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第5中足骨基底部骨折(下駄骨折)

2018.07.02 | Category: スタッフブログ

第5中足骨基底部骨折(下駄骨折)

第5中足骨基底部とは中足骨の足関節に近い部分のことで、この場所での骨折は下駄骨折とも言われます。

 

下駄についている鼻緒の付け根部分がちょうど第5中足骨基底部にあたります。今では下駄は昔より履かなく

 

なりましたが、昔は下駄で足を捻った時、鼻緒のこの部分が支点になり骨折することが多く下駄骨折と名前

 

が付いたそうです。

 

下駄をはいていなくても足関節を捻挫するように内返しに捻った時、捻挫に伴いこの時第5中足骨基底部が

 

骨折した場合、下駄骨折と呼ばれます。

症状

足外側に疼痛、圧痛、腫脹、皮下出血斑が出てきます。荷重痛、歩行時痛も診られます。症状の軽いものでは

 

荷重痛はあるが、外観上変化があまりなく放置されてしまうこともあります。放置してしまうと変形治癒や、

 

歩行時の痛みが取れなくなってしまうこともあります。

 

主に、ふくらはぎから第5中足骨基底部に腱となって付着している短腓骨筋という筋が、足関節の内反強制と

 

体重が乗ったことによる捻りで腱に引っ張られることによって骨折してしまいます。

治療

受傷後は患部の安静と再転位防止のため、ギプスやシーネ固定が勧められます。転移が大きいものや経過で

 

骨癒合がみられなかったりする場合、観血的療法に移行することもあります。

 

固定期間での筋力や柔軟性の低下はどうしても避けられません。筋力や柔軟性に対してのアプローチもきち

 

んと行いましょう。そして、ふくらはぎの筋の固さからこの骨折を起こしやすくなるとも考えられるので筋

 

の柔軟性は大切です。ふくらはぎに限らず、筋肉の柔軟性の低下は他の怪我につながるので怪我の予防に、

 

骨折後のリハビリにも有効です。

 

清田恵

 

引用元:標準整形外科学P724

 

 

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