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足根管症候群

2019.02.27 | Category: リハビリテーション

足根管症候群

足根管症候群とは、足にしびれが生じる疾患です。

 

足根管症候群は、内くるぶしの近辺を走行する後脛骨神経と呼ばれる神経が圧迫されることを原因として発症する絞扼性神経障害です。

 

足根管症候群では、足の裏がじんじんする、しびれるなどの症状が見られます。

原因

ガングリオン、腫瘤、足根骨癒合症などの占拠性病変による圧迫が多いです。

 

その他の原因として腱鞘炎や外傷による腫脹、ギプス固定による圧迫などがあります。

病態

脛骨神経は足根管内で内側足底神経と外側足底神経、および踵骨枝に分岐するため、この部位での絞扼により足底全体の症状が生じます。

足根管とは

脛骨内果・距骨・踵骨と屈筋支帯で囲まれた管腔様の構造。

回内足における足部強化(クライアントが足関節の後方に位置する下腿三頭筋の拘縮を適切にストレッチした後は、足部に内在する筋群および前・後脛骨筋(これらは、足関節の前方に位置する筋群になる)を強化するタイミングになる)

症状・所見

足底のしびれ・疼痛、足根管の圧痛などがみられ、起立や歩行により症状が増強します。

 

しびれの感覚は、ピリピリ、ジンジンというような感覚と訴える方が多いです。

 

その他に、異物付着感、冷感、ほてりなどいった症状があります。

 

異物付着感は、“足の裏にお餅がくっついている感じ”、“素足で砂利道をあるいている感じ”などと訴えられ、これらの症状が安静時にも強いときには、夜間の不眠の原因になっている場合もあります。

 

踵に向かう神経の枝は足根管よりも手前で枝分かれするので、これらの症状は一般的に踵には無く足裏の前方にあります。

 

運動麻痺は著明ではありませんが、長期罹患の例では足の内在筋の委縮を認めます。

 

足根患部を軽く叩打すると末梢にチクチク感や蟻走感がみられれば(チネル様徴候)、足根管症候群の可能性が高いです。

 

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの腰椎病変との鑑別が必要です。

 

また、腰椎病変に合併していることがあり、腰椎病変の手術後に残存した足裏の症状の原因となっている場合もあるので注意が必要です。

治療

基本的に保存療法がおこなわれ、足根患部への負担を減らすため安静、インソールを使用する、運動療法としてストレッチなどがあります。

 

占拠性病変が明らかで症状が変わらない場合、症状が強く、治療でも改善がみられない場合には手術療法により腫瘤などを切除したりします。

 

足部機能障害(下肢キネティックチェーンに含まれる筋や関節(すなわち腰椎、骨盤、股関節、膝関節、足関節)といった足以外の外因的なコンディションが足部回内に影響を生じさせる)

 

 

引用元:病気がみえるvol.11運動器・整形外科P298

 

中島恵