つまづきやすい原因は「骨盤」にあるかもしれません

「最近よくつまづくようになった」
「歩いていると、ちょっとした段差でも引っかかる」
そんな経験はありませんか?
加齢や筋力低下のせいだと思われがちですが、実はその原因のひとつに骨盤のバランスの乱れが関係していることがあります。
今回のブログでは、骨盤が原因の場合のつまづきやすさの関係性についてお伝えしていきます。
■骨盤のゆがみが歩行に影響する理由
骨盤は、体の中心で上半身と下半身をつなぐ“土台”のような役割をしています。
この骨盤が前後や左右に傾くと、脚の長さや重心の位置が微妙にずれてしまい、足の運び方にも影響が出ます。
例えば、
・骨盤が後ろに傾くと、太ももや膝が持ち上がりにくくなり、足先が引っかかりやすくなる
・骨盤が左右に傾くと、片側の脚ばかりに体重が乗り、バランスが崩れやすくなる
このように、骨盤のゆがみが歩行動作の基礎を乱し、「つまづきやすい身体」をつくってしまうのです。
■筋肉バランスと神経の働きも関係している
骨盤の傾きは、周囲の筋肉バランスや神経の働きにも影響を与えます。
お尻やもも裏の筋肉(ハムストリングス)、腹部の筋肉、背骨を支える深部の筋肉(インナーマッスル)がうまく連動していないと、体の軸が安定せず、無意識のうちに“よろけ”や“つまづき”が起こりやすくなります。
さらに、骨盤周辺には自律神経の中枢ともつながる神経が多く通っているため、ストレスや疲労によって神経伝達が鈍くなると、身体の反応速度も低下します。
これにより、「足が思うように上がらない」「踏み出す瞬間に反応が遅れる」といった状態につながることもあります。
■カイロプラクティック・インディバによるアプローチ
Nakajima整骨院では、骨格のバランスを整えるカイロプラクティックと、体の深部を温めて筋肉・神経の働きを高めるインディバを組み合わせた施術を行っています。
カイロプラクティックでは、骨盤や背骨の位置を整え、神経の流れをスムーズにすることで、身体の動きそのものを改善していきます。
さらに、インディバで深部の血流を促すことで、硬くなった筋肉や冷えによる神経の反応低下を改善し、自然な動きを取り戻します。
こうしたアプローチにより、歩行時のバランスや脚の上がりやすさが改善され、「つまづきにくい身体」へと導くことができます。
■日常生活でのチェックポイント
・靴の底の減り方が左右で違う
・片足立ちがぐらつく
・長時間立つと腰や膝が重だるくなる
これらに心当たりがある方は、骨盤バランスが崩れている可能性があります。
特に「最近よくつまづく」と感じる方は、早めのケアが大切です。
つまづきやすさは、年齢や筋力だけの問題ではなく、体の土台である骨盤のバランスが大きく関わっています。
骨盤を整えることで、足の動きが軽くなり、自然と歩行も安定していきます。
Nakajima整骨院では、骨格のゆがみと神経・筋肉の働きをトータルに整えることで、
「転ばない身体」「しなやかに動ける身体」づくりをサポートしています。




