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二分靭帯損傷

2018.05.07 | Category: スタッフブログ

 

二分靭帯は足関節外側のすぐそばにあり踵骨から2方向に別れ立方骨と舟状骨に至る靭帯で、その形状からY靭帯とも呼ばれ、また、踵骨から立方骨へ至る部分を踵立方靭帯、舟状骨へ至る部分を踵舟靭帯といいます。

 

足関節の捻挫の約半数に二分靭帯の損傷が見られます。

発生機序

ヒールの高い靴を履いていて負傷、階段を踏み外した際負傷するなど足関節を内反に捻った際、(つま先立ちの状態から内反強制された際)二分靭帯にストレスがかかり損傷します。

症状

前距腓靭帯よりもやや下、中足骨外側周辺に疼痛、腫脹、圧痛、皮下出血斑が診られます。

 

歩行時痛・荷重痛著明。足関節を内反するように二分靭帯にストレスをかけると痛みを誘発します。

下肢における筋挫傷および慢性障害予防(障害予防には下肢筋群の柔軟性の改善、さらに適切なアライメントには、骨盤周囲の体幹筋群の安定性が重要になる)

二分靭帯損傷の鑑別疾患

踵骨前方突起骨折、外果剥離骨折などありますが、一番多いのが第5中足骨基底部の骨折で、受傷直後は症状がとても似ているため捻挫と勘違いしやすいです。

固定と予後

固定はテーピング、包帯固定、サポーターなどで固定し、松葉杖が必要な事もあります。

 

予後は比較的良好でが、負傷してからほおっておくと歩行時の痛みが残ったり、足根同症候を引き起こすこともあるので気をつけましょう。

足関節内反捻挫の不安定性の残存の三要素(可動域制限、筋力低下、動作の要素)


清田恵

引用元:Wikipedia、標準整形外科学