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喘息の記事一覧

エクササイズと喘息(水泳は湿度の高い環境で行われ、水平な姿勢をとるため粘液が喉に詰まりにくい利点がある)

2016.05.07 | Category: 喘息

 

喘息を持つクライアントに対してのエクササイズプランニング

エクササイズ専門職にとって、現在または過去の喘息の症状、重症度、誘発機序(気温、湿度、アレルゲン)へのモニタリングを入念に行い、正式なプランを立て、トレーニングに伴うEIB(運動誘発性気管支収縮)のピーク時間を把握することが、エクササイズ処方の決定プロセスに役立つ可能性があります。

 

喘息患者に対しての高強度エクササイズ(EIB発症を低減させるには気道をより緩やかに復温させる為に低強度の有酸素性運動によるウォームアップとクールダウンを、毎回必ず最低10~15分実施する)

「喘息行動計画」

アスリートや喘息の患者は、自らの喘息の状態を多くの側面でうまく管理できますが、その一方で、喘息やEIBを有する人が、適切かつ継続的な医学的助言と指導を受けず、エクササイズ中に独力で喘息を自己管理することはきわめて危険になります。

 

すべての人が、現在かかっている医療機関から直接指導を受け、各自の「喘息行動計画」を作成することが推奨されています。

 

米国肺協会(ALA)および米疾病予防管理センター(CDC)の推奨する喘息行動計画は、個別化された書面の作業計画であり、そこには喘息症状の悪化を防ぐプロセスや行動を記すほか、重要なこととして、医療機関への連絡救急医療が必要となった場合についての指針を示します。

 

喘息と有酸素性エクササイズ(換気性作業閾値の改善(低~中強度エクササイズ実施中の分時換気量の減少)、心肺機能(最大酸素摂取量:VO2max)の向上、および息切れの改善を促す)

喘息行動計画の3つのゾーン

ゾーンピークフロー喘息の状態関連する状態および症状エクササイズの留意点
ピークフロー(PFR)自己最良値の80~100%喘息のコントロールが良好であることを示唆する呼吸の状態は良好。
咳や喘息はなく、夜もよく眠れている。
現状維持で、十分なウォームアップとクールダウンを実施し、気管支収縮を予防、コントロールする
黄色PFR自己最良値の50~79%注意が必要。気道が収縮し始めている。行動計画に従い、喘息を管理すること多少の呼吸困難があり、咳喘鳴、胸部圧迫感があり、夜間に喘鳴が覚醒する十分な投薬と適切なウォームアップを検討する。
PFR自己最良値の50%未満このレベルは医学的な警戒を要する。重度の気道狭窄が起きている可能性がある。医師の診察を受けることかなりの呼吸困難があり、呼吸は改善せず、悪化する一方で、薬を使っても症状が改善しないエクササイズ休止:行動計画に従い医師の診察を受け、認可が下り、PFRが緑に戻ればトレーニングを再開する

 

喘息患者のエクササイズ(有酸素性コンディショニングプログラムを実施することで最大酸素摂取量、換気量が上昇し、喘息のコントロール全般を間接的に改善する上で役立つ)

 

喘息とエクササイズ(フィジカルコンディショニングは喘息の管理全般に有益であり、心肺系のコンディショニング、筋フィットネス、および生活の質全般を向上させる)

 

引用・索引Ali Z.Norsk P.Ulrik CS Mechanisms and management of exercise-Induced asthma in elite athletes.J Asthma 49:480-486.2012


喘息患者に対しての高強度エクササイズ(EIB発症を低減させるには気道をより緩やかに復温させる為に低強度の有酸素性運動によるウォームアップとクールダウンを、毎回必ず最低10~15分実施する)

2016.03.25 | Category: 喘息

小児期のスピード向上トレーニングにおいて重要視されるべき「接地時間」(自然には発達しないことが知られている因子(接地時間とストライド頻度))

喘息患者に対してのエクササイズ指導概要

喘息患者に対しては、高強度エクササイズの実施中やエクササイズプログラムの実施中やエクササイズ終了後に運動誘発性気管支収縮(EIB)を発症するリスクを低減するため、低強度の有酸素性運動(低速でのウォーキングやジョギングなど)によるウォームアップとクールダウンを、毎回必ず最低10~15分実施するように指導しなければなりません。

 

さらに、ウォームアップとクールダウンには、上下肢の低強度運動と柔軟性エクササイズも組み込みます。

 

エクササイズや身体活動プログラムをいきなり終了するのではなく、適切なクールダウン効果をもたらす運動を実施することで、気道をより緩やかに復温させることができるため、エクササイズ後のEIB反応の重症度を低減するのに役立ちます。

 

トレーニング指導の専門職にとって重要なことは、エクササイズプログラムに参加するすべての喘息患者への標準的な対応として、急性気管支収縮に関連したエクササイズ後の反応を、注意深くモニタリングすることにあります。

 

喘息と有酸素性エクササイズ(換気性作業閾値の改善(低~中強度エクササイズ実施中の分時換気量の減少)、心肺機能(最大酸素摂取量:VO2max)の向上、および息切れの改善を促す)

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喘息患者のエクササイズ(有酸素性コンディショニングプログラムを実施することで最大酸素摂取量、換気量が上昇し、喘息のコントロール全般を間接的に改善する上で役立つ)

2015.10.03 | Category: 喘息

喘息患者のエクササイズ

喘息の病理的因子

エクササイズを実施する喘息患者にとって、気道過敏性(AHR)による気管支収縮は、エクササイズに対する耐性、エクササイズのパフォーマンス、および身体活動に主観的にも生理的にも影響を及ぼす、主な病理学的因子のひとつとなります。

 

喘息を有する人は、肺機能の低下、運動誘発性気管支収縮(EIB)、筋のコンディショニングなどの要素が重なったり、身体活動の不足で心肺機能が低下することから、エクササイズに対する耐性が低い傾向にあります

 

また、EIBは、様々な薬を用いた前処置によって予防したり、発症しにくくすることが可能でありますが、EIBを発症するかもしれないという不安や、息切れを感じることが原因となって、スポーツへの参加レベル、全般的な身体活動レベル、および生活の質が低下することが明らかになっています。

 

心肺系と筋のコンディショニングは、筋疲労と換気量を高めるため、通常の身体活動やエクササイズにおける息切れの主観的感覚に悪影響を及ぼす可能性があり、加えて、身体活動レベルの低さは、喘息の重症度および有病率と有意に関連しているとみられます。

 

喘息とエクササイズ(フィジカルコンディショニングは喘息の管理全般に有益であり、心肺系のコンディショニング、筋フィットネス、および生活の質全般を向上させる)

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喘息とエクササイズ(フィジカルコンディショニングは喘息の管理全般に有益であり、心肺系のコンディショニング、筋フィットネス、および生活の質全般を向上させる)

2015.09.30 | Category: 喘息

喘息とエクササイズの有用性

喘息とは

喘息は、複雑で発生頻度の高い気道の慢性炎症疾患であり、一般的には、様々な刺激に対する気道の過敏性が関与して起こると考えられており、小児期の発症が多いですが、あらゆる年齢の人に起こりうる疾患です

 

喘息患者に典型的にみられる間欠性呼吸困難、喘息、息切れ、胸部圧迫感は直接的には下気道の狭窄(気管支収縮)によって生じますが、この狭窄は、下気道による炎症過程、粘液の過剰分泌、および平滑筋の機能不全が組み合わさって引き起こされます。

 

喘息患者においては、気道の炎症が、様々な刺激(誘因物質や物理的メカニズム)に対する過剰な気道狭窄反応を促進するとみられ、このような反応は気道過敏性(AHR)と呼ばれます。

 

気温と湿度が選手に与える影響(高齢者や心臓血管系や循環器系の疾患や呼吸器系の問題を抱えている人の場合は注意が必要)

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