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2013 10月の記事一覧

腰椎椎間板ヘルニアの障害神経検査

2013.10.24 | Category: アスレティックリハビリテーション

腰椎椎間板ヘルニア神経学的検査

腰椎椎間板ヘルニア
これには筋力、反射および知覚検査があります。

第4腰神経(L4:第3腰椎と第4腰椎の間からでる)

・L4レベルの筋力テストは前脛骨筋で行い、膝蓋腱反射はL2,L3,L4を介するがL4が優勢。

知覚帯は下腿内側。

第5腰神経(L5:第4腰椎と第5腰椎の間からでる)

・L5レベルの筋力テストは長拇趾伸筋で行う(長趾伸筋、中臀筋も)

L5の障害を示す神経反射はなし。

知覚帯は下腿外側および足背。

第1仙骨神経(S1第5腰椎と仙骨の間からでる)

・S1レベルの筋力テストは長短腓骨筋で行う。(下腿三頭筋、大臀筋も)

反射はアキレス腱反射を見る。

S1の知覚帯は外果および足部の外側と足底。

また特殊な反射として表在反射(腹皮反射、挙睾筋反射、肛門反射がある)この反射が両側で欠如している場合には上位運動ニューロンの病変を示唆します。

片側だけ欠如している場合にはL1,L2間のレベルでの下位運動ニューロンの障害があります。

この他に上位運動ニューロンの障害を示唆する病的反射(Babinski反射、Oppenheim反射)があります。

神経学的検査

腰部の神経障害が疑われた場合、どの神経が障害をうけているかを確認するために神経の痛みの再現するテストを行います。

a)SLRテスト(Straight Leg Raising test:下肢伸展拳上テスト)

患者を仰臥位をとらせ、患者の膝を伸展させたまま踵を拳上させ、正常では約80°拳上できるが、坐骨神経痛では大腿後面から下腿に痛みが起きる。

特に下位腰椎の椎間板ヘルニアに対する重要な疼痛誘発試験。

また、腰痛や反対側の下肢に痛みを訴えることもある。

b)FNSテスト(Femoral Nerve Stretch test:大腿神経伸展テスト)

腹臥位にて下肢を拳上し股関節を伸展させていき、大腿全面から下腿内側にかけて放散痛が誘発されれば陽性とする。

上位腰椎の椎間板ヘルニアで陽性となりやすい。

引用索引アスレティックトレーナー教本

リハビリテーションの実際・肩関節不安定症

2013.10.21 | Category: アスレティックリハビリテーション

肩関節不安定症


肩関節不安定症に対するリハビリテーションにおいては、筋力に関するアプローチが主となります。


しかし、外傷性脱臼後や手術の後療法では可動域の再獲得が優先されます。


反復性前方(亜)脱臼では、主として手術療法が選択されます。

 

バンカート法術後のリハビリテーション

術後1日

肩関節等尺性筋力強化

術語3週

他動介助的拳上訓練(150度まで)

術後4週

他動介助的下垂外旋訓練(30度まで)

術後6週

他動介助的拳上、下垂外旋訓練(全可動域)、振り子運動

術後2か月

安定化メニュー第一段階

術後3か月

安定化メニュー第二段階、ストレッチ

術後6か月

コンタクトスポーツ以外のスポーツ復帰認可、スポーツ選手用リハビリテーション

※コンタクトスポーツでは十分な筋力の回復を待ってから復帰認可

 

バンカート手術のリハビリテーションにおいては手術によって再建された肩関節前方の構成体に対し組織の修復を妨げずにいかに正常な関節可動域を再獲得させるかがポイントになります。

 

野球治療における野球肩・投球肩障害の治療

2013.10.19 | Category: 投球障害治療

野球肩における投球障害の治療

野球肩

投球肩障害の治療

投球肩障害とは投球を障害する病変を持っている肩の総称(症候群)になります。

 

治療としては保存療法が原則になり、安静期間を十分に設け、オーバーユースによる関節包や滑液包の炎症を取り除き悪循環を断ち切ることが必要です。
3~4日間の投球禁止と理学療法の後、段階的に投球レベルを上げ、筋力回復訓練、投球再開へと進めます。

(さらに…)

スポーツ選手の栄養欠陥に基づく疾病と対策・栄養素の過剰と不足

2013.10.18 | Category: トレーナー

エネルギー源栄養素の過剰

摂取接種エネルギーが過剰になるというのは、選手の場合では、トレーニング量が低下した時に起こりやすいです。
たとえば、筋力トレーニングに重点を置く時期、オフの時期、故障からの回復期です。
このような時期には、摂取エネルギー量も低下させなければなりませんが、通常練習期と同じように食べて、体重増加を招いてしまう選手は少なくありません。
選手の場合には、この体重増加が原因で肥満となり、更に生活習慣病となることはほとんどありませんが、もとのように動けるようになるには、また減量するしかならず時間の無駄になります。
そこで、体重および体脂肪の測定を習慣づけ、体脂肪の増加によって体重が増加した場合には、対策を講じなければなりません。
減量のためには、「高タンパク質・低脂肪・高ミネラル・高ビタミン」を心がけます。
減量を行いながらも、トレーニングの消耗がかなりある場合には、タンパク質、ミネラル、ビタミンのサプリメントを活用することも考える必要があります。

代謝

人の身体は、毎日摂取する栄養素によって絶えずつくり替えられています。
この状態を「代謝」と呼びます。
このつくり替えの過程は、ある組成の分解過程(異化代謝)と合成過程(同化代謝)に分けることができます。

エネルギー減の不足

食事による栄養素の摂取が偏ると、身体組成の合成に必要な材料の特定栄養素だけの不足となり、結果として身体成分の合成にとつくり替えが障害されます。
このような不足する状態が長時間にわたると、健康が維持できなくなり、欠乏症が発症します。
それゆえに、栄養欠乏症とは不足栄養素を補給すると治療できる病態と言い換えることができます。

 

代表的な栄養素欠乏症にタンパク質・エネルギー欠乏症(PCM:protein・calorie malnutrition)、鉄欠乏性貧血、脚気、味覚障害があります。

引用索引アスレティックトレーナー教


スポーツ現場の補助食品・完全栄養食品とエネルギー源

2013.10.13 | Category: トレーナー

完全栄養食品とエネルギー源

栄養食品

この食品はエネルギーをはじめとしたほとんどすべての栄養素を含みます。
健康の保持・増進を目的とした時の摂取目標量である「日本人の栄養所要量」の考え方を配慮しているものが多いです。
しかし、食品によって、配合されている栄養素の組成が大幅に異なることから、1缶又は1本当たりの栄養表示の確認を怠ると、エネルギーやビタミンを過・不足に摂取する危険性があります。

 

タンパク質

この食品は大豆・牛乳・卵などを原材料とするものが多く、成分の80%以上がタンパク質で、脂肪はほとんど含まれていません。
ある種のアミノ酸と水溶性ビタミン、無機質などを添加して、アミノ酸スコアを100近くに調整したものが多いです。
良質タンパク質を食べたからといって、これが筋肉につくり変えられることはありません。
タンパク質は小腸でアミノ酸の形で吸収され、筋肉や血液成分などのすべての身体成分の合成材料に使われ、筋肉や血液成分などのすべての身体成分の合成材料に使われ、その余剰分はエネルギーや中性脂肪として使われたり、蓄積されます。
それゆえに過剰摂取にならないように注意が必要です。

アミノ酸

タンパク質の構成素材はアミノ酸です。
製品内に20種類すべてのアミノ酸を含むものから、分岐鎖アミノ酸(バリン・ロイシン・イソロイシン)とアルギニン、グルタミンなどを必須アミノ酸配合物に添加したものまで、様々です。
体内でのアミノ酸は、エネルギー源や筋肉を含めた身体成分・酵素やホルモンの主要成分になる一方、直接、ホルモン作用や免疫機能などにかかわることが明らかになりつつあります。
いずれにしても、余剰分はエネルギーに変換されることに注意が必要です。

 

ビタミン

ほとんどすべてのビタミンを含むものと、単独のビタミンからなるものがあります。
形状的には錠剤やカプセル入りが多く、食品とは言い難いものが大半です。
特に脂溶性ビタミンの取り扱いには気を付ける必要があります。

 

ミネラル

もっとも一般的なのはカルシウムと鉄の補給を目的としたものです。
それぞれに単独に添加された場合が多いです。
中には、栄養所要量でその使用基準の明らかでないミネラルを比較的多量に含有するものもあります。

 

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筋力増強と食事と高強度のレジスタンストレーニング

2013.10.10 | Category: トレーニング

筋力増大の食事とレジスタンストレーニング

レジスタンストレーニング

タンパク質

タンパク質は体重の15%を占め、その約半分は骨格筋に存在しています。

 

体内のタンパク質は絶えず分解されているので、食物からタンパク質を毎日摂取しないと、体内のタンパク質量が減少し、筋肉量の低下を招きます。

 

激しい持久性のトレーニングは赤血球の破壊を引き起こすので、タンパク質の摂取が不十分であると、それが貧血(スポーツ貧血)の原因になることが知られています。

 

激しい身体活動状態においては、増加したエネルギー代謝量の10%に相当する分をタンパク質から摂取するのが望ましいと言われています。
この考えに基づけば、エネルギー消費量が4,000kcal程度であるスポーツ選手のタンパク質必要量は体重1kgあたりでおよそ1.7gとなります。

アミノ酸

人を含めた動物のタンパク質は20種類のアミノ酸より構成されているが、そのうち8種類が成人に必須のアミノ酸であり、食物から供給しなければなりません。
適正なエネルギー摂取量と栄養素のバランスがとれた食事に注意を払えば、必要なタンパク質は十分に摂取することができます。
分岐鎖アミノ酸などのアミノ酸が運動中のエネルギー代謝・疲労発生に関連することが指摘されていますが、これら特定のアミノ酸の大量摂取がパフォーマンスに及ぼす効果についても科学的な検証が不十分であり、スポーツ栄養学者の間でもコンセンサスは得られていないので、現在のところ積極的には推奨されていません。

 

高強度レジスタンストレーニング

高強度のレジスタンストレーニングは筋肉量を増加させることはよく知られていますが、その際に食事タンパク質を増加させると、骨格筋のタンパク質合成が促進させることが明らかになっています。
成人男性に対してタンパク質所要量(0.99g/kg/日)でレジスタンストレーニングを行わせたところ、窒素バランスが負になったという報告があり、タンパク質摂取を2.62g/kg/日にした場合には、窒素バランスが正になったということが報告されています。

高強度のレジスタンストレーニングにおいてはタンパク質摂取の推奨値は1.7~1.8g/kg/日であることが示されています。

引用・索引アスレティックトレーナー教本


グリコーゲンローディング(グリコーゲンを枯渇させると、運動後の回復期にグリコーゲンが再合成される能力が高まる)

2013.10.06 | Category: トレーナー

貯蔵グリコーゲンを高める食事

高強度で行われる持久性トレーニングで消耗したグリコーゲンは、食事によって速やかに補充されなければなりません。
どのような食事を摂るかによって体内各組織に貯蔵されれる糖質の量は影響を受け、糖質が少なく脂質が多い食事では肝臓の貯蔵グリコーゲン、が少なく、血糖値も低くなります。
逆に高糖質食では筋肉、肝臓ともに高いグリコーゲン含量になります。

 

不適切なグリコーゲンの再補充プロセスを何日も続けると、グリコーゲンの貯蔵量は非常に低くなり、1日に16kmのランニングを3日間続けて行い、低糖質・高脂質の食事を摂っていると、筋グリコーゲン含量は徐々に低下していき、3日目のランニング後には非常に低い水準になることが報告されており、グリコーゲン再補充は、トレーニング後にできるだけ早く開始するべきです。

日本人の食事の糖質エネルギー比は50~60%の範囲であり、脂質のエネルギー比は25~30%で、トレーニング終了後1時間以内に糖質を摂取できるように何か用意しておくべきです。

 

グリコーゲンローディング

 

筋バイオプシー法が開発され、持久性運動によるよる脚筋のグリコーゲン量の減少とその後の再合成の経過について研究された結果、長時間の激しい運動によって脚筋グリコーゲンを枯渇させると、運動後の回復期にグリコーゲンが再合成される能力が高まり、筋グリコーゲン濃度に過補償が生じることが明らかになりました。
さらに、食事組成の違いによって生じた脚筋中のグリコーゲン含量の違いが、運動接続時間に影響を及ぼすことが明らかになっています。

 

これらの研究成果を基礎にして、食事と運動を組み合わせることによって、筋肉中のグリコーゲン含量を高め、持久性パフォーマンスを高めるために開発された手法が”グリコーゲンローディング”です。

 

通常の食事を摂ったあと、一過性の疲労困憊運動後、高脂質・高たんぱくで低糖質の食事を3日間とり、その後、高糖質食に切り替える方法が筋グリコーゲンの蓄積にはもっとも効果的であることが明らかになりました。

 

ps、しかしこの方法では、疲労困憊運動を競技会の直前に行わなければならないので、選手にとって疲労がレースの日まで残るのではないかという不安があり、高脂質・低糖質食により風邪をひきやくなったり、下痢をしたりする危険性を伴うことがあり、これらを解決するための改良法も開発されました。

(さらに…)

体内のエネルギー源物質(栄養素)糖質(炭水化物)・脂質(脂肪)・タンパク質

2013.10.03 | Category: アスレティックリハビリテーション

①エネルギー源物質(栄養素)糖質(炭水化物)・脂質(脂肪)・タンパク質


糖質は肝臓、および骨格筋にグリコーゲンとして貯蔵されており、グリコーゲンの基本単位であるグルコース(ブドウ糖)は血液中に血糖として溶け込んでいます。

 

脂質は皮下や内臓の周辺部、および骨格筋の細胞中にトリグリセリド(中性脂肪)として蓄えられています。
また、タンパク質は骨格筋や内臓諸器官の重要な構造物質であり、エネルギー源としての働きはマイナーです。



ps、ハイパワー型、あるいはミドルパワー型のスポーツにとって重要なエネルギー供給系である非乳酸性と乳酸性の無酸素過程とローパワー型の運動・スポーツで重要な有酸素過程ではATP生成反応の基質となるエネルギー源物質の貢献度が異なり、ATPの生成効率(1分子のエネルギー源物質から生成されるATP分子数)にも著しい差が見られます。

引用・索引アスレティックトレーナー教本

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