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喘息と有酸素性エクササイズ(換気性作業閾値の改善(低~中強度エクササイズ実施中の分時換気量の減少)、心肺機能(最大酸素摂取量:VO2max)の向上、および息切れの改善を促す)

2016.02.24 | Category: トレーニング

喘息と有酸素性エクササイズ

喘息と有酸素性エクササイズの有効性

有酸素性エクササイズの重要性

現在のところ、有酸素性能力向上の細胞・分子レベルのメカニズムを、各種の喘息表現型別に研究した例は少なく、定期的なエクササイズプログラムが、多くの喘息患者の有酸素性能力を向上させることについて、その生理学的根拠はまだ十分に解明されていません。

 

しかし、アメリカスポーツ医学会(ACSM)および米国胸部疾患学会は、十分にコントロールされた、重症度が軽~中程度の喘息患者に対して、低~中程度の有酸素性エクササイズ(ウォーキング、自転車運動、水泳、軽いジョギングなどの大筋群を動員する身体活動)を週2~5日、50~75%最大強度で実施することを推奨しています。

 

喘息患者のエクササイズ(有酸素性コンディショニングプログラムを実施することで最大酸素摂取量、換気量が上昇し、喘息のコントロール全般を間接的に改善する上で役立つ)

Borgスケールを用いるモニタリング

最新の研究によると、有酸素性トレーニングをエクササイズプログラムに組み込むことで、換気性作業閾値の改善(低~中強度エクササイズ実施中の分時換気量の減少)、心肺機能(最大酸素摂取量:VO2max)の向上、および息切れの改善を促すことが可能になります。

 

BorgのCR-10息切れスケールを用いてエクササイズ中の喘息患者の息切れを評価することが、目標運動強度のコントロールとモニタリング、および呼吸困難に対する不安感を軽減するための妥当性と信頼性の高い方法になります。

 

そのため、喘息患者を指導する専門職は、息切れスケールをエクササイズプログラムの初期から終了まで使用することを検討すべきであり、また、エクササイズプログラムは患者各自に合わせて調整しなければなりませんが、一般的には、BorgのCR-10息切れスケールの3~4の範囲で実施することが、心肺機能を向上させる上で妥当な目標となります。

 

喘息とエクササイズ(フィジカルコンディショニングは喘息の管理全般に有益であり、心肺系のコンディショニング、筋フィットネス、および生活の質全般を向上させる)

主観的呼吸困難(息切れ)の修正Borgスケール

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心臓血管系疾患のためのエクササイズ(4METs(代謝当量)以上の身体活動を実施することが、心臓病による死亡率の低下と強い相関関係がある)

 

引用・索引Ali Z.Norsk P.Ulrik CS Mechanisms and management of exercise-Induced asthma in elite athletes.J Asthma 49:480-486.2012


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