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両側膝関節置換術を受けた患者は片側処置を受けた患者に対し、同等の機能的転帰を獲得する時期が遅れる可能性があるが、片側膝関節置換術を受けた患者は非術肢に対して術肢の大腿四頭筋の筋力低下を示し、術後、数ヶ月、数年継続する

2015.12.11 | Category: アスレティックリハビリテーション

膝関節置換術のまとめ

膝関節置換術のまとめ

片側と両側の膝関節置換術

変形性膝関節症の治療において保存療法が適応しない場合、痛みを和らげ、生活の質を向上させうる膝関節置換術には様々なタイプがあり、今日、非常に多く実施されているのは、片側膝関節置換術(UTKR)になります。

 

手術後の早い段階では両側処置を受けた患者は片側処置を受けた患者に対して、同等の機能的転帰を獲得する時期が遅れる可能性があります。

 

両側膝関節置換術を受けた患者は、時間の経過とともに、UTKRを受けた患者と同等の身体的機能を獲得することが期待されます。

 

UTKRを受けた患者は、非術肢に対して術肢の大腿四頭筋の筋力低下を示し、これは術後、数ヶ月、数年継続します。

 

研究が不十分ではありますが、この大腿四頭筋の筋力と体重支持における両脚間の不均衡は、両側処置を受けた患者にはみられません。

 

膝関節置換術後の水中レジスタンストレーニングと高強度機能的リハビリテーション(膝関節のスティフネスが減少し、膝伸筋と屈筋のパワーがそれぞれ32%、48%増加する)

膝関節置換術後の身体パフォーマンス評価

膝関節置換術後の身体パフォーマンスを評価するにあたっては、年齢、女性、高い体格指数、併存疾患の多さ、手術の遅れ、術前の大腿四頭筋の筋力の弱さなどの個人特性を考慮にいれるべきであり、実際の身体活動性は患者の認識よりもはるかに低く、また、手術後は体重が増加する傾向にあります。

 

膝関節全置換術(TKR)後は、膝の痛みが減り、生活の質も向上しますが、変形性膝関節症を患っていない同年代や非術者を比べると機能レベルが低いことが多くなります。

 

TKR後に非術肢において合併症を招く可能性があり、下肢の非術肢側の関節における関節変性の進行もありえます。

 

さらに、非術肢側に頼り続けて術肢をないがしろにすると、このような体重支持あるいは負荷の不均衡が転倒リスクを増大させて、結果として負傷を招く可能性があるために医療従事者は注意する必要があります。

 

膝関節置換術後の機能的転帰に影響を及ぼす因子(機能的動作性の低下、大腿四頭筋の筋力低下、および術肢による伸展筋力の発揮能力の欠如が残るというデメリットがある)

 

処置による機能的転帰に関する差異(単顆膝関節置換術と片側膝関節置換術では非術脚に対して患側の大腿四頭筋の筋力低下の改善が重要になる)

 

引用・索引Petterson SC.Mizner RL,Stevens JE Paisis L,Bodenstab A,NewcombW,and Snyder-Mackler L,Improved function from progressive strengthening interventions after total knee arthroplasty Arandomized Clinical trial with an imbedded prosprctive cohort.Arthritis Rheum61:174-183.2009


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