MENU TEL

ホーム > Blog > トレーニング > 力発揮の諸特性(スナッチとクリーンのプル局面とジャークのドライブ局面の運動力学や運動学はあらゆる競技の特異的な加速パターンと類似している)

ブログ記事

力発揮の諸特性(スナッチとクリーンのプル局面とジャークのドライブ局面の運動力学や運動学はあらゆる競技の特異的な加速パターンと類似している)

2016.02.29 | Category: トレーニング

力発揮の諸特性

力発揮の特性を考えるトレーニング

筋力とパワー

筋力とは、特定の動作パターンと速度において1つの筋または筋群が発揮できる力の最大量と定義されています。

 

一方、パワーとは、限られた時間内でできる限り多くの力を発揮できる能力になります。

 

競技の成功において、力の立ち上がり速度の大きさ以上に重要なものはないといわれており、大多数の競技選手のパワー出力を向上させることは、パフォーマンスの成功において不可欠な要素であると考えられます。

 

また、有効なプレーを行うには、動作スピードや方向の素早い変化によってディフェンダーを出し抜きなどの動き等が要求されることが多く、選手は、状況因子に対して反応し、動きを開始したり、動きを停止したりします。

 

したがって、下肢関節を利用して力を吸収、素早く反応したりする能力は、パフォーマンスにとっても、傷害予防にとってもきわめて重要なものになります。

 

プレシーズン期における体系的コンディショニング処方(パフォーマンスの他の側面(最大筋力とパワー)に取り組むための、生理学的および構造的基礎を固める)

ウェイトリフティングとパワー出力

プライオメトリックトレーニングと並んで、ウェイトリフティングも、選手のパワー出力を向上させるトレーニング様式のひとつとして人気が高いものとなっています。

 

Horiらは、スナッチ、クリーン、ジャークのバリエーションを含むウェイトリフティングがバスケットボール、フットボール、バレーボール、陸上競技などのスポーツパフォーマンスにプラスの影響を及ぼすことを明らかにしました。

 

また、抵抗に対して素早い加速を要求する運動が、選手に利益をもたらすことを示唆し、実際、スナッチとクリーンのプル局面とジャークのドライブ局面の運動力学や運動学はあらゆる競技の特異的な加速パターンと類似しています。

 

諸研究によると、ウェイトリフティングとバーティカルジャンプのパフォーマンスとの間には相関関係が存在します。

 

バーティカルジャンプテストはパワー出力指数とみなされており、バスケットボールなどの複数の競技パフォーマンスと関連していることが示されています。

 

また、ウェイトリフティングのパフォーマンスとジャンプパフォーマンスとの間には有意な相関関係が存在することが研究によって明らかにされています。

 

たとえば、Stoneらは、スナッチがバイオメカニクス上、バーティカルジャンプに類似していることを見出し、また、ウェイトリフティングの動作がバーティカルジャンプのパフォーマンスを向上させることも明らかにしました。

 

さらに、ハングパワースナッチと非カウンタームーブメントジャンプとの間に、最大パワー、最大パワー発揮に要する時間、最大の力、最大の力発揮に要する時間における類似が観察され、スナッチにおける床反力もカウンタームーブメントバーティカルジャンプにおける床反力と類似していました。

 

プレシーズン期におけるレジスタンストレーニング(パワー出力の向上は、多くの競技においてパフォーマンスの成功を左右する生理学的主因とされ、神経筋および神経内分泌系の適応を促し、除脂肪体重を増加させ、バランス、柔軟性、コーディネーションを向上させ、運動覚を敏感にする)

 

引用・索引Asci A and Acikada C.Power production among different sports with similar maximum strength.J Strength Cond Res21:10-16.2006


ページトップ