MENU TEL

ホーム > Blog > ブログ > 運動誘発性筋痙攣の歴史的考察(最大限まで短縮した筋の等尺性収縮により、筋膜が伸張し、活動中の筋への血流が完全に止まることにより痛み受容器と化学受容器から中枢神経系(CNS)に求心性シグナルが伝わる)

ブログ記事

運動誘発性筋痙攣の歴史的考察(最大限まで短縮した筋の等尺性収縮により、筋膜が伸張し、活動中の筋への血流が完全に止まることにより痛み受容器と化学受容器から中枢神経系(CNS)に求心性シグナルが伝わる)

2015.08.22 | Category: ブログ

運動誘発性筋痙攣の歴史的考察

運動誘発性筋痙攣肉離れ

運動誘発性筋痙攣の起源

心身起源説

過去1世紀にわたり、運動誘発性筋痙攣(EAMC:Exercise-induced muscle cramps)の原因について多くの理論が示されていますが、その仮説のひとつが痙攣の「心身起源(Psychosomatic Origin)」説になります。

 

痙攣が過敏な反応や極度の緊張、あるいは心理的な興奮状態によって起こされるという説になります。

 

運動誘発性筋痙攣の骨格筋の弛緩に関する生理学(ゴルジ腱器官(GTO)からの求心性フィードバックに機能的な異常が生じると、運動ニューロンの活性化が増大する)

血管原因説

2つめの歴史的見解は、EAMCの血管原因説になり、1920年代に提案されています。

 

この血管原因説は、すべてに最大限まで短縮した筋の等尺性収縮により、筋膜が伸張し、活動中の筋への血流が完全に止まることにより、痙攣が起こるとされ、血管原因説の支持者の仮説によると、EAMCに伴う痛みは、血流が止まったことにより、痛み受容器と化学受容器から中枢神経系(CNS)に求心性シグナルが伝わることにより起こります。

 

静的ストレッチによるメカニズムが痙攣を軽減すること、ストレッチにより筋鞘を緩めることにより、その後の活動する筋への血流が保持されると仮定されています。

 

ストレッチは、単に血管の閉塞によって生じる痛みを緩和するだけではなく、収縮性を損なう代謝産物を筋組織から除去するため、筋機能の回復に有効であると考えられています。

 

運動誘発性筋痙攣に対する神経学的刺激(持続的で異常な脊髄反射活動、筋紡錘の求心性活動を増加させる一方で、ゴルジ腱器官の求心性活動を低下させる)

 

線維筋痛症と有酸素性エクササイズ(中枢神経系の処理障害であり、上行性または下行性の神経経路の操作に異常が発生し、痛覚の増幅が生じている)

 

引用・索引 Jansen P.Joosten E Vingerhoets H.Muscle cramp.Main theories.as to aetiology.Eur Arch Psychiatr Neurol Sci239:337-342


ページトップ