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野球治療(野球肩、野球肘)においてスローイングまでの流れ

投球動作

疼痛が消失し、投球動作の問題点も改善した段階で、次はスローイングの強度を上げていきます。

選手は痛みが無くなると治ったと思い、いきなり塁間を70~80%の力で投げ、ひどい場合はいきなり100%の力で投げるかもしれません。

痛みが取れるのは100%のパフォーマンスを発揮するための一つの段階ではありますが、「痛みが取れた=治った」ではありませんので、「徐々に」という抽象的な指示ではなく、具体的なスローイングプログラムを実施していく必要があります。

スローイングを始める前に

前腕を過剰に回内することによって肩関節が内旋します。

※肩関節が内旋すると「円背」「肩が下がる」「肩が上がりにくくなる」「肩が前に出て痛みが発生する」などの原因になります。

スローイングプログラム中の投球障害の再発を予防するためには、スローイング開始1周間前から行うメニューが非常に重要になります。

下記のプログラムを行い、「前腕過回内、肩関節過内旋」を伴う投球動作を改善することが痛みの再発防止につながります。

スローイングプログラム中に投球障害を発生させないために、スローイングプログラム開始1周間前から「カラーバットのシャドーピッチング」「紙コップ投げ」「アメフト型ボール投げ」を使って投球動作の改善を行っていきます。

スローイング開始1周間前のプログラム

1日目:カラーバット、紙コップでのスローイング5m×20球

2日目:カラーバット、紙コップでのスローイング5m×20球

3日目:カラーバット、紙コップでのスローイング5m×20球

4日目:ノースロー

5日目:アメフト型ボールでのスローイング10m×20球

6日目:アメフト型ボールでのスローイング10m×20球

7日目:アメフト型ボールでのスローイング10m×20球

第1段階

炎症症状が消失してから肩、肘などの筋機能を再教育、強化していく。
徒手抵抗、ゴムチューブ、ダンベル、ウェイトマシーンなどを利用し、マイナーマッスルから、メジャーマッスルへと取り込んでいく。

フォームの教育をもう一度やり直す。

テイクバック時の腕の軌道を確認し、その選手の肩甲上腕リズムにあったトップでの上腕骨の外転位置(肘の位置)、肘関節屈曲位の適正化などを徒手抵抗をかけながらチェックする(コックアップ時の状態のチェック)。
痛みが消失してきたら、事前に徒手療法を行いフォームのチェックを行う。
この時の注意点は、腕を振り上げる時に余計な力が入ってしまわないように選手に意識を持たせ、遠心力の反動で腕を回させるようにする。
テイクバックからトップの位置になるときの形を選手にあまり意識させすぎると、、この反動があまり使えない。
近い距離での座り投げで、ボールを持って投げさせる。
5~10ⅿの近い距離で軽く腕を振ってみる程度。

第2段階

フォームをチェックしながら、距離と投げるボールの強さを徐々に増やしていく。
初めは1mくらいに穴開きのネットを置き、至近距離でボールを指先に引っかけて投げてみる。
球数は20球程度から始め、30、50球と増やしていく。

第3段階

5,10,15,20,30,50mとその日の具合を見ながら、ステップアップしていく。
1日おきに慎重に進めていく。
この段階のときは、「また再発するのではないか」や「この痛みはずっととれないのではないか」などの不安感が非常に高い時期なので、最新の注意を払う。
球数は30球、50球、90球と増やしていく(毎日の状態を的確に把握する。球数、距離などは、随時変更しなければならない場合もある。)

第4段階

強く遠くに投げなれるようになったら、1週間に一度程の頻度で約60~80mの遠投を行ってみる。
その時に腕が思いきり振れる状態になければ、遠投はしないほうが良い。
この場合は、第3段階を今一度行う。

第5段階

ブルペンで投球練習を行う。
キャッチャーが立った状態から始め、状態を見てキャッチャーを座ってもらう。
球数は、細心の注意を払い、30,60,90球と進めていく(投手によっては最初から座った状態で投げ始める投手もいる)。

第6段階

ブルペンで変化球を混ぜ投球練習をする。

第7段階

フリーバッティングやシートバッティングで打者に対し投げる。

第8段階

ゲームに登板。

スローイングプログラム実施中に投球障害が再発する原因

「小指から上げる」「肘から上げる」などを意識しすぎると、前腕の過剰な回内が起こり、肩が内旋してしまいます。

小指から上げる、肘から上げるという動作は紙コップから水をこぼす動作になり、この動作は「肩関節外転、肩関節内旋、前腕回内」となります。

このような姿勢では肩甲骨面から逸脱した状態となり、肩関節外転(テイクバック)が困難となります。

肩関節

前腕回内、肩関節内旋、肩甲骨外転位でのテイクバックは外転制限をきたし、肩峰下インピンジメント症候群を生じる恐れがあります。

肘関節

Late cocking期でも外転制限を生じるために「肘下がり」となり、肘関節外反ストレスが増大します。

ポイント:軽度の前腕の回外位で投球を行う。

前腕が少し回外することで肩がスムーズに上がります(肩関節中間位、外旋位で外転がスムーズになるため)。

疼痛の無い範囲で痛みが出たら3日から1週間様子をみながら、1段階落としながら再開しましょう。


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