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股関節形成術後の初期のエクササイズプログラムの作成(理学療法にレジスタンストレーニングを補った実験群は低強度の理学療法群よりも筋力と力の立ち上がり速度が約30%向上した)

2015.12.08 | Category: アスレティックリハビリテーション

エクササイズプログラムの作成

股関節形成術後のレジスタンストレーニング

股関節形成術リハビリテーション後のエクササイズプログラム

股関節形成術(HA)の初期と後期の身体機能障害を改善する際、一人ひとりのクライアントに合わせたエクササイズプログラムが効果的であることが明らかになっています。

 

股関節形成術リハビリテーション後のエクササイズの検討事項(腸腰筋、大殿筋、および股関節内転筋群/外転筋群が術後最長2年間まで、萎縮または放射線密度が低下する)

レジスタンストレーニングの介入

レジスタンストレーニングはHA後リハビリテーション後のエクササイズプログラムの最も重要な構成要素になります。

 

股関節の筋群と結合組織の強化は、HA手術後の正常な身体機能回復に際してきわめて重要になります。

 

適切なガイドラインに従うことを前提とすれば、レジスタンストレーニングは、HA後のクライアントの機能的な回復と生活の質の向上に役立つ、安全で効果的な介入方法になります。

 

理論的には、HA後にはできるだけ早く、漸進的なトレーニングプログラムを始めることが有益になり、筋力は不動化してからの1週間で1日に約4%ずつ低下します。

 

筋のパフォーマンスが損なわれることを考慮すると、生理学的な治療を尊重し、適切な医療管理とのバランスを保っている限り、早期のレジスタンストレーニングは是非とも必要になります。

 

トリプルエクステンションとアスリートのパワー向上(膝関節と股関節、足関節の爆発的な伸展はExplosivenessの重要な要素)

早期レジスタンストレーニング介入のメリット

Husbyらによるランダム化対照研究によると、そのような早期のトレーニングを実施することにより、膨大な利益を確認され、この研究では、早期(術後1週間)の被験者24名を低強度の療法群と高強度の筋力トレーニングを併用する従来の療法群にランダムに振り分けました。

 

実験群はレジスタンスバンドをつけて角度をつけたレッグプレスと股関節外転運動の両エクササイズを5レップずつ4セット行いました。

 

トレーニングはおよそ85%1RMで行い、筋力が徐々に回復するのに合わせて負荷を次第に増加させ、セット間には2分間の休息を挟みました。

 

4週間の介入後、通常の理学療法にレジスタンストレーニングを補った実験群は、低強度の理学療法を受けたコントロール群と比較して、筋力と力の立ち上がり速度が有意に向上し、さらに、6ヶ月後と12ヶ月後の追加調査でも、実験群の仕事率はコントロール群より有意に大きくなりました(それぞれ29%と30%)。

 

重要なこととして、高強度の筋力トレーニング群に症状に対する悪影響は認められず、この研究結果はSuettaらの研究結果とも一致しており、この研究では、高齢の被験者において、早期の漸進的なレジスタンスエクササイズは、標準的なリハビリよりも、筋力、筋量および筋機能をより大きく向上させ、入院期間も著しく短縮されたことが明らかにされました。

 

股関節形成術とリハビリテーション(人工関節の固定にセメントを用いた術式では手術後でも自重負荷に耐えられるのに対して、セメントレス法は最長6週間程度自重負荷を制限されるのが一般的)

引用・索引American Academy of Orthopaedic Surgeons The Burden of Musculoskeletal Diseases in the United States Rosemont IL American Academy of Orthopaedic Surgeons,2008


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