MENU TEL

ホーム > Blog > トレーナー > 水分補給状態が生理学的機能と運動パフォーマンスに及ぼす影響(体重が3%減少すると、各セット前の心拍数が上昇し、心拍数の回復にも遅れが生じる)

ブログ記事

水分補給状態が生理学的機能と運動パフォーマンスに及ぼす影響(体重が3%減少すると、各セット前の心拍数が上昇し、心拍数の回復にも遅れが生じる)

2016.03.26 | Category: トレーナー

エクササイズと水分補給

水分補給とエクササイズ

水分補給計画の決定因子とは

運動実践者の水分補給は、臨床と研究の両分野で活発に議論されており、アスリートの水分需要決定に責任を負うコーチやヘルスケア専門職は、水分補給計画の作成にあたって様々な因子を考慮に入れる必要があります。

 

運動が行われるその時々によって、環境条件、運動強度、運動時間、休息時間、着衣の量、およびそのセッション、練習、または競技イベントの目的は異なります。

 

同様に、運動を行う人によって、発汗率、水分補給状態、体力、熱馴化レベル、および運動に対する全身の生理的応答にも大きな個人差があります。

 

アスリートの水分補給(糖質4に対してタンパク質1の割合を加えて摂取することで、水分補給と再補給、筋タンパク質の合成、グリコーゲンの再蓄積を促し、筋損傷マーカーを抑制する)

運動パフォーマンスに水分補給が及ぼす影響

汗で失われる水分を運動中に補給しないでいると、しばしば水分欠乏を起こします。

 

水分欠乏が生理学的機能とパフォーマンスにどの程度影響を及ぼすかをめぐっては、これも議論の的となっており、実験室環境においては、脱水状態で運動を行うと心拍数と深部体温が上昇する可能性があることが数十年に及ぶ研究データによって示されています。

 

より近年の複数のフィールド研究では、運動強度がコントロールされたフィールド環境において運動中の水分欠乏が生じた場合、実験室環境でみられたのと同様に深部体温と心拍数が有意に上昇したといいます。

 

興味深いことに、被験者が脱水状態にあり、運動中の心拍数がコントロールされていた場合には、運動後の心拍数が脱水状態でない被験者に比べて有意に高くなり、回復速度が遅くなりました。

 

同様に、脱水がレジスタンスエクササイズに及ぼす影響を調査した研究では、体重が3%減少すると、各セット前の心拍数が上昇し、心拍数の回復にも遅れが生じました。

 

このようなフィールド研究でと実験室研究の不一致は、水分補給がパフォーマンスに及ぼす影響についても認められています。

 

ACSM(アメリカスポーツ医学会)では、運動と水分補給に関する見解の中で、パフォーマンス低下を防ぐために、2%以上の体重減少を避けることを推奨しています。

 

水とその他水分補給手段との違い(ただの水だと利尿が促されるためにナトリウム摂取は血漿浸透圧と口渇感を維持することで水分の再補給プロセスを促す)

 

引用・索引Armstrong LE,Ganio MS Casa DJ,Lee EC,McDermott BP,Klau JF,JimenezL,Le Bellego L,Chevillotte E,and Lieberman HR Mild dehydration affects mood in healthy young women,J Nutr142:382-388.2012


ページトップ