血圧に変化を及ぼすかは結論が出ていません。

 

栄養ドリンクと競技パフォーマンス(Red Bullは、注意力を向上させることにより、選択的反応時間や集中力や記憶力を向上、認知的パフォーマンスを改善させる)

栄養ドリンクの安全性

栄養ドリンクの摂取に関する安全性の問題をめぐっては近年議論が行われていますが、エフェドラアルカロイドやシトラスオーランティアムなどのβ作用系(シネフリン)を含む栄養ドリンクは、過度の交感神経反応を引き起こすリスクが高いとされています。

 

栄養ドリンクが心室性頻拍や心筋虚血のリスクを増大させる可能性には複数の事例報告がある一方で、カフェイン摂取と心臓伝導異常とは無関係であるとする欧州の研究もあります。

 

アルコールと栄養ドリンク

アルコールと栄養ドリンクの併用が健康に及ぼす影響への懸念は高まっています。

 

近年の研究によると、栄養ドリンクとアルコールをミックスして健康な被験者に摂取させると、心臓の自律神経調節が鈍化され、これは不整脈の素因のある人が摂取すると、有害事象の発生リスクが高まることを示唆しています。

 

カフェインと利尿作用

カフェインの利尿作用とナトリウムの利尿作用を根拠として、栄養ドリンクは脱水リスクを高めるのではないかという懸念も高まっています。

 

しかし、適切に設計された研究においては、カフェイン摂取には水分補給を妨げたり、脱水を強めたり、体温調節を損なうという作用がないことが示されています。

 

Armstrongは、カフェインは運動熱耐性を低下させたり、体温調節を損なうことはないと報告しています。

 

しかし、エフェドラやその他のβ作用体化合物を含む栄養ドリンクにおいては、プロのアスリートの複数の熱死が報告されており、アメリカでは2004年にエフェドラの利用は禁止されています。

 

体調不良、過体重、および暑熱下の中で運動している場合は、このような成分を含む栄養ドリンクの使用を許可しないほうが賢明です。

 

栄養ドリンクの効果(カフェインは3~9mg/kgを摂取することにより体脂肪減少、運動能力増強効果がある)

引用・索引 Strength & Conditioning Journal Volumes32 Number1 pages15-20


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