MENU TEL

ホーム > Blog > ブログ > ジュニア野球選手の打撃動作をより洗練させるためには(スイングスピードと相関がみられるのが除脂肪体重である)

ブログ記事

ジュニア野球選手の打撃動作をより洗練させるためには(スイングスピードと相関がみられるのが除脂肪体重である)

2015.08.24 | Category: ブログ

ジュニア選手の打撃動作

打撃動作の評価

投球動作と同様、野球における打撃動作は、バットを使用する操作系の動作になり、また、投手による投球が基本的に投げ手自身のタイミングで動作が開始されるのに対し、打撃動作においては、その投球に対する対応が求められることから、投球へのタイミングを含めた多くの調整能力が必要となります。

 

さらに、投球が投げる位置やその投球速度などでパフォーマンスを評価できるのに対し、打撃動作においては、その結果(打球)に対する評価も一様でないことから、測定によってこれを評価することが難しいといわれています。

 

野球のジュニア選手の投球動作(投球動作を高いレベルへ導く要因として、体幹や下肢の強さが求められるが、下肢の筋量は遅れて増加する傾向がある)

除脂肪体重とスイングスピード

しかし、そうした中でも打撃動作に対する評価のひとつとして用いられ、体力要素が比較的強く関連するのがスイングスピードになります。

 

スイングスピードを向上させることは、打球速度や飛距離の向上といった打球への影響とともに、投球が投手の手を離れてからの認知情報処理に要する時間を確保できるといった点にも寄与する可能性が考えられますが、こうしたスイングスピードと相関がみられるのが除脂肪体重とされています。

 

除脂肪体重量、つまり筋量が増加するのがPWV(Peek weight Velocity:筋量の急激な増大がみられる時期)のタイミングであることからも、投球動作の技術向上を目指す場合と同じく、打撃動作をより洗練させるためには、こうした時期まで選手の成長を待つことが求められます。

 

よって、打撃動作においては、動作そのもの(構え方や振り方など)に対するアプローチ、対投手との関係にて求められる能力へのアプローチ、試合(競技)の中での戦略として必要な能力へのアプローチなどが求められますが、状況に応じてこれらを分析しながらも、特に思春期前の選手に対しては、より調整能力が求められ点へのアプローチを重視することが重要になります。

 

野球のスイング中のパワーは体幹の筋群の大きな筋活動を維持するため、股関節から発揮する下肢のエクササイズを強調させる必要がある

 

ジュニア野球選手のトップアスリートとしてスキル向上を目指す際に重要とされる能力(「完成像、理想像を明確にもつ」「運動観察眼をもつ」「動きのコツを明確に挙げることができる」「指導者や仲間の「ことば」を理解できる」)

 

ジュニア野球選手の基本的な体力の獲得の意義(安定性を得ることで、動作の中での可動を効率化、静的、動的なバランス能力を向上させることで、野球の技術向上における基礎、障害のリスクを軽減させる)

 

ジュニア選手の最も身長が伸びる時期(PHV:Peak Height Velocity)を考える(急激な骨の伸長により骨密度が一時的に停滞もしくは低下し、筋の組織形態が追いつかず張力の高い状態(柔軟性の低下)になる)

引用・索引 David J Szmanski 「Contributing Factors Increased Bat Swing Velocity」


ページトップ