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デプスジャンプの応用(DJの開始時の高さを上げることは、償却局面の時間を短縮するために有効であるとされ、償却局面の短縮は、SSCの促進とプライオメトリック効果の増大をもたらす)

2018.01.14 | Category: プライオメトリックトレーニング

DJトレーニングの強度を決める変数

DJトレーニングの強度は、ふたつの主要な変数によって高めることができます。

 

最初の変数は落下する高さであり、ボックスを高くすることによりアスリートは重心の落下距離を大きくすることができます。

 

ふたつめの変数はアスリートの体重になります。

 

体重は、ジャンプドリルを行う間、外的な重量(ウェイトベストなど)を加えることによって変更できます。

 

これらふたつの変数は位置エネルギーの増加をもたらしますが、アスリートの体重を一時的に変化させることによって追加的な利益は提供されないことが明らかになっています。

子どものCMJとSJの比較(ジャンプパフォーマンスとSSC能力(CMJとSJ)を、暦年齢7~17歳の子どもを対象に測定したところ、14~16歳までの間にSSCの能力が加速する期間が観測された)

デプスジャンプの強度を調整するには

DJの強度を調節する最後の手段は片側性、すなわち片側でのバリエーションを行うことですが、この方法はDJを行う最も効率的な方法ではないとされています。

 

両側ではなく片側に体重をかけることは、実質的に体重を増加させることと同じ方法だからとされています。

 

したがって、DJ中に利用される全エネルギーを片側だけで発揮することになり、様々な高さから重力により加速される体重を片方の脚部に集中することは、同じ体重を両脚で分担する場合に比べると、償却局面を遅くすると予測できます。

 

研究から償却局面を遅くすることはあまり効率的ではないことが明らかになっています。

 

したがって、プライオメトリック効果を高めるためのより効率的な手段は、重力による加速時間を長くして(重心の高さを高くして)、運動速度を速めることになります。

 

さらに、DJの開始時の高さを上げることは、償却局面の時間を短縮するために有効であるとされています。

 

償却局面の短縮は、SSCの促進とプライオメトリック効果の増大をもたらします。

 

しかし、Walshらの研究によると、最も重要なジャンプの変数は、開始時の高さではなくむしろ接地時間になります。

 

彼らの研究結果では、DJの開始時の高さと比較すると、接地時間を最小にすることのほうが、ジャンプの重要な変数(機械的なパワー出力、重心や足関節および膝関節における仕事量、最大垂直力、離地速度など)に一層大きな影響を及ぼすことが示されました。

 

したがって、DJの強度を高める最も効果的な方法は、落下高を高くすることと併せて、接地時間を最小限まで短縮することになります。

ジャンプパフォーマンスの変動(パフォーマンスの変動はSSCをうまく利用する能力がまだ十分ではないことを示唆しており、運動制御または運動技術の欠如が、パフォーマンスの変動の主な原因である可能性が高いとされている)

 

引用・索引Various Jump Training Styles for Improvement of Vertical Performance

 


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