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タウリン(骨格筋の機械的な収縮閾値を引き上げ、細胞内膜の安定性を促進、筋小胞体からのCa2+の放出を増加させ力発揮を増大させる)

2015.10.22 | Category: サプリメント

タウリン

タウリン

タウリンとは

タウリンは心筋および骨格筋における生物学的利用能(Bioavailability)により、また摂食状態により、条件付きでのEAA(必須アミノ酸)になります。

 

タウリンは、アミノ酸に通常存在するカルボキシ基をもたない、イオウを含む抗酸化特性だけではなく、パフォーマンス増強効果があるとして、多くのエネルギードリンクに添加、また、動物や魚などのタンパク質源にも含まれています。

 

タウリンの骨格筋濃度は、非鍛錬者では乾燥重量で50mmol、持久系トレーニングを積んだ男性で62mmolの範囲であり、速筋線維よりも遅筋線維にはるかに高濃度で含まれています。

 

タウリンに関する初期の研究では、糖質節約効果が持久系アスリートに有益となる可能性が示唆され、これは、タウリンはインスリンの血糖低下作用を増強することで、より効率的なグルコースの利用をもたらす可能性があります。

 

βヒドロキシβメチルブチレートと無酸素性運動(ロイシンの代謝産物であるHMBは骨格筋の損傷修復のスピードを速め、レジスタンストレーニング後の筋力やパワーおよび筋肥大を増大させる)

タウリンの作用

持久系エクササイズ中は、筋内のタウリンは湿重量で1μmol/gから0.8μmol/gに減少し、速筋線維でより大きく減少し、速筋線維でより大きく減少します。

 

タウリンの枯渇は3つの段階を通して起こるされており、最初に、運動により筋内の代謝産物が増加することにより、外部の血漿に対して筋細胞の浸透圧が高まり、次に細胞が膨張し、最後の段階で、浸透圧を等しくするためにタウリンが血漿中に放出されます。

 

タウリンは、カルシウムイオン(Ca2+)に対する感受性を高めることに加えて、筋小胞体からのCa2+の放出を増加させることにより、力発揮を増大させる可能性も示唆されています。

 

データによると、タウリンは骨格筋の機械的な収縮閾値を引き上げ、細胞内膜の安定性を促進し、細胞膜の分極を増大させ、また、代謝産物の蓄積が原因で起こる筋線維のオスモル濃度の上昇に対抗するために、消耗運動中に筋からタウリンが放出されると考えられています。

 

L-アルギニンの持久系パフォーマンスの対する効果(ランニング中の疲労困憊までの時間が延長され、ATPの加水分解と骨格筋の力発揮との関連性を改善、酸素需要量が減少グルコースの吸収を増大させ、血中乳酸濃度を低下させる)

 

タウリンとカフェイン

タウリン(2g)とカフェイン(160mg)を含む飲料を運動中に摂取した後のパフォーマンスを調査した結果では、カフェイン(160mg)を摂取した群、およびカフェインとタウリンをどちらも摂取していない群と比較して、運動継続時間が延長され、心拍数とカテコールアミン濃度が低下したことが示されました。

 

これまでの研究によると、タウリンが細胞へのカルシウムの放出や取り込み、細胞の統合性、および浸透度調節など、興奮性組織において基本的に重要な役割を果たしていることは明らかになっています。

 

現在、タウリンの理想的な摂取量は6g/日を1周間以上にわたり摂取することは、細胞保護特性とパフォーマンスに利益をもたらし、また運動前に2gのタウリンを摂取すると持久力が促進するとされています。

 

トレーニングと一酸化窒素:NOの生理学(血小板粘着や白血球付着を低減し、平滑筋の細胞増殖を抑え、神経伝達と筋萎縮/肥大を調節し、衛星細胞の増殖を刺激し、血流と免疫防御を向上させる)

引用・索引Strength & Conditioning Journal Volumes32 Number2 pages14-20


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