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喘息とエクササイズ(フィジカルコンディショニングは喘息の管理全般に有益であり、心肺系のコンディショニング、筋フィットネス、および生活の質全般を向上させる)

2015.09.30 | Category: トレーニング

喘息とエクササイズ

喘息とエクササイズの有用性

喘息とは

喘息は、複雑で発生頻度の高い気道の慢性炎症疾患であり、一般的には、様々な刺激に対する気道の過敏性が関与して起こると考えられており、小児期の発症が多いですが、あらゆる年齢の人に起こりうる疾患です。

 

喘息患者に典型的にみられる間欠性呼吸困難、喘息、息切れ、胸部圧迫感は直接的には下気道の狭窄(気管支収縮)によって生じますが、この狭窄は、下気道による炎症過程、粘液の過剰分泌、および平滑筋の機能不全が組み合わさって引き起こされます。

 

喘息患者においては、気道の炎症が、様々な刺激(誘因物質や物理的メカニズム)に対する過剰な気道狭窄反応を促進するとみられ、このような反応は気道過敏性(AHR)と呼ばれます。

 

気温と湿度が選手に与える影響(高齢者や心臓血管系や循環器系の疾患や呼吸器系の問題を抱えている人の場合は注意が必要)

下気道狭窄誘因となるもの

喘息における急性および慢性の下気道狭窄の誘因となるものは、低温、アスピリン、呼吸器のウイルス感染、ストレス、タバコの煙、呼吸アレルゲン、およびエクササイズなど多岐にわたります。

 

代謝ストレスと筋肥大(乳酸、水素イオン、無機リン酸塩、クレアチンその他の代謝産物の蓄積が筋肥大を起こす)

 

AHRの誘因となるエクササイズ

AHRの誘因となるエクササイズは、喘息患者の気道抵抗を高め、それによって運動誘発性気管支収縮(EIB)という極めて厄介な症状を引き起こします。

 

しかし、エクササイズはEIBを引き起こすこともある一方で、定期的なフィジカルコンディショニングや身体活動は、喘息の管理全般に有益であり、心肺系のコンディショニング、筋フィットネス、および生活の質全般を向上させると認識されています。

 

なお現在では、エクササイズ中やエクササイズ後に生じるAHRやEIBは、喘息の診断を受けた人のみ発症するものではないことが認識されています。

 

またEIBは、過去に喘息の診断歴のない、レクリエーションおよびエリートレベルのアスリートを含む多くのエクササイズ実践者にみられることも明らかになっています。

 

アスリートへの理学療法(選手が常に高いパフォーマンスを出すためには、さまざまな身体要素において高いフィジカルの能力が必要)

引用・索引Ali Z.Norsk P.Ulrik CS Mechanisms and management of exercise-Induced asthma in elite athletes.J Asthma 49:480-486.2012


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