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スポーツ傷害と動的安定性(多くのスポーツ関連傷害は、アスリートがジャンプのような動的活動中にバランスを失ったときに起こる)

2018.07.22 | Category: トレーニング

動的安定性

スポーツ傷害とバランス能力

多くのスポーツ関連傷害は、アスリートがジャンプのような動的活動中にバランスを失ったときに起こります。

 

発表されている複数の調査から、バランストレーニングによる介入を通して、傷害と傷害リスク因子が減少したこと、また競技パフォーマンスが向上したことが明らかになっています。

 

したがって、成長期に固有感覚の強固な基礎を築くことは、競技選手としての長期的な成功と健康の促進にきわめて重要になります。

神経筋および筋腱の変化(子どもの組織の柔軟性は明らかですが、成長するにつれて次第に組織が硬くなるため、それが青少年のSSC能力に何らかの影響を及ぼす可能性がある)

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オスグットシュラッター病(Osgood‐Schlatter病)

2018.07.18 | Category: スタッフブログ

オスグットシュラッター病(Osgood‐Schlatter病)

オスグットシュラッター病は膝の脛骨粗面に生じる骨端症です。骨の成長期(骨端線閉鎖前)にスポーツ障害

 

として発症し、スポーツを活発に行う10~15歳、男子に好発します。

 

膝を伸展した時に大腿四頭筋の収縮が膝蓋腱を介して脛骨粗面を牽引します。この牽引が骨端線(成長軟骨

 

板)に繰り返し負荷が与えられ生じます。膝蓋腱脛骨付着部の裂離損傷、あるいは脛骨粗面が剥離してしま

 

うと考えられています。

症状

膝の前下部(脛骨粗面)の運動時痛、腫脹、圧痛がみられ、進行すると膝前下部(脛骨粗面部)が膨隆

 

してきます。X線像では、脛骨粗面部の突出、不整、骨端核の分離がみられます。

治療

脛骨粗面部の骨端線閉鎖後(18歳頃)には軽快することが多いため、運動制限などの保存療法が基本

 

となります。成長後にも変形や疼痛が残存する場合には手術療法による骨片摘出を考慮します。

 

膝蓋腱を圧迫・固定するバンド(オスグットバンド)の使用が有用です。運動前後のストレッチも大切です。

日常生活

大腿四頭筋の緊張が脛骨粗面部に負担をかけやすくなるので、大腿四頭筋、ハムストリングス、臀部の

 

筋とそこにかかわる筋のストレッチを行うようにすると疼痛の緩和や予防になります。

 

膝周辺の疾患はたくさんあります。スポーツに限らず、仕事や日常生活でも生じることもあります。

 

使い過ぎもありますが、他の痛いところをかばっていて痛くなったり、フォームの崩れから起こるこ

 

とも多いです。自分の症状を理解し適切な治療と対応をしていくことが大切です。

 

 

清田恵

 

引用元:病気がみえるVO.11運動器・整形外科

高強度の反復活動に対する疲労耐性(中枢疲労が競技中の複雑な課題遂行能力の低下に重大な影響を及ぼす)

2018.07.16 | Category: トレーニング

疲労

疲労耐性

高強度の反復活動に対する疲労耐性を研究する目的で、青少年チームスポーツにおけるSSGの効果が調査されました。

 

SSGは、競技シナリオで行なうよりも実践的なHIITで、疲労耐性を向上させるためのコーディネーションや戦術的で特異的な疲労の大きさに対する優れた耐性を持つアスリートほど、潜在的な傷害のシナリオにうまく対処できると想定されます。

 

試合中の特異的なエネルギー機構を鍛えるために、SSGが有酸素性インターバルトレーニングの代用となること、またパフォーマンスレベルと関係がある一部の側面は(試合中、高強度活動を行なうのに要した時間)、この種の運動によって改善されることが広く認められています。

 

しかし、この種のトレーニングを実施する際は、試合に基づくトレーニングはより高い傷害リスクを伴うこと(他の選手との)接触回数が高まること、また試合中の変化が大きいことが重要になります。

 

さらに、スキルがまだ不十分な選手がSSGから得られる利益は、従来のHIITトレーニングに比べ少ないことが示唆されています。

長距離ランナーのための有酸素性能力(VO2maxを向上させるには最大強度付近でのインターバルトレーニングが有効{58mL/kg/minを超える})

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第5中足骨疲労骨折(Jones骨折)

2018.07.09 | Category: ブログ

第5中足骨疲労骨折(Jones骨折・ジョーンズ骨折)

疲労骨折は通常、一度に強い外力が加わって骨折するものと異なり、一定の場所に繰り返しストレスが加え

 

られ骨折してしまうものです。ジョーンズ骨折は、スポーツなど、日々のトレーニングで第5中足骨部が疲

 

労骨折してしまったものです。つま先立ちの姿勢で足をひねった時になることなどもあります。

症状

ジョーンズ骨折は、第5中足骨基底部骨折(下駄骨折)よりも少し骨幹部より(足趾より)のところで

 

骨折します。

 

健側と比べて足背部に腫脹がみられます。圧痛、疼痛もありますが、骨が疲労骨折になるまでの過程で、

 

痛みを感じることもあれば、特に痛みは感じず完全に骨折してしまってから疲労骨折に気付く事も多く

 

あります。疲労骨折はX線検査で骨折線がみられなくても、疲労骨折している部分は骨自体が鮮明でな

 

くもやもやしてる様にみえます。

治療

初期段階であれば、安静と症状に合わせた固定、治療で早期の回復がみられます。受診が遅くなると悪化して

 

治るのが難しくなり手術になる可能性もあります。また、早期にスポーツ復帰を希望する人も手術となる場合

 

もあります。

 

予防として柔軟性を出すためのストレッチや、筋力強化、体幹を鍛えたり重心のバランスを整えることによっ

 

て負荷がかかるところのストレスを減らす事が出来ます。そして、足底の外側アーチの部分でもあるので足底

 

版などでサポートすることも怪我の予防、再発防止になります。

 

中足骨だけでなく肋骨や骨盤などどこでも疲労骨折はおこりえます。栄養状態の不良や月経不順なども骨を弱

 

くする要因になるので怪我の予防と、健康と日々の生活で気を付けていきましょう。

 

 

清田恵

 

引用元:標準整形外科学P726、727

 

長距離を走る能力における筋力、プライオメトリックス(神経筋の適応を向上させてランニングエコノミーを改善する)

2018.07.09 | Category: プライオメトリックトレーニング

持久力および筋力トレーニング

持久的パフォーマンスと筋、プライオメトリックストレーニング

筋力およびプライオメトリックストレーニングは、いずれも持久走パフォーマンスに有益な効果をもたらすことが明らかになっています。

 

それらのトレーニングがもたらす効果のひとつは、神経筋の適応を向上させてランニングエコノミーを改善することになります。

 

長距離を走る能力は、様々な生理学的およびバイオメカニクス的因子に左右されます。

 

伝統的に、持久的パフォーマンスの決定因子は、最大酸素摂取量(VO2max)および競技中に維持できる%VO2maxであると考えられてきました。

 

しかし、長年トレーニングを積んでいる持久系アスリートの場合、すでにVO2maxの伸びがプラトーに達しており、VO2maxを高めることではランニングパフォーマンスの向上を引き起こせない可能性があります。

筋力およびパワーと速度との関係(最大走速度には大きな力発揮が必要とされることは広く認められており、そのため筋力およびパワートレーニングは、走速度を向上させる手段として推奨される)

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第5中足骨基底部骨折(下駄骨折)

2018.07.02 | Category: スタッフブログ

第5中足骨基底部骨折(下駄骨折)

第5中足骨基底部とは中足骨の足関節に近い部分のことで、この場所での骨折は下駄骨折とも言われます。

 

下駄についている鼻緒の付け根部分がちょうど第5中足骨基底部にあたります。今では下駄は昔より履かなく

 

なりましたが、昔は下駄で足を捻った時、鼻緒のこの部分が支点になり骨折することが多く下駄骨折と名前

 

が付いたそうです。

 

下駄をはいていなくても足関節を捻挫するように内返しに捻った時、捻挫に伴いこの時第5中足骨基底部が

 

骨折した場合、下駄骨折と呼ばれます。

症状

足外側に疼痛、圧痛、腫脹、皮下出血斑が出てきます。荷重痛、歩行時痛も診られます。症状の軽いものでは

 

荷重痛はあるが、外観上変化があまりなく放置されてしまうこともあります。放置してしまうと変形治癒や、

 

歩行時の痛みが取れなくなってしまうこともあります。

 

主に、ふくらはぎから第5中足骨基底部に腱となって付着している短腓骨筋という筋が、足関節の内反強制と

 

体重が乗ったことによる捻りで腱に引っ張られることによって骨折してしまいます。

治療

受傷後は患部の安静と再転位防止のため、ギプスやシーネ固定が勧められます。転移が大きいものや経過で

 

骨癒合がみられなかったりする場合、観血的療法に移行することもあります。

 

固定期間での筋力や柔軟性の低下はどうしても避けられません。筋力や柔軟性に対してのアプローチもきち

 

んと行いましょう。そして、ふくらはぎの筋の固さからこの骨折を起こしやすくなるとも考えられるので筋

 

の柔軟性は大切です。ふくらはぎに限らず、筋肉の柔軟性の低下は他の怪我につながるので怪我の予防に、

 

骨折後のリハビリにも有効です。

 

清田恵

 

引用元:標準整形外科学P724

 

 

ハーフスクワットとランニングエコノミー(ハーフスクワットの1RM、テストで測定したRFDが同時トレーニング後に向上し、またRFDとREの間には正の相関関係がある)

2018.07.01 | Category: 有酸素運動

ハーフスクワットと持久力

RFDとREの相関関係とは

Storenらは、ハーフスクワットの1RM、テストで測定したRFDが同時トレーニング後に向上し、またRFDとREの間には正の相関関係があることを報告しています。

 

また、この研究結果は神経筋系の因子が持久力パフォーマンスの決定因子の一つであることを示唆したNoakesの研究の裏付けもしています。

 

Hennessy&Watosonらの先行研究も、筋力と持久力の同時トレーニングにおける干渉作用を示しています。

 

この研究において、同時トレーニング群の被験者は週3回の筋力トレーニングセッションを8週間にわたって実施し、その結果、同時トレーニング群の筋力は有意な向上を示しませんでしたが、VO2maxの推定値は有意な向上を示しています。

 

これらの研究結果は、筋力と持久力の同時トレーニングが筋力系のパフォーマンスを有意に向上させないことはあっても、ランニングパフォーマンスには悪影響を及ぼさないことを示唆しています。

レジスタンストレーニングのウォームアップ(プライオメトリックエクササイズは1RMバックスクワットの向上と関連づけられている)

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青少年のレジスタンストレーニングプログラム(レジスタンストレーニングに関連して起こる傷害は、主として、監督の不在による不十分なエクササイズテクニックや不適切なトレーニング負荷の利用が原因になる)

2018.06.24 | Category: トレーニング

青少年と筋力

筋力

科学的な研究が提供するエビデンスによると、青少年のレジスタンストレーニングプログラムは、資格のある専門職が適切に指導している場合には多くの利益をもたらし、傷害のリスクもきわめて低くなります。

 

スポーツ関連の傷害や身体活動関連の傷害のリスクが低いことを別としても、適切に計画されたレジスタンストレーニングプログラムは、子どもや思春期の若者の筋力、発揮パワー、筋持久力、運動とコーディネーション能力、骨密度、身体組成、インスリン感受性、スポーツパフォーマンス、自信、自己イメージなどを改善します。

適切に計画された期分け筋力トレーニングプログラムに組み込むには(CTを実行する際は、アスリートのテクニックとパワーが代謝性疲労の影響を受けないようにしなくてはならない)

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外側上顆炎

2018.06.23 | Category: スタッフブログ

外側上顆炎

肘外側に疼痛をきたす疾患です。「テニス肘」とも呼ばれますが、日常生活や労働、スポーツなどによる

 

伸筋群の腱の炎症で使い過ぎが原因とさています。重量物の運搬、テニスなどのスポーツ、手をよく使う

 

作業をする人におこりやすく、30~50歳代女性に好発します。

 

上腕骨の外側上顆に付着する手関節・手指の伸筋群の腱に炎症を生じ、肘の外側の疼痛(主に運動時痛)、

 

圧痛、腫脹、握力低下が診られます。外側上顆には長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋、尺側手

 

根伸筋という筋が付着していています。主に短撓側手根伸筋の腱が傷害されやすいです。

疼痛誘発テスト

 

トムゼンテスト:肘を伸ばし握りこぶしをして手関節を背屈(伸展)の姿位を維持してもらうようにします。

 

抵抗を加えた際、疼痛が誘発されます。

 

チェアテスト:肘を伸ばし前腕回内位で片手で椅子等の重い物を持ち上げると疼痛が誘発される。

 

中指伸展テスト:伸展させた中指(肘も伸展させる)に、掌側に抵抗を加えると疼痛が誘発される。

 

*肘外側(撓側)に疼痛が出現、または増悪します。

日常生活指導

疼痛誘発動作を避け、疼痛を誘発しない姿位で行いましょう。

 

前腕回外位および、手関節掌屈(屈曲)の姿位は痛みを誘発しません。例えば、荷物を持つときは肘を

 

曲げ、手のひらを上に向けて抱きかかえるように持つと肘への負担が減ります。ぞうきんを絞る動作も、

 

シンクなどに押しつけて水けを切るようにしたり、フライパンを振るような動作もなるべく避けるように

 

しましょう。

治療法

X線検査で異常所見は認められません。多くは保存料法で軽快します。患部上肢の安静、外側上顆に付着して

 

いる伸筋群は手関節、手指までつながっているので手関節、手指の使用を最小限にする。日常生活指導、スト

 

レッチなどの理学療法、テニス肘用バンドの装着などを行います。難治例では手術療法も考慮されることもあ

 

り、早めに治療を行いましょう。

 

 

清田恵

 

引用元:病気がみえるvol.11運動器、整形外科 P125,126,127

左右の両下肢における神経筋のアンバランス(下肢の神経筋系の非対称性は傷害と結び付けられ、受傷の再受傷の危険のあるアスリートを検出するための予測ツールとして用いることができる)

2018.06.17 | Category: アスレティックリハビリテーション

神経筋のアンバランス

下肢の神経筋の非対称性

下肢の神経筋系の非対称性は傷害と結び付けられ、受傷の再受傷の危険のあるアスリートを検出するための予測ツールとして用いることができます。

 

健康なアスリートにみられる下肢の非対称性は正常ではありますが、両脚の筋力とパワーの差が傷害リスクを高める閾値は10~15%であることが研究により示唆されています。

神経筋および筋腱の変化(子どもの組織の柔軟性は明らかですが、成長するにつれて次第に組織が硬くなるため、それが青少年のSSC能力に何らかの影響を及ぼす可能性がある)

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手根管症候群

2018.06.15 | Category: スタッフブログ

手根管症候群

 

手根管症候群とは、指先や手掌のしびれや痛みなどの症状をきたすものです。手首には「手根管」と呼ば

 

れるトンネル状の形態を示す部分があり、このトンネル内には正中神経やけんなどが通っています。

 

なにかしらの原因で指先の感覚や手の運動に重要な役割をする正中神経が障害される結果、正中神経が圧迫

 

されると、それによって症状が誘発されます。主に手関節の使い過ぎが原因になっていることが多いです。

 

手のしびれで睡眠中に目が覚めることは、この症候群に特徴的です。

正中神経

正中神経のはたらきは、前腕を内側にひねるように回す運動(回内)、手首、手指の屈曲、親指を手の平と

 

垂直に立てる運動(外転)、親指と小指をつける運動(母指対立)などです。知覚神経は親指、人差し指、

 

中指の全部と薬指の親指側半分の手のひら側と、親指側半分の手のひらです。

 

正中神経は手首部にある手根管という狭いトンネルを通り抜ける構造になっており、周囲三方向を骨の壁、

 

残りの一方は強靭な靭帯によって囲まれています。そのため、この部分で正中神経が圧迫されやすい構造に

 

なっており、手の使いすぎによる腱鞘炎、妊娠時の水分貯留、糖尿病、甲状腺機能低下症やアミロイドー

 

シスなどにより容易に正中神経が損われて正中神経麻痺を起こします。

検査法

チネル(ティネル)テスト:手首(手関節)を打腱器などでたたくとしびれ、痛みが指先に響きます。

 

ファーレンテスト:手首(手関節)を直角に曲げて手の甲をあわせて保持し、1分間以内にしびれ、痛み

 

が悪化するかどうかをみます。

 

母指球の筋力低下や筋萎縮も診ます。病院などでは補助検査として、電気を用いた筋電図検査を行い、

 

手根管をはさんだ正中神経の伝導速度を測定したりもします。

治療

手根管症候群では、手首の安静が治療方法の一環であるため生活スタイルの変更が重要になりますが、

 

保存療法で治まらない場合、筋委縮がみられたりガングリオンなど腫瘍、麻痺の原因が明らかな場合など、

 

ときには手術による治療も選択されることもあります。軽度の症状では、冷・温熱療法、電気療法やサポー

 

ターなどで固定するなどの保存療法で軽快していきます。初期の段階で早めに治療を行うようにしましょう。

 

 

清田恵

 

引用元:標準整形外科学P386,387

 

 

動的安定性トレーニングの漸進(初心者アスリートのためのコアの動的安定性プログラムは、静的サーフェス上での基本的な姿勢安定性と感覚機能を活性化するエクササイズから始めることを検討すべきであるとされている)

2018.06.10 | Category: トレーニング

動的安定性

動的安定性プログラム

最新研究のレビューでは、初心者アスリートのためのコアの動的安定性プログラムは、静的サーフェス上での基本的な姿勢安定性と感覚機能を活性化するエクササイズから始めることを検討すべきであるとされています。

 

例えると、四足歩行すなわち「ビッグドッグ」エクササイズや横隔膜呼吸などがあります。

 

これらのエクササイズは、主に持久力と運動コントロールを要求する「低閾値」の姿勢運動で構成されています。

 

これらのエクササイズのもうひとつの目的は、ニュートラルな脊椎姿勢を保持しながら、体幹と腰部の深部筋群を活性化することです。

神経筋および筋腱の変化(子どもの組織の柔軟性は明らかですが、成長するにつれて次第に組織が硬くなるため、それが青少年のSSC能力に何らかの影響を及ぼす可能性がある)

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狭窄性腱鞘炎(ドケルバン病)

2018.06.08 | Category: スタッフブログ

狭窄性腱鞘炎(ドケルバン病)

ドケルバン病(ド・ケルバン病)は腱鞘炎の一種です。長母指外転筋腱と短母指伸筋腱が、橈骨茎状突起部と

 

伸筋支帯に絞扼されて発生します。主婦や、出産後のホルモンバランスや育児によって、スポーツや日常生活

 

で手首を繰り返し良く使う人に出やすい症状で、特に女性に多くみられます。その他、リウマチによる腱鞘炎、

 

細菌による化膿性腱鞘炎などがあります。

症状

母指基部から手関節撓側にかけての疼痛、圧痛、腫脹がみられ、フィンケルシュタインテスト(母指を包み

 

込むように握り、母指側の手首を伸ばすように手関節を曲げる)で痛みを訴えます。

 

ドアノブを開ける、ふきんを絞る、ズボンを穿くなどの手首を捻るような動作でも疼痛を訴えることもあり

 

ます。

治療

症状の軽いものでしたら、患部に負担をかけないよう安静にしてもらう、サポーター、テーピング固定を行う

 

などします。症状が強く出ているものでは、ステロイド剤局注や、保存療法以外で腱鞘切開術の移行すること

 

もあります。痛みを感じたらなるべく早めに治療すると早期回復や、腱鞘炎の原因を理解することで症状の

 

悪化を防いだり、再発の防止・予防にも繋がります。

 

 

清田恵

 

引用元:標準整形外科学P381

 

 

 

 

回旋、加速と減速の運動とは(青少年アスリートの特定のスポーツ活動における正しい運動パターンを保証するために重要であり、そのような運動では、脊椎の加速と減速の動作は様々な軸と平面で起こる)

2018.06.03 | Category: トレーニング

動的安定性

捻りの動作

アスリートの能力により困難なエクササイズは、回旋、加速と減速の運動になります。

 

他方、これらの動きは、脊椎損傷の原因になることもあり、また大抵のスポーツでみられる特徴でもあります。

 

これらの理由から、青少年アスリートは、捻りの動作を限定的な負荷と可動域の下で、ニュートラルな姿勢を保持し、ブレーシングを使って脊椎周り引き締めて行うべきとされています。

子どもや思春期の若者の障害予防(筋力および神経筋のコーディネーションと制御が改善すると、重度の膝の傷害(すなわち前十字靭帯損傷)が減少することを示唆している)

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鎖骨骨折

2018.05.31 | Category: スタッフブログ,ブログ

鎖骨骨折

 

鎖骨骨折は特に小児に多く、どの年齢層にも発生し比較的多い骨折です。スポーツ時、交通事故、転倒し

 

肘や肩部から着いて受傷する事が多いです。打撲など直接外力を受けて受傷することは比較的稀です。

症状・鑑別診断

触診、X線検査などで診断します。

 

転移が診られるものの外観の多くは、患側の肩幅が短縮し狭くみえ、頭を患側に傾け、腕を反対の手で

 

保持したり疼痛を緩和させるような態勢をとります。腫脹、圧痛、疼痛、皮下出血斑が診られます。

 

転移が少ないもの、不全骨折、小児の場合など外観上変形や腫脹が少なく、外観上わりにくい事もあり、

 

小児では腕を動かさなくなった場合、鎖骨骨折している可能性もあり注意しなければいけません。

 

鎖骨はS字状で湾曲していて、特に中外3分の1の部分で好発します。

 

鑑別疾患として、肩鎖関節脱臼、胸鎖関節脱臼、肋骨骨折などがあげられます。

治療・固定

転移がみられる場合、まず胸を張るように骨折部のズレを整復します。患部の安静と再転位防止のため

 

包帯固定や鎖骨バンドなどによって胸を張るように固定していきます。できる限り骨折片の転位を

 

除去し、その状態を保持する固定が施行されます。

 

骨折片の転位が大きいまま放置されると、骨癒合がなされないまま偽関節を生じたり、骨癒合がされても

 

過剰な仮骨形成による変形治癒や、周囲の神経圧迫による神経損傷などの弊害が起こりやすく、その場合

 

手術に移行します。

 

受傷後は安静にして、徐々に固定を軽くしていき、可動域訓練を行っていきます。

 

骨がつくまでには最低4~12週を要します。(手術をしてもしなくても)

予後

予後は比較的良好です。あまり正確な整復を要する部位では無いので、少々転位が残っても問題は

 

ありません。骨折後の安静やリハビリを行われなかったりした場合、変形治癒、肩関節の可動域制限など

 

を残してしまうこともあります。

 

 

引用元:標準整形外科学P628,629、柔道整復学実技編P2~7

 

清田恵

 

 

 

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