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ブログ記事

ベアフットランニングとランニング傷害(ベアフットランニングにおける足前部による接地、ストライド長の減少、ストライド頻度の増加、固有感覚の強化は衝撃力低下を助け、下肢の傷害発生率低下に役立つ)

2015.12.07 | Category: トレーニング

議論

ベアフットランニング

ベアフットランニングとショッドランニングの主な差異

文献において、ベアフットランニングとショッドランニングの主なバイオメカニクス的差異が確認されています。

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それらの差異は主として脚周囲の立脚期において認められ、ストライド長とストライド頻度に直線的な影響を及ぼしています。

 

ベアフットランニングでは足前部から足中央部による着地が利用され、したがってストライド長が短くなり、その結果、ストライド頻度が増加します。

 

また、足の固有感覚は、足が地面に直線触れるベアフットランニングのほうが優れており、これは足の筋組織が接地の衝撃力に反応して、衝撃吸収を制御することを可能するからです。

 

しかし、シューズは、ベアフットランニングでは得られない保護、安定、衝撃緩衝/吸収を与えます。

 

ベアフットランニングプログラムの漸進(筋骨格系と皮膚の適応を可能にするために、べアフットランニングのトレーニング距離を増やす際は、1週間のうち10%を増加させることが推奨される)

ベアフットと障害発生率低下

ベアフットランニングにおける足前部による接地、ストライド長の減少、ストライド頻度の増加、固有感覚の強化は衝撃力低下を助け、下肢の傷害発生率低下に役立ち、ベアフットランナーは衝撃関連傷害の発生率が低いと言われます。

 

レクリエーションランナーと競技ランナーにおける長距離走の年間傷害発生率は変動率が高く、19.4~79.3%になり、最新のふたつの研究の傷害発生率は54.85%と59%であり、ランナーの半数を超えていました。

 

マラソンのトレーニングを行っているランナーの傷害発生率は90%にも上り、男性ランナーにおける週あたりの走行距離の多さとランニングによる過去の既往歴は、傷害の危険因子であることが判明しています。

 

ベアフットランニングのためのプライオメトリックスによる下肢の伸張性筋力強化(ベアフットランニングの接地では膝関節と足関節による衝撃負荷の制御がより重要になるため、下肢のプライオメトリックエクササイズをトレーニングプログラムに組み込むべきである)

ランニングと下肢傷害

通常、ランニングによる傷害は下肢に現れ、骨、靭帯、腱、筋に影響を及ぼし、ランニングによる傷害の中で報告件数が多いものは、足関節捻挫、足底腱膜炎、シンスプリント/脛骨疲労性骨膜炎、腸脛靭帯炎、アキレス腱炎、膝蓋骨周囲痛になります。

 

ベアフット運動では足の内在筋が活性化して衝撃負荷を制御するため、足底筋膜に衝撃力を与えないことが明らかにされています。

 

また、ショッドランナーと非ショッドランナーのどちらもいる場所では、ショッドランナーの傷害発生率が高く、靴を利用しないライフスタイルは骨病変、骨棘形成、骨折などの下肢の骨組織異常の発生頻度の低さとも関連づけられています。

 

足底の感度適応の重要性(足底面には感覚受容器が密集しているためにベアフット運動を増やすことによる感度適応が、ベアフットランニングプログラムへの移行の最初の要素になる)

引用・索引Strength&Conditioning Journal Volumes34 Numbers2 pages8-17


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