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慢性腰痛(筋膜性腰痛)

2018.08.31 | Category: スタッフブログ,腰・肩疾患

腰痛は一般的に肋骨の際下端と殿溝の間の領域に認められる疼痛とされていて、さらに、頭側の胸椎の領域までの痛みを含め、腰背部痛とよばれることもあります。腰痛は誰もが経験しうる痛みです。

 

一般的な慢性腰痛は感覚的な主訴としては、「だるい」「重たい」というような鈍痛です。日常生活の姿勢や動作によって、腰の骨を支える筋肉に疲労がたまることが原因で起こり、体を動かすと痛みが軽減されることがあるが、長時間の運動で悪化するというのも特徴というように、軽い症状ならばすぐに回復しますが、筋肉の疲労が積み重なっていると、腰の筋肉がこわばることで血行が悪くなり鈍い痛みを常時感じるようになります。

 

初期の症状としては傍脊柱部の圧痛と張り感(過緊張)を感じ、この張り感(過緊張)はマッサージや温めて症状が軽減する、という所見はまさしく筋疲労に起因していると考えられます。

 

腰部への身体的負荷が大きい作業は腰痛発症の危険因子で、また、心理的因子(仕事絵の満足度や精神的ストレスなど)も腰痛の発症と関与しています。

腰の役割

  1. 体重の役10%の重さを占める頭を支える役割。体重が60㎏の人であれば常に6㎏の重さを支えているようなものです。
  2. さまざまな動作の中心にある。腰は必ずといっていいほど体の動きに使われます。
  3. 体全体に伸びる末梢神経の元である脊椎を保護する役割がある。など

腰痛の原因による分類

腰痛は原因疾患が存在する特異的腰痛と原因を特定できない非特異的腰痛に分類でき、約85%が非特異的腰痛、約15%が特異的腰痛とされています。

特異的腰痛の主な原因疾患

特異的腰痛の傷害部位としては脊椎、椎間板や筋・筋膜によるものが多く、原因疾患としては腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、椎体圧迫骨折によるものなどが多いですが、内科的疾患などからも腰痛を生じることがあるため注意が必要です。

 

  • ●筋・筋膜

・筋・筋膜性腰痛

 

  • ●脊椎・椎間板・脊髄

・腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・脊椎分離すべり症、脊椎変性すべり症・脊椎外傷(椎体圧迫骨折など)・代謝性骨疾患(骨粗鬆症など)・炎症性疾患(関節リウマチなど)など

 

  • ●内科・外科領域

・腎・泌尿器系(腎結石、尿路結石など)・婦人科系(子宮内膜症、子宮筋腫、妊娠など)・消化器系(腹膜炎、など)・循環器系(腹部大動脈瘤など)・精神神経系(うつ病、神経症など)など

非特異的腰痛の原因

多くは椎間板のほか椎間関節、仙腸関節といった腰椎の関節部分、そして背筋など腰部を構成する組織のどこかに痛みの原因がある可能性は高いところですが、特異的、つまり、どこが発痛源であるかを厳密に断言できる検査法がないことから痛みの起源を明確にはできません。

 

骨のずれ(すべり)やヘルニアなどの画像上の異常所見があっても、腰痛で困っていない人もいますし、逆に腰痛の経験があっても画像所見は正常な場合もあり、画像上の異常所見は必ずしも痛みを説明できないこともあります。

 

ぎっくり腰等の非特異的急性腰痛は、初期施術を誤らなければ多くは短期間でよくなりますが、一度発症すると、その後長期にわたり再発と軽快をくり返しやすいことが特徴です。

腰痛に影響を与える要因

腰痛発生の要因には、①腰部に動的あるいは静的に過度に負担を加える動作要因、②腰部の振動、寒冷、床・階段での転倒等で見られる環境要因、③年齢、性、体格、筋力等の違い、腰椎椎間板ヘルニア、骨粗しょう症等の既往症又は基礎疾患の有無および精神的な緊張度等の個人的要因があり、これら要因が重なり合って発生します。

腰痛の予防対策の進め方

まずは、柔軟性を高めていくことです。身体が柔らかくなれば可動域も広がり、動きもスムーズになり怪我の予防につながります。

 

体幹の衰えは足腰の衰え、姿勢・バランスの崩れにつながり腰痛など悪影響につながり、柔軟性と体幹を向上させていくことで身体の連動性が上手く行えるようになり動きがスムーズに、力強く動くようになります。

 

そして、「お尻のあたりが重い」、「両脇腹の裏が張る」、「背中のあたりが痛む」など幅広い範囲での痛みをひとくくりに腰痛として、自分の症状に合った改善策を見出せていないことが多いです。

 

抱えている腰の痛みによって施術は変わっくるので、どこが痛いのか、打撲で痛めたのか、慢性的な痛みなのか、などの原因と症状に合った改善策行いましょう。

運動すると肩こりや腰痛が緩和するのはなぜか?(血流量低下は、乳酸から分解した水素イオンが細胞の外に浸出し、ヒスタミンなどの発痛物質を発生させ、痛覚を刺激し筋肉に凝りや痛みを生じさせる)

体幹とは

腕・脚を除いた胴体部分のことです。

 

体幹は姿勢を維持する、動きを生み出す土台、身体の軸となるような役割があり、体幹が弱くなってしまうと怪我だけでなく、メタボリックシンドロームやロコモティブシンドロームなどにもつながっていきます。

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)

 

清田恵

 

引用元:病気がみえるVol11運動器・整形外科P50、51

 

 

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