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プッシュアップのバリエーション(BOSUを用いたプッシュアップは、肩関節安定筋群、すなわち僧帽筋の上部、中部、下部における筋活動を増加させ、前鋸筋の筋活動を減少させる)

2016.02.28 | Category: トレーニング

プッシュアップのバリエーション

プッシュアップのバリエーション(BOSU)

バリエーションにみる筋活動の違い

プッシュアップのバリエーションとして不安定なサーフェスの利用があり、標準的なプッシュアップと比較して、BOSU(Hedstrom Fitness,Ashland,Ohio)を用いたプッシュアップは、肩関節安定筋群、すなわち僧帽筋の上部、中部、下部における筋活動を増加させ、前鋸筋の筋活動を減少させることが示されています。

 

またLehmanらの研究では、手を不安定なサーフェス(すなわちスタビリティボール)を利用し、足を手よりも高い位置に置くほうが肩甲帯安定筋に大きな刺激を与えることが報告されています。

 

トレーニングの観点からみると、足を床につけて手をスタビリティボールに置くよりも、足をベンチの上に乗せ、手を床につけてプッシュアップを行うほうが、肩甲帯安定筋群に対する要求が増大して課題の難度が上がります。

 

また、手をスタビリティボールに乗せて行うプッシュアップは、同じ角度で手をベンチに置くプッシュアップと比べて、大胸筋、腹直筋、外腹斜筋の筋活動も増加させました。

 

プッシュアップのバイオメカニクス(大胸筋は水平屈曲動作における主働筋であるため、肘を開くと筋の長さ-張力関係が向上する)

不安定なサーフェスを利用する

Marshall&Murphyは、EMGで観察した上腕三頭筋と腹筋群の筋活動は、身体を床と平行にして行う場合もそうでない場合も、安定したサーフェスを利用して行うプッシュアップよりも、スタビリティボールを利用して行うほうが有意に大きいことを示しました。

 

これらの結果は、スタビリティボールなどを利用した不安定なサーフェスでは、運動中の筋活動を増加させるとみられることを示しています。

 

したがって、筋活動の点からみると、体幹部の角度が同じであり、足ではなく手が不安定なサーフェス上にあるならば、安定したサーフェスで行うプッシュアップよりも、スタビリティボールやBOSUを利用するプッシュアップのほうが効果的であるとされています。

 

プッシュアップのバイオメカニクス(プッシュアップの能力と、ベンチプレスのレップ数(挙上重量を体重比で示す)との間には、高い相関関係が存在する)

 

引用・索引Baumgartner T Oh S,Chung H,Hales D.Objectivity.reliability,and validity for a revised push-Up test validity protocol Meas Phys Educ Exerc Sci6:225-242:2002


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