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ブログ記事

利用可能なスタチンと用量および副作用(スタチン療法がミトコンドリアによるエネルギー産生経路の重要な分子であるCoQ10の血中濃度を低下させる為、スタチン誘発性ミオパシーを誘発させる可能性がある)

2016.03.19 | Category: トレーナー

スタチン

脂質低下薬(スタチン)の筋肉への影響

スタチン合併症の危険

Meador&Hueyは、マウスにおいて、スタチン療法開始前のトレーニングが筋機能の低下を予防したことを報告しています。

 

エクササイズ専門職は合併症を避けるために、スタチン服用中のクライアントを常に注意深く監視するとともに、可能性のある症状についてクライアントに伝える必要があります。

 

スタチン服用者へのトレーニングプログラム作成の留意点(筋痛を回避または最小化するために低量かつ低強度(≦60%)から開始し、十分な回復時間(セット間に約2分)を設けながら段階的に複数セットへと漸進させる)

利用可能なスタチンと用量および副作用

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新たな筋の症状が持続したり、症状が悪化したりした場合は、トレーニングプログラムを中止して治療医に照会しなければなりません(特に発熱や褐色尿を伴う場合は生命にかかわる状態であることを示している)。

 

異論はあるものの、スタチン療法がミトコンドリアによるエネルギー産生経路の重要な分子であるCoQ10の血中濃度を低下させることを示す研究結果も存在します。

 

したがってCoQ10を補給することも、スタチン誘発性ミオパシーの発症率を低下させる可能性があります。

 

同様に、事例研究ならびに比較研究において、ビタミンDの欠乏がスタチン誘発性の筋力低下に何らかの役割を果たしています。

 

したがって、ビタミンD不足の患者に運動をさせる場合、ビタミンDの補給が筋症状の回避に有効な可能性があります。

 

そのため、エクササイズ専門職は、治療医や他の健康専門職(登録栄養士など)と密に連絡を取り合って、クライアントのための補給計画を作成してもらい、これによって、スタチン服用者はトレーニングプログラムに安全に参加できるようになり、ふたつの介入の利点をうまく利用できることができます。

 

脂質低下薬と副作用(服用量が増すとLDL-Cが減り、心臓血管系リスクが効果的に低下する一方、高用量になるほどスタチン誘発性ミオパシーのリスクが高まる)

結論

現代では、スタチンが広く利用されるとともに、心臓血管系の健康増進のために運動の必要性が高まっています。

 

そのためエクササイズ専門職は、スタチンの使用法、効果、そして運動との相互作用を理解している必要性があります。

 

概括すると、ミオパシーの前駆症状と可能性のある副作用についてクライアントに伝えること、健康専門職と密に連絡を取り合うこと、トレーニング変数(強度、量、休息時間、頻度、運動様式など)を変更すること、必要があれば、他の健康専門職の勧めにしたがって栄養学的補給を行うことです。

 

スタチン誘発性ミオパシー(スタチンはコレステロール合成の律速段階を阻害し前駆体分子であるメバロン酸塩、ミトコンドリアに影響を及ぼし、CoQ10も減少しミオパシーを誘発する)

 

引用・索引Meador BM Huey KA Statin associated myopathy and its exacerbation with exercise Muscle Nerve42:469-479.2010



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