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人工逆肩関節置換術後の合併症(前方脱臼は肩の内旋と内転だけではなく、外転と水平伸展と外旋を組み合わせた位置で最も起こりやすくなる)

2016.01.31 | Category: アスレティックリハビリテーション

合併症

人工逆肩関節置換術後の合併症

人工逆肩関節置換術後の合併症

Zumsteinらは、既存文献の系統的レビューを行い、人工逆肩関節置換術(rTSA:Reverse Total Shoulder Arthroplasty)の手術後の合併症あるいは問題諸症状のうち、782の症例が肩甲骨陥凹で、それに次いで2番目に多い症例が不安定性で7%を占めることを報告しました。

 

前方亜脱臼、または脱臼は、rTSAの術後に最も起こりやすく、これらはリハビリテーション初期にみられ、軟部組織の脆弱性による、関節の不十分な保護が原因になります。

 

手術前の肩甲下筋の安定性は、rTSAを受けた患者ごとに異なり、肩甲下筋が損傷していて、修復できない場合には、肩前部の安定性に寄与することはできません。

 

人工逆肩関節置換術後のレジスタンストレーニング(患側の肩関節のバイオメカニクスが変わるため、三角筋と僧帽筋上部は、より強力な力を発揮する力を発揮するが、動きは小さくなることを理解する必要がある)

人工逆肩関節置換術後の前方脱臼

前方脱臼は、肩甲下筋の完全性の欠如に関連したもの、肩後部の緊張の結果になり、これは、肩の内旋と内転だけではなく、外転と水平伸展と外旋を組み合わせた位置で最も起こりやすくなります。

 

さらに、rTSAのバイオメカニクスを前提とすると、これらを組み合わせた運動は人工関節を不安定にして、最終的に脱臼をもたらす可能性があり、ズボンの後方のポケットに手を伸ばすこと、ハイファイブポジションをとること、ニュートラルポジションを超えて腕を伸展することは一定期間制限することが必要になります。

 

前方亜脱臼または脱臼のリスクを考慮すると、リハビリテーション後のプログラムを実施する前に、これらの危険因子を評価することが重要になります。

 

人工逆肩関節置換術後のエクササイズ(前方脱臼に抵抗する安全装置となる肩甲下筋に負荷をかけた内旋は避け、また外転、水平伸展、外旋を合わせた姿勢、90/90またはハイファイブと呼ばれる姿勢も避ける必要がある)

 

引用・索引Brueilly KE,Schoenfeld BJ Darbouze MR and KolberMJ Postrehabilitation exercise considerations following hip arthroplasty,Strength Cond J 35:19-30.2013


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