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2015 8月の記事一覧

ジュニア競技選手の傷害予防プログラム(FIFA-11プログラムは体幹の安定化、ハムストリングのエキセントリックトレーニング、バランスエクササイズによる固有感覚受容器の向上、下肢筋群の動的安定化とプライオメトリックによる神経筋コントロールの要素を含んでいる)

2015.08.31 | Category: アスレティックリハビリテーション

傷害予防プログラム

FIFA11+傷害予防プログラム

FIFA-11プログラム

サッカー界では、2005年にFIFA-Medical Assessment and Research Centre(F-MARC)が開発したプログラムフFIFA-11プログラムが傷害予防として紹介されています。

 

このFIFA-11プログラムは体幹の安定化、ハムストリングのエキセントリックトレーニング、バランスエクササイズによる固有感覚受容器の向上、下肢筋群の動的安定化とプライオメトリックによる神経筋コントロールの要素を含んでいます。

 

さらに、FIFA-11プログラムを改良し、バリエーションや漸進性、競技特性を反映させた機能的なアジリティランニングが加えられたFIFA-11+プログラムが開発されています。

 

ジュニアスポーツにおける傷害予防(米国では傷害予防対策のひとつとして、早期に専門化を行わず、ジュニア期には多様な種目を経験するように提言されている)

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ジュニア選手の最も身長が伸びる時期(PHV:Peak Height Velocity)を考える(急激な骨の伸長により骨密度が一時的に停滞もしくは低下し、筋の組織形態が追いつかず張力の高い状態(柔軟性の低下)になる)

2015.08.30 | Category: 投球障害治療

野球のジュニア選手に対する身体発達への対応

野球のジュニア選手に対するアプローチ

優れたアスリートへ成長するために

ジュニア選手に関わる場合、そこでは長期的な育成計画の導入、つまりジュニアの期間が、将来より優れたアスリートへと成長するための準備期間であるとの認識が求められています。

 

特にStrength&Conditioningの立場からは、子供の発育段階において、様々な体力要素に注目しつつ、それらの発達がより強調される時期に、適切なトレーニングを導入することが望まれています。

 

ジュニア野球選手の基本的な体力の獲得の意義(安定性を得ることで、動作の中での可動を効率化、静的、動的なバランス能力を向上させることで、野球の技術向上における基礎、障害のリスクを軽減させる)

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ジュニア野球選手の基本的な体力の獲得の意義(安定性を得ることで、動作の中での可動を効率化、静的、動的なバランス能力を向上させることで、野球の技術向上における基礎、障害のリスクを軽減させる)

2015.08.29 | Category: 投球障害治療

ジュニア野球選手の基本的な体力の獲得

ジュニア野球選手の基本的な体力の獲得

調整能力の向上

調整能力の向上においては、発育に伴う神経系の発達と、運動を繰り返すことにより生ずる神経系内での可塑的な変化が主に関与していると考えられていますが、Strength&Conditioningの立場からは、特に後者における「運動の繰り返し」といった点には注目しなければなりません。

 

※つまり、「運動の繰り返し」を支える体力の獲得、そして「運動の繰り返し」による障害の防止です。

 

より多く練習を繰り返すことは、技術習得の機会を増やす一方で、身体への負担がその許容量を超えた場合は障害につながります。

 

ジュニア野球選手のトップアスリートとしてスキル向上を目指す際に重要とされる能力(「完成像、理想像を明確にもつ」「運動観察眼をもつ」「動きのコツを明確に挙げることができる」「指導者や仲間の「ことば」を理解できる」)

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運動誘発性筋痙攣の生理学的メカニズム(筋紡錘からの求心性神経活動が増加し、ゴルジ腱器官からの入力が低下すると、結果的に運動ニューロン細胞体で弛緩を命じるシグナルが受信されなくなる)

2015.08.28 | Category: アスレティックリハビリテーション

運動誘発性筋痙攣の末梢性メカニズムと中枢性メカニズム

運動誘発性筋痙攣の末梢性メカニズムと中枢性メカニズム

筋痙攣のメカニズムの違い

運動誘発性筋痙攣に対する中枢神経の刺激が存在することは、研究者により根拠を持って一般的に取り入れられていますが、神経性刺激自体の起源については議論があります。

 

中枢起源説(Central Origin Theory)の支持者は、運動ニューロンの過剰興奮から痙攣が始まると示唆しています。

 

一方、末梢起源説(Peripheral Origin Theory)の支持者は、痙攣は運動筋の無髄軸索終枝の異常興奮による運動ニューロンの自発放電の結果であると主張しています。

 

運動誘発性筋痙攣とは(疲労の結果、神経の興奮により閾値周波数に到達、活動中の筋からのフィードバックメカニズムに異常が生じる)

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ジュニア野球選手のトップアスリートとしてスキル向上を目指す際に重要とされる能力(「完成像、理想像を明確にもつ」「運動観察眼をもつ」「動きのコツを明確に挙げることができる」「指導者や仲間の「ことば」を理解できる」)

2015.08.27 | Category: 投球障害治療

競技選手への適応

ジュニア野球選手への適応

調整能力

競技の中では、より速く、より強くといった出力の最大値だけではなく、場面によっては、出力の調整を含めた様々な調整能力が求められます。

 

このような調整能力は、守備や走塁においても様々な場面で求められ、さらに、こうしたプレー中での動作そのものに対する調整能力に加え、ジュニアの野球選手は、成長とともに使用するバットやボールの種類(軟式・硬式)、グラウンド(塁間、広さ、サーフェス)などの変化に対しても都度適応することが求められています。

 

野球のジュニア選手の投球動作(投球動作を高いレベルへ導く要因として、体幹や下肢の強さが求められるが、下肢の筋量は遅れて増加する傾向がある)

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思春期における前十字靭帯損傷のリスク因子(思春期の筋骨格系の成長がそれに相応する神経筋の適応を伴わないことにより内的ACL(前十字靭帯)損傷リスク因子を助長する)

2015.08.25 | Category: アスレティックリハビリテーション

思春期における前十字靭帯損傷リスク因子の急増

前十字靭帯損傷リスク

性差による成熟と前十字靭帯損傷リスク

男子は、実年齢を重ねるとともに、成熟段階と相関してパワー、筋力、コーディネーションの増大示す一方、女子は、思春期を通じて示す変化が有意に小さいことが示されています。

 

女子は、男子にみられる身長、体重、神経筋パフォーマンス間の相関関係は、思春期には存在しないとされています。

 

例えば、バーティカルジャンプ高(全身のパワーを示す数値)は男子においては思春期に着実に増大しますが、女子においてはそうではありません。

 

思春期の筋骨格系の成長がそれに相応する神経筋の適応を伴わないことによって、ある種の内的ACL(前十字靭帯)損傷リスク因子を助長する可能性があります。

 

このような内的リスク因子は、しかるべきタイミングで対処しなければ、思春期から成熟期へと継続して、ACL損傷の発生を高める可能性があります。

 

前十字靭帯(ACL)障害予防のためのトレーニングプログラム(不適切な筋の活性化を修正し、着地時にかかる力を減少させ、膝関節の外反モーメントと回旋を減らし、ハムストリングの筋力を増加させることを目的とする)

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ジュニア野球選手の打撃動作をより洗練させるためには(スイングスピードと相関がみられるのが除脂肪体重である)

2015.08.24 | Category: ブログ

ジュニア選手の打撃動作

打撃動作の評価

投球動作と同様、野球における打撃動作は、バットを使用する操作系の動作になり、また、投手による投球が基本的に投げ手自身のタイミングで動作が開始されるのに対し、打撃動作においては、その投球に対する対応が求められることから、投球へのタイミングを含めた多くの調整能力が必要となります。

 

さらに、投球が投げる位置やその投球速度などでパフォーマンスを評価できるのに対し、打撃動作においては、その結果(打球)に対する評価も一様でないことから、測定によってこれを評価することが難しいといわれています。

 

野球のジュニア選手の投球動作(投球動作を高いレベルへ導く要因として、体幹や下肢の強さが求められるが、下肢の筋量は遅れて増加する傾向がある)

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運動誘発性筋痙攣の歴史的考察(最大限まで短縮した筋の等尺性収縮により、筋膜が伸張し、活動中の筋への血流が完全に止まることにより痛み受容器と化学受容器から中枢神経系(CNS)に求心性シグナルが伝わる)

2015.08.22 | Category: ブログ

運動誘発性筋痙攣の歴史的考察

運動誘発性筋痙攣肉離れ

運動誘発性筋痙攣の起源

心身起源説

過去1世紀にわたり、運動誘発性筋痙攣(EAMC:Exercise-induced muscle cramps)の原因について多くの理論が示されていますが、その仮説のひとつが痙攣の「心身起源(Psychosomatic Origin)」説になります。

 

痙攣が過敏な反応や極度の緊張、あるいは心理的な興奮状態によって起こされるという説になります。

 

運動誘発性筋痙攣の骨格筋の弛緩に関する生理学(ゴルジ腱器官(GTO)からの求心性フィードバックに機能的な異常が生じると、運動ニューロンの活性化が増大する)

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野球のジュニア選手の投球動作(投球動作を高いレベルへ導く要因として、体幹や下肢の強さが求められるが、下肢の筋量は遅れて増加する傾向がある)

2015.08.21 | Category: 投球障害治療

投球動作

投球動作のジュニア選手へのアプローチ

投球動作の運動技能

自分の身体そのものの移動が伴う移動系動作に対して、投球動作は自分の身体以外のものを操作する操作系の動作になります。

 

そうした中でも野球における上手投げは、後天的に学習によって獲得する運動技能であり、成長に伴って身につく技能ではないとされているために、ジュニアの野球選手は、練習を重ねることでその動作を習得していくことになります。

 

野球肘:投球動作のレイトコッキング期(投球側の肩における外旋トルクの増大は、肘内側の傷害度の上昇と高い相関関係)

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「第21回世界マスターズ陸上競技選手権」4×100mで世界一!(金メダル)、個人でも200mで銀メダルを受賞した渡邉コーチ!

2015.08.20 | Category: ブログ

「第21回世界マスターズ陸上競技選手権」

武井壮が陸上のマスターズ国際大会で優勝

 

8/4~16日までフランスで行われた「第21回世界マスターズ陸上競技選手権」で4×100mで世界一!(金メダル)、個人でも200mで銀メダルを受賞した渡邉コーチ!おめでとうございます!

 

武井壮が陸上のマスターズ国際大会で優勝Yahoo!ニューズ

 


運動誘発性筋痙攣に対する神経学的刺激(持続的で異常な脊髄反射活動、筋紡錘の求心性活動を増加させる一方で、ゴルジ腱器官の求心性活動を低下させる)

2015.08.18 | Category: アスレティックリハビリテーション

運動誘発性筋痙攣に対する神経学的刺激

運動誘発性筋痙攣の神経性起源

神経刺激

脱水と電解質減少が運動誘発性筋痙攣を起こすという理論には限界があり、多くの研究者は神経レベルでの機能障害が原因で運動誘発性筋痙攣が起こる可能性を調査し始めました。

 

Schwellnushらは、運動誘発性筋痙攣が脊髄レベルでの機能障害によって起こることを示唆しています。

 

彼は、「運動誘発性筋痙攣は筋疲労に続いて起こる、持続的で異常な脊髄反射活動によって起こる」「局所的な筋疲労は、筋紡錘の求心性活動を増加させる一方で、ゴルジ腱器官の求心性活動を低下させる原因となる」と主張しています。

 

さらに、二関節筋群(腓腹筋など)はより一層短縮した位置に置かれやすく、筋腱接合部における緊張レベルが低くなるように、ゴルジ腱器官の活動低下をもたらすという発見から、運動誘発性筋痙攣は神経由来であると仮定しています。

 

運動誘発性筋痙攣の骨格筋の弛緩に関する生理学(ゴルジ腱器官(GTO)からの求心性フィードバックに機能的な異常が生じると、運動ニューロンの活性化が増大する)

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栄養ドリンクの安全性(β作用体化合物を含む栄養ドリンクにおいて運動熱耐性を低下させたり、体温調節を損なう可能性がある)

2015.08.15 | Category: サプリメント

栄養ドリンクの安全性

栄養ドリンクの安全性

カフェインと栄養ドリンク

栄養ドリンクに含まれるカフェインには弱い興奮作用があり、一般にコーヒー、お茶、チョコレート、などのカフェインの含有量は40~150mgとされ、これに対して市販されている栄養ドリンクには、1回の服用量に対して75~174mgのカフェインが含まれており、多いものでは500mgを超える可能性があります。

 

栄養ドリンクに含まれるカフェインの副作用には、不眠、神経過敏、頭痛、頻脈がありますが、血圧に変化を及ぼすかは結論が出ていません。

 

栄養ドリンクと競技パフォーマンス(Red Bullは、注意力を向上させることにより、選択的反応時間や集中力や記憶力を向上、認知的パフォーマンスを改善させる)

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運動誘発性筋痙攣の骨格筋の弛緩に関する生理学(ゴルジ腱器官(GTO)からの求心性フィードバックに機能的な異常が生じると、運動ニューロンの活性化が増大する)

2015.08.13 | Category: アスレティックリハビリテーション

骨格筋の弛緩に関する生理学

痙攣のメカニズム

運動中に起こる痙攣を十分に理解するためには、筋の弛緩に関する生理学的メカニズムを理解する必要があります。

 

痙攣は通常、以下の要素のいずれかひとつ以上に障害が生じた結果起こるとされています。

 

  1. 骨格筋の弛緩にはミオシン頭部とアクチン結合部からの分離、カルシウムの筋小胞体への積極的輸送過程でATPが必要である
  2. 遊離カルシウムイオンの筋形質から筋小胞体への正常な輸送
  3. 静止中の筋膜が定常電位を保つこと
  4. 神経筋接合部の正常な機能
  5. 脊髄反射の正常な反応

 

運動誘発性筋痙攣とは(疲労の結果、神経の興奮により閾値周波数に到達、活動中の筋からのフィードバックメカニズムに異常が生じる)

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運動誘発性筋痙攣とは(疲労の結果、神経の興奮により閾値周波数に到達、活動中の筋からのフィードバックメカニズムに異常が生じる)

2015.08.11 | Category: アスレティックリハビリテーション

運動誘発性筋痙攣

運動誘発性筋痙攣足がつる

運動誘発性筋痙攣(EAMC:Exercises-Associated Muscle Cramps)とは

競技中によく起こる運動誘発性筋痙攣(EAMC)は、激し痛みをもたらし、競技パフォーマンスを大きく損なう症状になります。

 

EAMCはアスリートやレクリエーション活動の参加者に高頻度で発生しますが、なぜ運動中に起こるのか、その原因を解明するための研究は極めて少なく、研究者らは「運動中または運動直後に起こる、骨格筋の有痛性、痙攣性の不随意収縮」であり、痙攣の実態は運動ニューロンの爆発的な過活動であり、様々な要因の組み合わせによる脊髄の脱抑制と運動ニューロン終末の興奮が関与していると示しています。

 

脱水と電解質の減少がEAMCの主な原因であると考えられていましたが、現在のところ、最も多くの実証的な裏付けがあるのは、疲労の結果、活動中の筋からのフィードバックメカニズムに異常が生じるという神経学的要因が有力とされています。

 

ハムストリング損傷のリスク因子(ハムストリング挫傷はランニング中に発生し、一般に走行サイクルの遊脚末期に発生する)

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栄養ドリンクと競技パフォーマンス(Red Bullは、注意力を向上させることにより、選択的反応時間や集中力や記憶力を向上、認知的パフォーマンスを改善させる)

2015.08.09 | Category: サプリメント

栄養ドリンクと競技パフォーマンス

エナジードリンクと競技パフォーマンス

栄養ドリンクが競技能力を向上させるのはなぜか?

栄養ドリンクは、ワークアウトの質や競技パフォーマンスを向上させる目的で、エクササイズの前や試合前の栄養補給として利用されることが多く、カフェインは長年にわたり運動能力増強物質として利用されています。

 

しかし、カフェインが効果が認められているのは、持久系競技においてになり、持久系競技においては、疲労までの時間が延長されることが報告されています。

 

このような疲労の遅延は、脂肪酸化を増加させ、それにより筋グリコーゲン濃度を保つことで、運動時の代謝を変化させるカフェインの力に関連していると考えられています。

 

カフェインは筋小胞体からの細胞内カルシウムイオンの動員を加速して、筋収縮効率を向上させるとともに、糖分解調節酵素の反応速度を向上させることによって、筋力およびパワーを増大させることも示唆されています。

 

栄養ドリンクの効果(カフェインは3~9mg/kgを摂取することにより体脂肪減少、運動能力増強効果がある)

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