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正確なファーストプルの重要性(開始局面の適切な実行は、急激で力強い伸張がその後に続く短縮性局面を強化するという増強効果をもたらす)

2016.02.25 | Category: トレーニング

ファーストプル

ウェイトリフティング動作のファーストプルの極意

正確なファーストプルメカニクスの重要性

ファーストプルはクリーンとスナッチ、およびそれらに関連する様々なトレーニングエクササイズの最初の動作局面になります。

 

ファーストプルは、バーが床から離れる瞬間(MOS:Moment of separation)に始まり、バーが膝の高さ、アスリートによっては膝のすぐ上に到達するところで終わります。

 

最大、または最大に近い努力で行うトレーニングにおいては、正確なファーストプルのメカニクスが求められます。

 

したがって、ファーストプルはリフト全体を適切に実行し、なおかつ高負荷動作を安全に実行する上で最も効率的な動作パターンを獲得するためのバイオメカニクス的な土台となるものです。

 

プル・ツーニーとは(ウェイトリフティング動作のクリーンまたはスナッチのファーストプルを、適切なバイオメカニクスを強化して再現する筋力トレーニング動作になる)

ファーストプルの適切なメカニクス

ファーストプルの適切な実行の必要性について、いくつかの重要な理由があります。

 

第一に、この動作パターンを適切なメカニクスで行うことによって、バイオメカニクス的効率がよく、力学的な負担の少ない身体姿勢をとることが可能になります。

 

力学的な負担が減少することによってエネルギーを必要以上に、すなわち無駄に消費することなく動作を実行できます。

 

第二に、適切なテクニックを用いることによって、最適な重心位置(COG)を獲得、維持することが可能になります。

 

第三に、ファーストプルの後には「ダブルニーベント」「スクープ」または「移行」と呼ばれる局面が控えることから、ファーストプルの適切な実行は、急激で力強い伸張がその後に続く短縮性局面を強化するという増強効果をもたらし、さらにその短縮性局面が「セカンドプル」を強化します。

 

セカンドプルでは、足で爆発的に床を押し、膝関節と股関節の伸展と足関節の底屈(いわゆる「トリプルエクステンション」)を行うため、ファーストプルからセカンドプルへのスムーズな移行はきわめて重要になります。

 

高校生アスリートのにおけるウェイトリフティング(女子アスリートにおいてはクリーンやスナッチ等の「キャッチ」局面での減速が前十字靭帯損傷の予防に有効である)

効率的な動作パターン

リフトの成功、特にクリーンとスナッチの成功は、開始局面に大きく依存します。

 

なかでも、最大、また最大に近い努力で行うトレーニングにおいては、正確なファーストプルのメカニクスが求められ、したがってファーストプルは、リフト全体を適切に実行し、なおかつ高負荷動作を安全に実行する上で最も効率的な動作パターンを獲得するためのバイオメカニクス的な土台となるものです。

 

クリーンプルとスナッチプル(ダブルニーベントとトリプルエクステンションを用いるエクササイズになり、過負荷刺激によって力発揮効率を高める目的に使用される)

 

引用・索引Stone MH,Pierce KC.Sands WA.and Stone ME.Weightlifting.A Brief overview.Strengh Cond J28:50-66.2006


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