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ジュニア野球選手の技術へのアプローチ(スクワットなどの基本的なトレーニングは「足の裏全体で実施する」「正しい背中のラインを維持する」野球の技術でも要求される重要な動作に発展する)

2015.09.02 | Category: 投球障害治療

S&Cからの野球の技術へのアプローチ

ジュニア野球選手への競技特異的動作へのアプローチ

基本的な動作が競技特異的動作につながる

野球の技術を習得するにあたり、その技術に要求される前提条件を分析することは重要になります。

 

つまりこれが、野球の技術トレーニングの繰り返しで習得可能か、またStrength&Conditioningからのアプローチのほうが効率的かなどの判断にもつながります。

 

例えば、要求される技術の習得のために必要となる柔軟性が欠如していたり、練習を繰り返すだけの体力が不足していたりする場合は、S&Cからのアプローチが効率的かもしれません。

 

また、野球の実戦で要求される走る動作は、直線を全速力で走るだけではなく、そこでは減速や停止、方向転換や再加速などが求められますが、こうした点においても、技術練習の中だけではなく、日々のウォーミングアップの中でドリルとして実施することも有効になります。

 

ジュニア野球選手のトップアスリートとしてスキル向上を目指す際に重要とされる能力(「完成像、理想像を明確にもつ」「運動観察眼をもつ」「動きのコツを明確に挙げることができる」「指導者や仲間の「ことば」を理解できる」)

基本的な動作を習得する

そして、トレーニングをより競技特異的に捉えることが重要となる中でまず求められるのは、スクワットなどの基本的なトレーニングを、より専門的な視点から分析し現場に用いることになります。

 

特にこうした基本的なトレーニングは、その動作のみを見た場合、一見、野球の技術とは関係性の薄いものと認識されますが、例えば、「足の裏全体で実施する」「正しい背中のラインを維持する」など、実施においての注意点などを分析すれば、それが野球の技術でも要求される重要なものであることが理解でき、またそうした視点はトレーニングをより競技特異的な動きのものへ発展させる上でも引き続き求められます。

 

ジュニア野球選手の基本的な体力の獲得の意義(安定性を得ることで、動作の中での可動を効率化、静的、動的なバランス能力を向上させることで、野球の技術向上における基礎、障害のリスクを軽減させる)

 

思春期の身長、筋量が増える時期

なお、思春期においては、急激な伸長により感覚にズレが生じ、一時的にパフォーマンスが低下する可能性(思春期のぎこちなさ:Adolescent Awkwardness)も考えられます。

 

よって、その場合は、必要に応じてトレーニングの外的な負荷を軽減させながら、引き続き技術の習得に重点を置き、PWV(筋量が急激に増大する時期)のタイミングでスムーズに筋肥大を目指す本格的なトレーニングへと移行させることが重要になります。

 

ジュニア競技選手の傷害予防プログラム(FIFA-11プログラムは体幹の安定化、ハムストリングのエキセントリックトレーニング、バランスエクササイズによる固有感覚受容器の向上、下肢筋群の動的安定化とプライオメトリックによる神経筋コントロールの要素を含んでいる)

 

傷害予防プログラムの共通要素(ジュニア選手においては、股関節屈曲を強調し、大殿筋を使って衝撃吸収することにポイントを置いてトリプルフレクションによる着地動作をしっかりと習得させることが非常に重要)

引用・索引David J Szmanski 「Contributing Factors Increased Bat Swing Velocity」


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