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腰部の外傷と障害の病態

2013.11.20 | Category: 腰・肩疾患

腰痛

腰部捻挫

ある姿勢や急激な動作で突発的に起こる腰痛を腰部捻挫といいます。

 

椎間関節の捻挫によって生じると考えられていますが、実際のところは種々の原因が考えられます。

 

いずれにしても、数週間の安静臥床で軽快しますが、しばしば再発を繰り返すことが多いです。

屈曲により腰痛が改善するクライアント(脊柱管狭窄症などの退行性変性による疾患を抱えるクライアントは、屈曲を重視した運動で好ましい反応が得られる傾向にある)

筋・筋膜性腰痛

発生状況によって、急性腰痛と慢性腰痛に分けられます。

 

急性腰痛は、スポーツ活動中の急激な体幹の動きや打撲によって起こります。

 

慢性腰痛は、急性腰痛からの移行と当初から慢性に経過する2つのタイプがあり、要因としてはオーバーワークによる筋疲労の蓄積によって起こります。

筋・靭帯付着部炎

腰部の筋や靭帯は、腰部棘突起や仙椎、骨盤に付着しますが、繰り返されるスポーツ動作によって、骨の付着部で炎症を起こし、症状は付着部の痛みになります。

椎間板ヘルニア

スポーツ活動などのストレスによって線維輪に亀裂ができ、その亀裂を通って椎間板の髄核が背部に膨隆、脱出して、腰部神経根を圧迫するのが椎間板ヘルニアです。

 

症状として、腰部痛と下肢痛(坐骨神経痛)があります。

 

仰臥位で、膝関節を伸展したまま下肢を拳上していくと、腰部痛と下肢痛を訴え、これをストレート・レッグ・ライジングテスト(伸展下肢拳上テスト)といいます。

 

このテストを行うと、下肢の拳上とともの臀部が拳上する現象を腰肢伸展強直(Huftlen-denstrecksteife)といい、小児の腰部椎間板ヘルニアの特徴的な所見の一つです。

 

MRI検査を行うと、椎間板、軟骨版と神経根の形態やそれらの関係がよくわかります。

脊椎分離症

分離症の多くは、成長期のスポーツ活動で、繰り返し加えられるストレスによって椎間関節突起部に起こる疲労骨折であると考えられています。

 

症状は腰痛であり、X線検査でほとんどわかりますが、X線検査で分離が不明な時は、CT検査が有用です。

 

若年者では、分離部の骨癒合が期待できるので、コルセットを3か月装着させ、その間運動は禁止します。

椎体終板障害

成長期の腰部のスポーツ障害が、椎体終板に及んだもので、シュモール結節や椎体前方の隅角解離(Kantenabtrennung)や後方の隅角解離などがあります。

 

X線検査で、シュモール結節は椎体上下の中央部に陥凹する小欠損を認め、隅角解離は側面像で椎体の辺縁が三角形に分離しています。

 

MRI検査では、椎間板組織が椎体内に進入しているのがはっきりとわかり、症状は、運動時や運動後の腰部痛になります。

腰部痛が改善する運動方向への運動介入(運動に伴いLBPが増悪し、痛みが脚部への下方へ放散する現象は症状の悪化を意味するため、「末梢化(Peripheralization)」を起こす運動は避ける)

引用索引Strength & Conditioning Journals Volumes32 Numbers3 pages33-46