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必須アミノ酸とトレーニング(トレーニング直前の投与は、トレーニング直後の投与と比べ、160%筋同化作用増大をもたらす)

2015.02.13 | Category: 栄養学

 

レジスタンストレーニング必須アミノ酸

必須アミノ酸とエクササイズ

レジスタンストレーニングは、タンパク質の合成と分解の両方を刺激します

 

しかし、タンパク質合成のほうがより多く刺激されるために、骨格筋におけるタンパク質のネットバランスが向上しますが、数値的にはまだマイナスになります。

 

対照的に、全アミノ酸(AA)単独処方は、注入であっても、経口であっても筋タンパク質合成に有意な増加をもたらすため、タンパク質のネットバランスがプラス(同化)になります。

 

上記の点で、レジスタンストレーニングとAA投与を併用すると反応に相乗効果がみられ、各介入を単独で行った際の反応を単純に足した場合よりも大きくなります。

 

必須アミノ酸と筋同化作用(EAAの補給は、片脚あたりタンパク質が4.0±0.4g増加し、ホエイタンパクの補給は、2.2±0.3g増加)

AA投与とエクササイズの併用効果

AA投与とエクササイズの併用は末梢血から骨格筋へのAAの供給(動脈血中のAA濃度×血流)を大きく増加させます。

 

運動中の筋への血流が増加することによって、より高濃度のAAを筋へ素早く供給することが可能になり、この動脈血中のAA濃度の休息な変化が、合成率を増加させるシグナルとして働きます。

エクササイズに対するEAA摂取のタイミング

EAA摂取とエクササイズのタイミングも反応の度合いに影響します。

 

EAA6gとスクロース35gを含む溶液を、レジスタンストレーニングの直前または直後に若齢の被験者に投与した結果、トレーニング直前の投与は、トレーニング直後の投与と比べ、160%大きい筋同化作用の増大をもたらしました。

 

そして、トレーニング後の投与は、トレーニング前の投与のわずか1/3の同化反応しかもたらしませんでした。

 

トレーニング前の投与のほうが大きな反応を引き起こすのは、骨格筋へのAA供給が3倍になることが原因になります。

 

トレーニング前の投与によるAAの供給は、トレーニング終了後1時間まで、トレーニング後の投与によるものよりも64%高い数値を維持しました。

 

これらの結果は、トレーニング前のAA摂取が、運動中の筋への血流増加によって、骨格筋へのAA前駆体の供給を増加させることを示しています。

 

これによって、骨格筋にタンパク質合成機構を上方制御する信号が伝達され、その結果、AAの取り込み量が増加するとともに筋タンパク質合成が増大します。

 

筋タンパク質合成のための必須アミノ酸(必須アミノ酸および、非必須アミノ酸ではタンパク質合成に2倍の差がある)

引用・索引 NSCA JAPAN Volume19 Number9 page52

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