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2015 6月の記事一覧

野球のスイング中のパワーは体幹の筋群の大きな筋活動を維持するため、股関節から発揮する下肢のエクササイズを強調させる必要がある

2015.06.30 | Category: 投球障害治療

野球のスイング

野球のバットスイング

理論的スイング

「野球の物理学(The Physics of Baseball)」という著書には、スイングはふたつの要素に分けられると述べられており、メジャーリーグの打者の場合、ボールが投手の手を離れてからバットとボールのコンタクトまでに0.2秒でスイングされますが、スイングの前半の0.1秒は、打者の運動によって支配され、スイングの後半の0.1秒(バット-ボールコンタクトまで)は、バットの反動で決定されます。

 

スイングにおける構成要素の間に、身体の連続的なトルクの発生の動作によって運動エネルギーが産生され、最後のリンクである手とバットへともたらされます。

 

バットが弧を描き振り抜かれる際の身体の回転によって力が生み出される最終局面で、両手および移動中のバットは時速20マイル(32km)に達し、その際の運動エネルギーはおよそ0.05馬力/秒になります。

 

投手の方向に向かって時速6マイル(9.6km)で体重移動が起こりますが、これは体重80kgの打者では、約0.4馬力/秒の運動エネルギーに相当します。

 

したがって、およそ0.6馬力/秒の運動エネルギーが身体運動において蓄えられます。

 

野球のバッティング能力に影響を及ぼす因子(バットスイングスピードは体重、除脂肪体重、握力、背筋力との間に有意な相関関係が認められる)

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糖尿病を有するアスリートに対する栄養指針(有酸素性トレーニングに先立ちレジスタンストレーニングを実施することで、運動による血糖低下を抑制、運動誘発性の低血糖症状はほとんど引き起こされない)

2015.06.29 | Category: トレーナー

糖尿病を有するアスリートに対する栄養

糖尿病を有するアスリート

糖尿病とアスリート

1型糖尿病を有するアスリートに対する栄養指導は指導者とアスリート双方の努力が必要となります。

 

運動に関連した低血糖および高血糖の諸症状は、運動直後もしくは、運動後15時間が経過してからも生じる可能性があります。

 

1型糖尿病について、運動にかかわる危険性を最小限に抑えるための最も効果的な方策を認識、理解することが指導者とアスリートは重要になります。

 

糖尿病を患っている男性肥満患者のテストステロン値が通常より低い割合は50%になる

 

睡眠と脳(睡眠不足は交感神経活動の亢進とともに血糖調整機能の低下、食欲抑制作用レプチンの分泌量が低下)

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ω(オメガ)-3脂肪酸摂取のメリット(オメガ3脂肪酸の摂取が炎症マーカーを低下させ、運動中の血流を最大36%増大させる)

2015.06.28 | Category: サプリメント

ω-3脂肪酸

ω3脂肪酸

ω-3脂肪酸

ω-3脂肪酸は、α-リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)などがこれに属し、最も人気の高い機能性成分の一つになります。

 

ω-3脂肪酸は多くの健康効果に関連づけられているほか、血中ω-3脂肪酸濃度の上昇は、炎症性マーカー(インターロイキン[IL]-6、IL-1ra[IL-1受容体アンタゴニスト]、腫瘍壊死因子[TNF]-αおよびC反応性タンパク[CRP])の数値を下げ、反対に抗炎症マーカー(可溶性IL-6r[IL-6受容体]、IL-10およびTGF-β)の数値を高めると考えられています。

 

DHAとEPAはそれ以上分解することができないため、特に推奨されるω-3脂肪酸であるのに対して、ALAは、EPAやDHAに転換されることはほとんどなく、転換率は前者が8~21%、後者が4~7%になります。

 

脂肪の特徴(脂肪酸はミトコンドリア内でβ酸化されアセチルCoAになり、糖と同じように完全に酸化される)

 

有酸素性エネルギー産生(酸素で消化吸収された栄養素(糖質、脂質、タンパク質)を水と炭酸ガスまで分解しATPを再合成を行い、エネルギーを生み出す仕組み)

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ストレッチの生理学的作用(受動的なストレッチを10分行うと速筋である指伸筋のAkt活動が有意に増大し、機械的張力が、速筋線維内のAktを活性化する仕組みに関わる可能性がある)

2015.06.27 | Category: トレーニング

ストレッチの生理学的作用

ストレッチの生理学

 

ストレッチとシグナル経路

筋肉に本質的に備わるいくつかの因子、例えば細胞内の情報伝達(機械的な張力の細胞内シグナル変換)などが筋肥大に関わっています。

 

多くの潜在的な主要因子(IGF-1、筋原性成長因子、プロテインキナーゼB:PKB、セリン/トレオニンプロテインキナーゼ:Akt、哺乳類ラパマイシン標的タンパク質:mTOR、70-kDaリボソームS6キナーゼ:P70S6K)が骨格筋の筋肥大に関わることが確認されています。

 

筋力強化を考えた場合のセット間ストレッチの活用(活動中の筋に乳酸、水素イオン、ナトリウムイオンとリン酸の蓄積をもたらし、エクササイズに対する成長ホルモン(GH)の応答に重要)

 

ストレッチの筋肉痛の緩和の生理学的効果(血漿キニン分解・β-エンドルフィン分泌促進)

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野球のバッティング能力に影響を及ぼす因子(バットスイングスピードは体重、除脂肪体重、握力、背筋力との間に有意な相関関係が認められる)

2015.06.26 | Category: 投球障害治療

バットスイングに影響を及ぼす因子

野球においてバットスイングに影響を及ぼす因子

野球においてバットスイングの重要性

野球は投げる、打つといった技術的な要素が強く関与するだけに、体力特性のみで競技パフォーマンスの良し悪しを比較するのは困難であり、実際、バッティング能力における先行研究においては、バットの軌道や下肢から骨盤の捻転動作などにおける力学的分析に関する知見は存在しますが、競技レベルが高い選手の体力特性や特に優れている運動機能、プロ野球選手の体格の推移などの体力科学的知見が若干あるだけになります。

 

オフシーズンは回復かそれとも準備か?(プレシーズンへ向け、筋サイズや筋力の低下、筋の動員パターンにおける神経系の低下を防ぐトレーニングが重要になる)

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オフシーズンは回復かそれとも準備か?(プレシーズンへ向け、筋サイズや筋力の低下、筋の動員パターンにおける神経系の低下を防ぐトレーニングが重要になる)

2015.06.25 | Category: トレーニング

オフシーズン:回復かそれとも準備か?

オフシーズンの定義

オフシーズンとは、シーズン終了直後から新たなシーズンがオープン戦で開幕するまでの期間であり、多くのアスリートとコーチにとって、オフシーズンは長かったシーズンからの修復、再生、回復に費やすべき時間と定義されています。

※定義上、オフシーズンには、ポストシーズンとオフシーズン、さらにプレシーズンの準備までが含まれます。

 

数十年前であれば、アスリートは、オフシーズンを使って、自分が通常行っているスポーツ以外のスポーツに従事していました。

 

ピリオダイゼーションモデルの中には、相互に類似性のないスポーツに積極的に参加することは、アスリートに有益であると示唆するモデルもありましたが、1980年台の初めに、パフォーマンスの向上を図り、選手寿命を延ばすためには、アスリートは1年を通してトレーニングを続ける必要があるということが示されました。

 

野球選手におけるオフシーズンからプレシーズンへのトレーニング(筋力と爆発力をともに訓練するエクササイズを組込まなければならない)

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パワーはオーバーハンドスローイングアスリートにおいて最も向上させたい変数であり、この変数は投球速度につながる

2015.06.24 | Category: 投球障害治療

オーバーハンドスローイングアスリートのトレーニング

オーバーハンドスローイングレジスタンストレーニング

パワーとは

パワーとは仕事率のことであり、力×速度、あるいはスピードと筋力の積と定義されます。

※パワーの同意語としてスピード筋力という言葉を用いることがあります。

 

パワーはオーバーハンドスローイングアスリートにおいてストレングスコーチが向上させたい変数であり、この変数は投球速度につながります。

※速度とは、ある方向を有するスピードのことであり、パワーの構成要素になります。

 

オーバーハンドスローイングは、数多くの競技において個人やチームの成功に欠かせない重要な役割を果たし、特に野球、ソフトボール、フットボール(クォーターバック)、ハンドボール、クリケット、投擲、水球などの競技では、投球速度を向上させ、強化し、維持することが試合や競技の結果を左右するために、重要視されます。

 

筋力を最大化するためのパワートレーニング(最大筋力を発揮する能力とパワーを発揮する能力とは、互いに異なる能力であることを考慮する)

 

野球選手におけるオフシーズンからプレシーズンへのトレーニング(筋力と爆発力をともに訓練するエクササイズを組込まなければならない)

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骨格筋低周波電気刺激法:EMSによる運動療法の可能性(電気刺激は低い運動強度で解糖系エネルギー利用の高い速筋線維の動員を可能にし、筋エネルギー消費、グリコーゲン代謝、糖代謝を活性化できる有用な手段である)

2015.06.23 | Category: トレーニング

骨格筋低周波刺激法による運動療法

骨格筋低周波刺激法による運動療法

骨格筋への低周波刺激法

超高齢化社会を迎えた今日、寝たきりの患者や慢性的な運動不足者、体力の低下した人々、あるいは過度の肥満や整形外科的疾患などのために、有酸素運動を行えない人々が多数存在します。

 

さらに、糖尿病合併症や心血管系合併症などの臓器障害により運動制限を必要とする患者も多く認められます。

 

このような人々は、身体の不活動がもたらす不利益を受けなければならない状況にあり、有酸素運動やレジスタンストレーニングなどの代償となる運動方法の開発が望まれていました。

 

近年、骨格筋低周波刺激法:EMS(体表に貼り付けた表面電極を介して骨格筋に電気刺激を加え、筋収縮を誘発させる)を利用して、糖・エネルギー代謝活性化に及ぼす効果について検討されています。

 

EMSトレーニングが筋力に及ぼす効果(筋力の増加を媒介するものは、主として筋の活性化増大などの神経系の適応)

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ローテーターカフの疾患(肩甲骨外転を伴う肩甲上腕関節の最大外旋位は上後部における棘下筋と棘上筋の圧迫により内部インピンジメントを引き起こす)

2015.06.22 | Category: 投球障害治療

腱障害、インピンジメント症候群、および様々な程度の筋/腱断裂

ローテーターカフの疾患

ローテーターカフの疾患を引き起こすのは主に棘上筋になります。

 

棘上筋の役割は、肩の軽度の外旋トルクをかけながら圧迫し、外転させることになり、そのため、ローテーターカフに疾患が生じると、肩の外転動作における疼痛や筋力低下が生じます

 

ローテーターカフの疾患(野球肩)には、腱障害、インピンジメント症候群、および様々な程度の筋/腱断裂が含まれます。

 

野球肩のリハビリテーションの基本原則(ローテーターカフの筋力とバランス、GH関節の不安定性は肩甲骨のポジショニングと肩甲上腕リズムに影響する)

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カフェイン摂取により筋肉痛・炎症を抑制し回復を促す(筋肉の最大収縮における疼痛を有意に軽減、炎症時に分泌されるアデノシンをカフェインがブロックすることで疼痛が軽減される)

2015.06.21 | Category: サプリメント

アスリートのための機能的食品・機能的飲料

アスリートの機能性食品および飲料

機能性食品および飲料

機能性食品または飲料の一般定義は、「それが元来もたらす以上の生理学的利益を不可された」製品ということになります。

 

そのため、例えば何も、加えていないオレンジジュースは普通の飲料ですが、植物コレステロールを加えた、オレンジジュースは、植物コレステロールの減少という生理学的利益を目的として植物ステロールを添加しているため、機能性飲料に分類されます。

 

機能的食品および飲料は、健康にまつわる様々な用途に向けて作られており、減量の促進や関節の健康増進、筋力や骨密度の骨密度の向上、心血管疾患や2型糖尿病のリスク軽減、消化の促進、皮膚のしわの改善などになります。

 

アスリートの回復のための栄養とは(糖質摂取の種類により血中乳酸濃度、グリコーゲン再合成、筋損傷の回復に影響する)

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野球肩のリハビリテーションの基本原則(ローテーターカフの筋力とバランス、GH関節の不安定性は肩甲骨のポジショニングと肩甲上腕リズムに影響する)

2015.06.20 | Category: 投球障害治療

肩のリハビリテーションの基本原則

肩関節複合体

肩関節は非常に複雑な領域であり、この領域においては、肩甲上腕関節(GH)、胸鎖関節、肩鎖関節、および肩甲胸郭関節など多くの関節が互いに依存しあって存在し、これらは肩関節複合体を構成する要素となります。

 

これらを構成する関節のいずれかひとつが動くと、ひとつかそれ以上の他の関節も同時に動くため、ひとつの関節が受傷すると、多くの場合、他の関節の運動学的要素も変化し、機能的動作における筋の代償作用が生じます。

 

インピンジメント(野球肩)を抑えるトレーニングとは(棘上筋を効果的に鍛え、肩峰下腔の狭小化を抑え機械的圧迫の増大とインピンジメントの助長を防ぐ)

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上腕骨内側上顆炎:野球肘のリハビリテーション(伸張性エクササイズを導入することで、インスリン様成長因子を増加させ、細胞増殖と基質の再造形を促進するメカノトランスダクション(機械的な負荷を細胞の反応に転換するプロセス)の効果がある)

2015.06.19 | Category: 投球障害治療

 上腕内側上顆炎とリハビリテーションの重要性

上腕内側上顆炎

上腕骨内側上顆炎のリハビリテーション

上腕骨内側上顆炎におけるリハビリテーションにおいて重要な事項は、入念なストレッチ厳密なストレングスプログラムが推奨されています。

 

筋力およびパワーの向上を目指す前に、持久力トレーニングを最初のトレーニング目標とし、軽めの負荷と痛みのない関節可動域で行い、このような漸進は、負荷を次第に増加させることに役立ち、知覚、固有感覚、運動パターンの再教育を可能にします。

 

野球肘:上腕骨内側上顆炎のリハビリテーション(回外と回内、およびニュートラルな肢位での肘関節屈筋群の十分な強化を含めなければならない)

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長距離選手のプライオメトリックトレーニングの利点(高い着地衝撃に対応することを助け、筋のコンプライアンス(柔らかさ)を左右するゴルジ腱紡錘を徐々に抑制して、推進力とRE、RFDの向上を促す)

2015.06.18 | Category: トレーニング

長距離ランナーとプライオメトリックトレーニング

長距離選手とプライオメトリックトレーニング

ランニングエコノミーとスティフネス

ランニングエコノミー(RE)が筋腱スティフネス(硬さ)に大きく影響することはよく知られており、このスティフネスを向上させるにはプライオメトリックトレーニングが最も適していることは数多くの研究が認めています。

 

長距離選手の筋力向上のメリット(筋力の向上により接地時間の負荷局面中に適用される相対的な力(%max)が減少、それにより力発揮代謝要求が減少、付加的な仕事に利用できる予備の運動単位が生じる)

 

プライオメトリックトレーニングの重要性(ストレッチ・ショートニング・サイクルは神経、筋の機能改善に伴う爆発的パワーの向上により、多くの種目の競技パフォーマンスに影響を与える)

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野球肘:上腕骨内側上顆炎のリハビリテーション(回外と回内、およびニュートラルな肢位での肘関節屈筋群の十分な強化を含めなければならない)

2015.06.17 | Category: 投球障害治療

上腕骨内側上顆炎のリハビリテーション

上腕骨内側上顆炎のリハビリテーション

内側上顆炎とスポーツ競技

内側上顆炎はアスリートによくみられ、「野球肘」「ゴルフ肘」また成長期が関与していると「リトルリーグエルボー」と言い換えられます。

 

上顆炎に関しては、テニスのバックハンドストロークのように、前腕伸筋群のオーバーユースにより起こる外側上顆炎(Lateral Epicondylitis)がより多くみられることから、「テニス肘」の用語が生まれました。

 

内側上顆炎は、外側上顆炎ほど発症頻度は高くはありませんが、全体の10~20%の割合で報告されています。

 

野球肘とファンクショナルムーブメントスクリーン:FMS(肘に影響を与える可能性として、近位から遠位へのコーディネーションの低下、股関節のROM制限/筋力低下、体幹の筋力低下、肩の柔軟性低下が挙げられる)

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伸張-短縮サイクル:SSC(伸張反射による短縮性筋活動が生む収縮力が増強され、この反射は運動神経の興奮レベルと動作の振幅の小ささに影響する)

2015.06.16 | Category: トレーニング

伸張-短縮サイクルパフォーマンスのための伸張性トレーニング

プライオメトリックトレーニング

伸張-短縮サイクルパフォーマンスのための伸張性トレーニング

筋が抵抗に打ち勝つことを求められる際(短縮性筋活動によって収縮することを求められるとき)、それを実行する能力は、短縮性筋活動の前に伸張性活動が行われているかどうかにより決まるとされています。

 

短縮性筋活動だけによる発揮筋力は、先行的に伸張性筋活動を伴う短縮性筋活動よりも低いことが研究によって示されています。

 

伸張性エクササイズと至適筋長の変化(ハムストリングの傷害は片側性の多関節運動中に発生する為、膝関節の伸張性の伸展だけではなく、股関節の伸張性の屈曲も含むエクササイズを考案する必要がある)

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