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アルギニン(2型糖尿病患者において、血圧と血糖値を低下、インスリン感受性を高め、低糖質食中のタンパク質の異化作用を抑制する)

2015.09.18 | Category: サプリメント

アルギニン

アルギニン

アルギニンとは

グルタミンとプロリンから合成されるアルギニンは条件付きでのEAA(必須アミノ酸)になり、アルギニンは近年、一酸化窒素(NO)の増大を宣伝し販売されているサプリメントに含まれています。

 

L-アルギニンにはタンパク質、尿素、クレアチニンの合成などを含む多様な生理学的役割を担うアミノ酸であり、異化作用によりアルギニンから細胞信号伝達物質であるNOなどが生成されるため、多くの注目を集めています。

 

トレーニングと一酸化窒素:NOの生理学(血小板粘着や白血球付着を低減し、平滑筋の細胞増殖を抑え、神経伝達と筋萎縮/肥大を調節し、衛星細胞の増殖を刺激し、血流と免疫防御を向上させる)

一酸化窒素とL-アルギニン

一酸化窒素合成酵素(NOS)は内皮細胞におけるL-アルギニンの異化作用を起こし、NOとシトルリンに分解します。

 

その結果生じたNOは血管内皮を調節し、血管を弛緩、拡張し、L-アルギニンは、内皮細胞におけるNO産生の唯一の適切な基質になります。

 

※慢性疾患や傷害によりNOの産生が制限されることが指摘されています。

 

L-アルギニンのNOへの変換率低く(1.2%)、また血管拡張におけるNOの重要性が高いため、L-アルギニンの補給が血管機能を改善するかを調査するために複数の研究が行われています。

 

アミノ酸(分岐鎖アミノ酸(BCAA:Branched Chain Amino Acids)EAAの中でもタンパク質の代謝や神経機能および血糖とインスリンの調節の役割を果たす)

 

L-アルギニンと健康

健康サプリメントとしてのL-アルギニンの最初の調査は、進行している心臓血管系疾患を有する患者集団を対象に行われ、それらの論文から、L-アルギニンの補給が2型糖尿病患者において、血圧と血糖値を低下させ、インスリン感受性を高め、低糖質食中のタンパク質の異化作用を抑制することが証明されています。

 

L-アルギニンはまた、狭心症の患者の運動能力を向上させる効果もあり、慢性心臓血管系患者の血流を増大させ、また高血圧の患者の血行動態に好ましい影響を及ぼし、VO2maxを高めることが知られています。

 

アミノ酸は「窒素」と「炭素」が主体(アミノ酸は炭素がある限りエネルギー源になり、肝臓はアミノ酸からグルコースを作ることができる)

 

L-アルギニンの持久系パフォーマンスの対する効果(ランニング中の疲労困憊までの時間が延長され、ATPの加水分解と骨格筋の力発揮との関連性を改善、酸素需要量が減少グルコースの吸収を増大させ、血中乳酸濃度を低下させる)

引用・索引Strength & Conditioning Journal Volumes32 Number2 pages14-20


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