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【炎症がもたらす役割】炎症は善いの?悪なの?——体からの大切なサイン

2025.06.13 | Category: スタッフブログ,ブログ,炎症,自律神経

「炎症」と聞くと、多くの人が「痛い」「腫れる」「熱を持つ」など、つらい症状を思い浮かべるのではないでしょうか?
実際に、捻挫や打撲、風邪の発熱、慢性的な関節痛など、日常生活で経験する多くの不調には“炎症”が関わっています。

では、炎症は私たちの体にとって「悪いもの」なのでしょうか?

答えは、一概に悪いとは言えません。むしろ、炎症は体を守るために必要な“防御反応”でもあるのです。

今回のブログでは、炎症についてお伝えしていきます。


炎症は「治す」ために起きている

炎症とは、ウイルスや細菌、外傷などの刺激に対して体が反応し、「治そうとする過程」で起きる現象です。

たとえば、傷を負ったときに赤く腫れるのは、白血球などの免疫細胞が集まって修復作業をしている証拠です。また、風邪をひいて熱が出るのは、ウイルスの増殖を抑え、免疫反応を高めるための生理的反応です。

つまり炎症は、体の自然治癒力が働いている証拠ともいえるのです。


問題は「慢性炎症」

ただし、注意すべきは炎症が長引いて慢性化した場合です。
短期間で治まる急性炎症は正常な反応ですが、数週間から数か月、あるいは何年も続く慢性炎症は、組織を壊し、さまざまな不調の引き金となります。

慢性炎症が関わる症状や病気としては、慢性的な腰痛や肩こりをはじめ、アレルギーや喘息、自己免疫疾患(たとえばリウマチなど)、さらには糖尿病や動脈硬化、うつ・不安といったメンタル不調まで、多岐にわたります。現代人が抱える「なんとなく不調」の裏には、こうした慢性炎症が潜んでいることも珍しくありません。


なぜ慢性炎症が起こるのか?

現代人の生活には、慢性炎症のリスクを高める要因がたくさんあります。
たとえば、ストレスが多い、運動不足である、加工食品に偏った食生活をしている、睡眠の質が低下している、長時間の座り姿勢で骨格や姿勢が崩れている――こうした要素が複雑に絡み合い、体の内部環境を乱して炎症を引き起こします。

特に骨格の歪みや神経の圧迫によって局所の血流やリンパの流れが滞ると、炎症が慢性化しやすくなることもあります。
このように、炎症は「体の内部環境の乱れ」を知らせるサインでもあるのです。


慢性炎症と自律神経の深い関係

実は、慢性炎症の背景には「自律神経のバランスの乱れ」が関わっていることが多くあります。

自律神経とは、私たちの意思とは関係なく、体の内側の働きを24時間コントロールしている神経であり、呼吸や血流、消化、免疫など、生きるために必要な機能を無意識に調整しています。

この自律神経は「交感神経(アクセル)」と「副交感神経(ブレーキ)」の2つがバランスを取りながら働いています。ところが、日々のストレスや情報過多による脳の疲労、睡眠の質の低下、栄養バランスの崩れ、そして姿勢の崩れなどが続くと、このバランスが崩れてしまいます。

特に交感神経が優位な状態が続くと、副交感神経の働きが低下します。副交感神経には、炎症を抑える作用や、修復を促す働きがあります。この機能がうまく働かなくなることで、軽微な炎症が治まらず、やがて慢性化してしまうのです。


つまり、炎症は「自律神経のバランスの乱れ」からも起こる

慢性的な肩こりや腰痛がなかなか改善しない、肌荒れが繰り返される、腸の調子がいつも不安定といった症状があるとき、それは単なる局所のトラブルではなく、自律神経の乱れと関連した「全身性の炎症反応」の一部かもしれません。

自律神経が整えば、免疫の働きも正常になり、体は本来持っている「治る力=自然治癒力」を発揮しやすくなります。


カイロプラクティックで神経バランスを整える

カイロプラクティックでは、背骨や骨盤での神経圧迫を取り除き、神経の流れをスムーズにすることで、自律神経のバランスを整えることを目指します。

慢性炎症に悩まされている方の中には、自律神経のバランスの乱れが根本的な原因となっています。
だからこそ、「炎症を抑える」ことよりも、「炎症が起きにくい環境を体の中に作る」ことが本質的なアプローチといえるのです。

炎症は悪者ではなく、体を守るために必要な反応でもあります。
しかし、それが長引いて慢性化しているときは、「回復がうまくいっていない」サインです。
その背景には、自律神経の乱れや骨格の不安定、生活習慣の問題が潜んでいることもあります。

もし、あなたの不調がなかなか治らないのであれば、「炎症を起こしにくい体づくり」を意識して、自律神経のバランスを整えることから始めてみましょう。

インディバアクティブの力を活用して

炎症を抑え、自然治癒力を高めていくうえで、インディバアクティブという高周波機器も非常に有効です。
インディバアクティブは、深部まで届く温熱エネルギーによって血流やリンパの流れを促進し、組織の再生や代謝を活性化させる効果があります。特に、冷えや硬くなった筋肉・関節の深部にアプローチできるため、慢性的な炎症の緩和や自律神経の安定に役立ちます。

また、副交感神経の働きを促すリラックス効果もあり、交感神経優位の状態から回復へと導く補助的な役割も担ってくれます。

炎症や不調がなかなか改善しないとき、カイロプラクティックと併用してインディバアクティブを取り入れることで、より深いレベルでの回復と再生が期待できます

インディバアクティブの急性期外傷の早期回復をサポートする非熱モードとは?

2025.03.03 | Category: スタッフブログ,ブログ,炎症

https://youtu.be/6FgQXXKMUuo?si=eNJXpqXUobv6BIvO

インディバの施術では、非熱モードを使用することで急性期の炎症を抑えながら組織の回復を促進することが可能です。急性期とは、ケガや手術後、捻挫・打撲・筋肉損傷などの発生直後の状態を指し、この時期に適切なケアを行うことで、その後の回復スピードや痛みの軽減に大きな影響を与えます。

非熱加温

インディバの非熱モードは、体内に高周波エネルギーを低温で供給することで、細胞レベルでの活性を高めながら血流を促進し、損傷した組織の回復をサポートします。通常の温熱モードと異なり、非熱モードでは皮膚表面や患部を温めすぎることなく施術が可能なため、炎症が強く出ている急性期でも安心して受けることができます。

炎症が起こると、腫れや痛みを引き起こす物質(サイトカインやプロスタグランジンなど)が分泌され、血管の拡張や神経の過敏化が進みます。この状態で強い熱を加えると、血流が急激に増加し、炎症が悪化する可能性があります。しかし、インディバの非熱モードでは、穏やかに細胞の修復機能を高めることで、炎症を抑えながら自然な回復力を引き出すことができます。

また、非熱モードはリンパの流れを促進し、炎症によって滞りがちな老廃物の排出を助ける効果もあります。これにより、腫れやむくみが軽減され、痛みの原因となる不要な物質の排出がスムーズになります。施術を継続することで、急性期から回復期へとスムーズに移行し、症状の長期化を防ぐことができます。

このように、インディバの非熱モードは、急性期の炎症や痛みの軽減、組織修復の促進に非常に有効であり、スポーツ外傷や術後の回復、捻挫・打撲・筋肉損傷など幅広い症状に対応可能です。炎症が強い段階では無理に温めるのではなく、インディバの非熱モードを活用することで、痛みを抑えながら効率的な回復を目指すことができます。

中島恵

インディバアクティブの強み!急性期の外傷へのアプローチ

2025.03.02 | Category: スタッフブログ,炎症

インディバが急性期症状にも有効な理由は、非熱モードを活用することで、炎症を悪化させることなく組織の修復を促進できるためです。通常、急性期(ケガや炎症の直後)は、患部が腫れたり熱を持ったりしているため、一般的な温熱療法は避けるべきとされています。しかし、インディバは高周波エネルギーを用いた深部加温技術を備えており、その特性を活かした非熱モードが急性期の症状に適しています。

急性期にインディバが有効な理由

1. 炎症を悪化させずに血流を促進できる

急性期の炎症時には、血管の拡張や発熱、腫れなどの反応が起こります。この状態で無理に温めると血流が過剰に増えて炎症が悪化する恐れがあります。
インディバの非熱モードは温度をほとんど上昇させることなく、細胞内のイオンバランスを整えて血流を適度に促進します。これにより、炎症を抑えつつ酸素や栄養素の供給を改善し、組織の修復を助けます。

2. 細胞レベルでの修復を促す

インディバの高周波エネルギーは、細胞膜に作用してイオンの流れを活性化し、ATP(細胞のエネルギー源)の産生を促します。ATPが増えることで、細胞の修復・再生がスムーズに進み、ダメージを受けた組織の回復が早まります。

3. 老廃物や炎症物質の排出を促進

急性期の炎症が長引く原因の一つに、損傷部位に滞留した炎症性サイトカインや老廃物の蓄積があります。インディバの非熱モードを使用するとリンパや静脈の流れが改善され、不要な老廃物が排出されやすくなります。これにより腫れや痛みの軽減が期待できます。

4. 筋肉や関節のこわばりを防ぐ

急性期の症状が続くと患部をかばうために周囲の筋肉が緊張し、可動域が制限されることがあります。インディバの非熱モードは過剰な筋緊張を和らげる作用があり、関節の動きをスムーズに保つ効果も期待できます。

5. 痛みを軽減する

インディバは、神経の過敏化を抑える働きもあります。特に急性期の痛みは神経が炎症によって刺激されていることが多いため、非熱モードを使うことで神経の興奮を落ち着かせ痛みを和らげることが可能となります。

急性期にインディバが適用できる症状例

  • 捻挫・打撲
  • 肉離れ・筋損傷
  • 靭帯損傷
  • 骨折後の腫れや痛み
  • 術後の腫脹や炎症
  • 神経痛の急性症状など

 

インディバは、非熱モードを使用することで急性期の炎症を悪化させずに血流を改善し細胞の修復を促進することが可能となります。これにより痛みの軽減や腫れの抑制、回復のスピードアップが期待できるため、急性期の症状にも有効な施術とされています。

中島恵