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「“細菌”とどう向き合っていますか?」〜菌と共に生きる時代の哲学〜 | Nakajima整骨院|横浜で野球,サッカーによる肩,肘,腰,膝,足のインディバ施術で評判

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「“細菌”とどう向き合っていますか?」〜菌と共に生きる時代の哲学〜

2025.06.23 | Category: スタッフブログ,ブログ,自律神経

見えない敵とどう向き合う?

アルコール消毒、抗菌グッズ、除菌スプレー――
私たちの生活には「菌を排除する」ためのツールがあふれています。

たしかに、感染症や衛生管理の観点から“清潔”を保つことは重要です。
しかし一方で、「すべての菌をなくす」という考え方は、果たして本当に正しいのでしょうか?

人間の体は、常に無数の“細菌”と共に生きているのです。

今回のブログでは、細菌との向き合い方について考えをお伝えしていきます。


人は「菌と共にある」存在

私たちの体内には、腸内細菌をはじめとして100兆個以上の常在菌が住みついています。
重さにするとなんと約1〜2kg。これは“もう一つの臓器”と呼ばれるほどの存在感です。

皮膚にも、口の中にも、呼吸器にも、そして産道にも――
私たちが「自分の体」だと思っている場所には、実は「他者」である菌たちが共に生きています。

そしてこの菌たちは、以下のような働きをしています:

  • 食べ物の消化やビタミンの合成

  • 免疫バランスの調整

  • ホルモン代謝のサポート

  • 有害な病原菌の排除

つまり、菌なしでは私たちの生命活動は成立しないのです。


細菌は“敵”ではなく“生態系”

現代社会では「殺菌・消毒」が正義のように扱われがちです。
でもその一方で、「良い菌まで殺してしまうリスク」があることも忘れてはなりません。

腸内細菌の多様性が減ると、次のような問題が起こりやすくなるといわれています:

  • アレルギー体質

  • 免疫力の低下

  • 自律神経の乱れ

  • うつ症状やメンタル不調

  • 肥満や生活習慣病

菌は、「いなくなると困る存在」でもあるのです。
つまり、**細菌は排除すべき“敵”ではなく、私たちの体の中にある“自然”**なのです。


細菌と共に生きるということ

「自分という存在は、自分だけでできているのではない」
この事実を、私たちはどこまで受け入れられているでしょうか?

細菌たちは、私たちの命の根底を支える“共生のパートナー”。
彼らと調和しながら生きるというのは、
人間中心主義を超えた**「生きものとしての謙虚さ」**を取り戻すことでもあるのです。

  • 完璧にコントロールするのではなく、受け入れて共に整える

  • 除菌ではなく、調和を目指す

  • 抑えるのではなく、活かすという発想へ

それはまるで自然との向き合い方と同じです。


自律神経との関係性

実は、腸内細菌と自律神経も深くつながっています。
腸は「第2の脳」とも呼ばれ、自律神経と密接に連携しています。
腸内環境が乱れると、自律神経のバランスも崩れやすくなり、次のような不調につながります:

  • 便秘・下痢などの消化器症状

  • 睡眠障害やイライラ

  • 疲れやすさや集中力の低下

つまり、腸内細菌と上手に共存することは、自律神経を整える第一歩でもあるのです。


菌と生きるという選択

消毒・除菌・殺菌――
現代の常識は「菌=悪」を前提に成り立ってきました。

でも、これからの時代は違います。
菌とどう共に生きるか
どうすれば調和を保てるか
それを考えることが、私たちの健康や幸福のあり方に繋がっていくのです。


このような悩みはありませんか?

  • すぐにお腹を壊す・便秘や下痢を繰り返している

  • 抗菌生活に疲れを感じている

  • ストレスや自律神経の乱れが気になっている

  • 「自分の体ともっと向き合いたい」と思っている

そんな方はぜひ、“菌との共生”という視点から、心と体のケアを見つめ直してみてください。
私たちの健康は、目に見えない小さな仲間たちと一緒に創られているのです。

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「酸化はすべて悪いの?」〜体の中で起こる“酸化”の正体と自律神経の関係〜

2025.06.20 | Category: スタッフブログ,ブログ,自律神経

「酸化=老化」「酸化=病気の原因」

そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。
たしかに、酸化はシミやシワ、生活習慣病の原因とも言われ、“悪者”として語られることが多くあります。

でも本当に、酸化は体にとって“悪”な存在なのでしょうか?
実は、酸化は命を維持するために欠かせない「当たり前の生理反応」でもあるのです。

今回のブログでは、酸化と自律神経の関係性についてお伝えしていきます。


【酸化とは何か?】

酸化とは、簡単にいうと「酸素と結びつくこと」。
私たちが呼吸で取り込んだ酸素は、体内でエネルギーをつくるために使われています。
このとき、細胞内のミトコンドリアで酸素を使って糖や脂肪を燃やし、エネルギー(ATP)を生み出します。これが「生きるための酸化反応」です。

つまり、酸化そのものは命に必要不可欠な反応であり、これがなければ筋肉も動かず、脳も働かず、生きていくことすらできません。


【では、なぜ酸化が悪く言われるのか?】

問題になるのは、この酸化の過程で発生する**活性酸素(フリーラジカル)**という物質です。
活性酸素は、細菌やウイルスを攻撃してくれる「体の防御兵器」でもありますが、増えすぎると正常な細胞や遺伝子を傷つけてしまいます。

このような「酸化ストレス」が長く続くことで、以下のような影響が出るとされています:

  • 細胞の老化(シワ・たるみの原因に)

  • 血管のダメージ(動脈硬化や高血圧)

  • 慢性炎症やがんの発症リスク増加

  • 神経細胞の変性(アルツハイマー病など)

つまり、「必要な酸化」と「過剰な酸化(酸化ストレス)」はまったく別物なのです。


酸化と自律神経の関係性

酸化ストレスと自律神経の間には、密接なつながりがあります。

自律神経が乱れると、ストレスホルモン(コルチゾールやアドレナリンなど)が過剰に分泌され、体内の活性酸素が増加しやすくなります
またその逆に、酸化ストレスが強まると、交感神経が過剰に働き、副交感神経(リラックスモード)が抑え込まれることも。

これにより、体が常に“緊張モード”になり、慢性的な疲労・頭痛・不眠・免疫低下など、さまざまな不調につながることがあります。

豆知識:脳の酸化と自律神経
脳は体重の約2%しかないにもかかわらず、酸素消費量は全体の20%以上。
つまり酸化の影響を受けやすく、脳が酸化ストレスを受けると、自律神経の司令塔である「視床下部」や「脳幹」の働きにも影響が及ぶといわれています。


酸化を防ぐ? それとも活かす?

私たちの体には、酸化に対抗するための「抗酸化システム」が備わっています。

代表的な抗酸化物質には:

  • ビタミンC・E

  • ポリフェノール

  • グルタチオン

  • SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)

などがあります。
また、適度な運動や深い呼吸、質の良い睡眠も、自律神経を整え、酸化ダメージのリセットを助けてくれます。

さらに近年では、「ある程度の酸化刺激は、体に良いストレスになる(ホルミシス効果)」という考えも注目されています。
たとえば、軽い運動や温熱療法(サウナやインディバなど)も、少量の酸化ストレスを与えることで、体の抗酸化力を高めるという報告があります。


酸化は、決して「悪者」ではありません。
それは命を維持するために必要不可欠な働きであり、うまく付き合えば体を強く、若々しく保つ味方にもなります。

大切なのは、「酸化しないようにすること」ではなく、
「酸化しすぎないようにバランスを取ること」。

そのためには、呼吸・食事・睡眠・運動など、日々の基本的な生活こそが、最もシンプルで最強の“抗酸化ケア”になるのです。

こんな悩みありませんか?

  • なんとなく疲れやすくなった

  • 肌の老化や体のサビが気になる

  • 呼吸が浅いと感じることが増えた

  • ストレスが多く、自律神経が乱れている気がする

そんなあなたには、「酸化」と「自律神経」の仕組みを知ることが、自分の体と丁寧に向き合うきっかけになるかもしれません。
まずは、自分の“呼吸の深さ”に意識を向けることから始めてみましょう。

無意識の呼吸と自律神経の不思議な関係性とは?

2025.06.18 | Category: スタッフブログ,ブログ,自律神経

私たちは、1日に約2万回もの呼吸をしています。
でもその一回一回を「意識している」という人は、ほとんどいません。
無意識に繰り返されるこの呼吸――実は、体と心のバランスを左右する“最も身近な生命のサイン”なのです。

今回のブログでは、呼吸の働きと自律神経の関係性についてお伝えしていきます。


呼吸は、私たちが「生きている証そのもの」とも言える働きです。
眠っているときも、考えごとをしているときも、仕事に集中しているときも、私たちは一度も「息をしよう」と意識することなく、自然に呼吸を続けています。

実はこの「無意識にできる」という点が、とても不思議で特別なことなのです。

呼吸は、自律神経によってコントロールされている体の働きの一つ。
自律神経は、心臓の拍動、体温調整、消化、血流など、私たちの意思とは無関係に働く“自動調節システム”のようなものです。
その中でも呼吸は、自律神経の支配下にありながら、唯一「意識的にコントロールできる」という特殊な位置づけにあります。

では、自律神経が呼吸にどのような影響を与えているのでしょうか?


【自律神経が呼吸に与える影響】

呼吸のスピードや深さは、自律神経の状態によって変化します。
たとえば…

  • 交感神経が優位のとき(緊張・ストレス時)
    呼吸は浅く速くなります。これは、ストレスや危険に備えるために心拍数や筋緊張が高まり、酸素をより多く取り込もうとする「戦うか逃げるか」の反応の一部です。

  • 副交感神経が優位のとき(リラックス・休息時)
    呼吸は深くゆっくりになります。特に眠っているときや、安心しているときは、横隔膜がゆったりと動き、肺全体を使った深い呼吸が自然に行われます。

このように、自律神経のバランスが乱れると、呼吸のリズムにも影響が及びます。
呼吸が浅くなると、酸素の取り込みが減るだけでなく、血中の二酸化炭素濃度が変化し、さらに自律神経のバランスを崩す…という悪循環に陥ることもあるのです。

【呼吸が体の中で起こすこと】

呼吸は、単に酸素を吸って二酸化炭素を吐く…それだけではありません。
体内では次のような重要な働きが起こっています:

  • 酸素の取り込みとエネルギー生成
    吸い込んだ酸素は肺で血液に取り込まれ、全身の細胞に届けられます。
    細胞内のミトコンドリアではこの酸素を使ってエネルギー(ATP)がつくられ、筋肉、脳、内臓など、あらゆる組織が活動を続けることができます。

  • 老廃物(二酸化炭素)の排出
    細胞の代謝によって生じる二酸化炭素は、血流にのって肺に運ばれ、呼気として体外へ排出されます。これがスムーズに行われないと、血液のpHが乱れ、代謝や内臓機能にも悪影響を及ぼします。

  • 横隔膜の動きによる内臓への刺激
    呼吸による横隔膜の上下運動は、内臓を優しくマッサージするような作用があり、消化や排泄、リンパの循環などにも関与します。

  • 自律神経との連携システム
    呼吸の情報は脳幹に伝わり、自律神経の調整センターに影響を与えます。
    つまり、自律神経は呼吸を調整しながら、呼吸そのものからも影響を受けている――双方向の関係があるのです。


無意識に繰り返している呼吸。
それは、脳と自律神経が常に働き、体の内部環境を整えようとする“命の営み”そのものです。

呼吸が浅いとき、あなたの体は何かを訴えているかもしれません。
逆に、深く穏やかな呼吸ができているとき、あなたの心と体はきっと整っているはずです。

呼吸を意識することは、今この瞬間の“内なる状態”に気づくこと。
今日、ほんの数秒だけでも、自分の呼吸に意識を向けてみてください。
そこには、まだ気づいていなかったあなた自身の声が、静かに流れているかもしれません。

クエン酸回路と自律神経の深い関係性⁉

2025.06.16 | Category: スタッフブログ,ブログ,自律神経

クエン酸回路とは?体内エネルギーの製造工場

私たちの体は、生命活動を維持するために常にエネルギー(ATP)を作り続けています。このエネルギーを効率よく生産しているのが、細胞内のミトコンドリアであり、その中で稼働しているのが「クエン酸回路(TCA回路/クレブス回路)」です。

この回路は、糖質(グルコース)、脂質(脂肪酸)、タンパク質(アミノ酸)から生成されたアセチルCoAが、ミトコンドリアの中で一連の化学反応を起こすことでATPを生み出す、いわば“エネルギーの心臓部”です。

酸素を使って効率よくエネルギーを作り出すこのプロセスは、1分1秒止まることなく全身の細胞で働いています。

今回のブログでは、クエン酸回路と自律神経の関係性についてお伝えしていきます。


自律神経とクエン酸回路|なぜ神経と代謝が関係あるのか?

「クエン酸回路=代謝」「自律神経=神経」
一見、別々のシステムのように思えますが、実はこの2つは密接に連動しています。そのカギとなるのが、エネルギー需要の調整と恒常性の維持です。

▶ 交感神経が優位なとき:緊急時のエネルギー生産が急増

ストレスや運動、仕事などで交感神経が優位になると、私たちの体は「戦う・逃げる」モードに切り替わり、筋肉や脳に大量のエネルギー供給が必要になります。
このとき、クエン酸回路はフル稼働し、ATP産生が急増。心拍数・血圧上昇・血糖上昇もこのための準備です。

また、交感神経の働きにより副腎が活性化し、アドレナリンやノルアドレナリンが分泌されます。これらのホルモンもミトコンドリアの活性を高め、クエン酸回路を刺激してエネルギー代謝を促進します。

▶ 副交感神経が優位なとき:修復・再生・ミトコンドリアの回復

リラックスしているときや睡眠中には副交感神経が優位になります。
この状態では体の「修復・回復」が進み、酸化ストレスでダメージを受けたミトコンドリアの再生が活発になります。

つまり、副交感神経はクエン酸回路の“質”を高める重要な役割を担っているのです。副交感神経の働きが鈍ると、ミトコンドリアが慢性的な疲弊状態となり、ATP産生が低下しやすくなります。


自律神経の乱れは“エネルギーの乱れ”でもある

近年「ミトコンドリア機能不全」という言葉が注目されています。
これは、慢性的なストレス・不眠・栄養不足・低酸素状態などが重なることで、クエン酸回路やATP産生がうまく回らなくなっている状態です。

こうなると、以下のような症状が現れやすくなります:

  • 朝起きても疲れが抜けない

  • 集中力が続かない

  • 頭が重く、すぐイライラする

  • 睡眠が浅く、夜中に何度も目が覚める

  • 手足が冷える・むくむ

これらは「自律神経の乱れ」と診断されやすいですが、実はその背景には細胞レベルでのエネルギー代謝低下=クエン酸回路の機能低下が潜んでいることも多いのです。


クエン酸回路を整えるには?ポイントは「神経」「栄養」「酸素」

クエン酸回路が正しく働くためには、以下の3つが欠かせません:

  1. 自律神経の安定(特に副交感神経)
     → 睡眠・呼吸・背骨のケアがカギ

  2. 適切な栄養素の摂取
     → ビタミンB群、鉄、マグネシウム、CoQ10、αリポ酸などの補因子

  3. 十分な酸素供給
     → 姿勢・深い呼吸・有酸素運動・貧血の改善


カイロプラクティックとクエン酸回路のサポート

カイロプラクティックでは、背骨や骨盤での乱れによって神経の伝達が阻害されている状態を整えることで、脳と内臓、自律神経系の円滑な連携を取り戻すことが目的です。

特に、自律神経が集中する頚椎や仙骨周囲の調整は、副交感神経の働きをサポートするうえで非常に重要です。

また、姿勢を整えることで呼吸の質が改善され、酸素供給量が増加し、ミトコンドリアの働きも高まりやすくなります。


エネルギーの源を整えることが、心身の回復への第一歩

「何をしても疲れが取れない」
「自律神経の乱れを感じるけれど、原因がはっきりしない」
そんなときこそ、細胞レベル=エネルギー産生の視点を取り入れてみてください。

クエン酸回路と自律神経の関係は、表面的な症状の奥にある“体の本質”を見直す大きなヒントになります。

疲れや不調を感じるとき、体はすでにエネルギーを作り出すことに苦労しているのかもしれません。
カイロプラクティックで神経の流れを整え、日常生活で栄養と呼吸を意識することで、クエン酸回路を味方につけた健康づくりができるのです。

インディバアクティブとの関係性|細胞の中から代謝と神経を整える

ここにさらに注目したいのが、インディバアクティブという高周波温熱機器の存在です。

インディバは、448kHzという特許取得の周波数を使って体内深部を加温する技術で、筋肉や内臓、神経に至るまで幅広い組織にアプローチできます。

▶ クエン酸回路を“温めて活性化”する

クエン酸回路が存在する場所は細胞内のミトコンドリアです。そしてミトコンドリアの働きは、温度に非常に敏感です。
体温が1℃上がると、酵素の働きが10〜13%活性化すると言われています。

つまり、インディバの温熱効果でミトコンドリアの酵素活性が高まり、ATP(エネルギー)産生が促進されるというメカニズムが考えられます。

▶ 自律神経への作用:リラックス状態を深め、副交感神経を優位に

インディバアクティブの施術中、多くの方が深くリラックスし、副交感神経が優位な状態になります。
これは、深部温熱によって内臓血流が促進され、神経系への過剰な緊張が緩和されるためです。

特に腹部・仙骨・後頭部への施術は、自律神経のコントロールセンター(脳幹・仙髄)への間接的な刺激となり、内臓機能の回復や睡眠の質の向上、ストレス耐性の強化にもつながっていきます。

▶ 細胞修復や慢性疲労にも有効

ATPの生産が促進されることで、細胞はエネルギーを使って損傷部位の修復・炎症の沈静・ホルモンバランスの調整など多様な働きを回復します。
これは慢性疲労や、原因不明のだるさ、女性特有の不定愁訴にも応用できるアプローチです。


カイロプラクティック×インディバの相乗効果

カイロプラクティックは神経の通り道を整える、インディバは細胞環境と血流・代謝を高める施術です。
この2つの組み合わせは、自律神経とクエン酸回路の働きを“神経面”と“代謝面”の両方から同時にアプローチできる非常に効果的なケア方法です。

神経の流れがスムーズになり、温熱によって細胞のエネルギー回路が活性化することで、心身ともに回復力が高まります。

◆ このような方におすすめです

  • 朝から疲れていて、なかなかエンジンがかからない

  • 寝ても疲れが取れない/熟睡できない

  • 慢性的な冷えやむくみ、だるさがある

  • 自律神経の乱れを指摘されたことがある

  • ストレスに弱く、体調を崩しやすい

  • ホルモンバランスの乱れが気になる

これらの不調は、見えないところでエネルギーが足りていない状態=クエン酸回路の不活性状態かもしれません。

🔶「疲れが取れない」の本当の理由、知っていますか?
それは“体の中のエネルギー工場”がうまく回っていないからかもしれません。
クエン酸回路、自律神経、そしてミトコンドリアの力を引き出す施術で、あなた本来の元気を取り戻しませんか?

🔷カイロプラクティック×インディバアクティブによる
“神経”と“代謝”のダブルアプローチで、
深い回復と心地よさを体感してみてください。

初回体験やご相談はお気軽にどうぞ。

【炎症がもたらす役割】炎症は善いの?悪なの?——体からの大切なサイン

2025.06.13 | Category: スタッフブログ,ブログ,炎症,自律神経

「炎症」と聞くと、多くの人が「痛い」「腫れる」「熱を持つ」など、つらい症状を思い浮かべるのではないでしょうか?
実際に、捻挫や打撲、風邪の発熱、慢性的な関節痛など、日常生活で経験する多くの不調には“炎症”が関わっています。

では、炎症は私たちの体にとって「悪いもの」なのでしょうか?

答えは、一概に悪いとは言えません。むしろ、炎症は体を守るために必要な“防御反応”でもあるのです。

今回のブログでは、炎症についてお伝えしていきます。


炎症は「治す」ために起きている

炎症とは、ウイルスや細菌、外傷などの刺激に対して体が反応し、「治そうとする過程」で起きる現象です。

たとえば、傷を負ったときに赤く腫れるのは、白血球などの免疫細胞が集まって修復作業をしている証拠です。また、風邪をひいて熱が出るのは、ウイルスの増殖を抑え、免疫反応を高めるための生理的反応です。

つまり炎症は、体の自然治癒力が働いている証拠ともいえるのです。


問題は「慢性炎症」

ただし、注意すべきは炎症が長引いて慢性化した場合です。
短期間で治まる急性炎症は正常な反応ですが、数週間から数か月、あるいは何年も続く慢性炎症は、組織を壊し、さまざまな不調の引き金となります。

慢性炎症が関わる症状や病気としては、慢性的な腰痛や肩こりをはじめ、アレルギーや喘息、自己免疫疾患(たとえばリウマチなど)、さらには糖尿病や動脈硬化、うつ・不安といったメンタル不調まで、多岐にわたります。現代人が抱える「なんとなく不調」の裏には、こうした慢性炎症が潜んでいることも珍しくありません。


なぜ慢性炎症が起こるのか?

現代人の生活には、慢性炎症のリスクを高める要因がたくさんあります。
たとえば、ストレスが多い、運動不足である、加工食品に偏った食生活をしている、睡眠の質が低下している、長時間の座り姿勢で骨格や姿勢が崩れている――こうした要素が複雑に絡み合い、体の内部環境を乱して炎症を引き起こします。

特に骨格の歪みや神経の圧迫によって局所の血流やリンパの流れが滞ると、炎症が慢性化しやすくなることもあります。
このように、炎症は「体の内部環境の乱れ」を知らせるサインでもあるのです。


慢性炎症と自律神経の深い関係

実は、慢性炎症の背景には「自律神経のバランスの乱れ」が関わっていることが多くあります。

自律神経とは、私たちの意思とは関係なく、体の内側の働きを24時間コントロールしている神経であり、呼吸や血流、消化、免疫など、生きるために必要な機能を無意識に調整しています。

この自律神経は「交感神経(アクセル)」と「副交感神経(ブレーキ)」の2つがバランスを取りながら働いています。ところが、日々のストレスや情報過多による脳の疲労、睡眠の質の低下、栄養バランスの崩れ、そして姿勢の崩れなどが続くと、このバランスが崩れてしまいます。

特に交感神経が優位な状態が続くと、副交感神経の働きが低下します。副交感神経には、炎症を抑える作用や、修復を促す働きがあります。この機能がうまく働かなくなることで、軽微な炎症が治まらず、やがて慢性化してしまうのです。


つまり、炎症は「自律神経のバランスの乱れ」からも起こる

慢性的な肩こりや腰痛がなかなか改善しない、肌荒れが繰り返される、腸の調子がいつも不安定といった症状があるとき、それは単なる局所のトラブルではなく、自律神経の乱れと関連した「全身性の炎症反応」の一部かもしれません。

自律神経が整えば、免疫の働きも正常になり、体は本来持っている「治る力=自然治癒力」を発揮しやすくなります。


カイロプラクティックで神経バランスを整える

カイロプラクティックでは、背骨や骨盤での神経圧迫を取り除き、神経の流れをスムーズにすることで、自律神経のバランスを整えることを目指します。

慢性炎症に悩まされている方の中には、自律神経のバランスの乱れが根本的な原因となっています。
だからこそ、「炎症を抑える」ことよりも、「炎症が起きにくい環境を体の中に作る」ことが本質的なアプローチといえるのです。

炎症は悪者ではなく、体を守るために必要な反応でもあります。
しかし、それが長引いて慢性化しているときは、「回復がうまくいっていない」サインです。
その背景には、自律神経の乱れや骨格の不安定、生活習慣の問題が潜んでいることもあります。

もし、あなたの不調がなかなか治らないのであれば、「炎症を起こしにくい体づくり」を意識して、自律神経のバランスを整えることから始めてみましょう。

インディバアクティブの力を活用して

炎症を抑え、自然治癒力を高めていくうえで、インディバアクティブという高周波機器も非常に有効です。
インディバアクティブは、深部まで届く温熱エネルギーによって血流やリンパの流れを促進し、組織の再生や代謝を活性化させる効果があります。特に、冷えや硬くなった筋肉・関節の深部にアプローチできるため、慢性的な炎症の緩和や自律神経の安定に役立ちます。

また、副交感神経の働きを促すリラックス効果もあり、交感神経優位の状態から回復へと導く補助的な役割も担ってくれます。

炎症や不調がなかなか改善しないとき、カイロプラクティックと併用してインディバアクティブを取り入れることで、より深いレベルでの回復と再生が期待できます

【自己治癒力とは?】自律神経とインディバアクティブの深い関係性!

2025.06.09 | Category: スタッフブログ,ブログ,自律神経

 

「自己治癒力(自然治癒力)」とは、私たちの体に本来備わっている「自分の力で回復する力」です。
たとえば、すり傷が自然に治る、風邪が時間の経過とともに回復するといった現象は、すべて自己治癒力の働きによるものです。
しかし、近年ではこの自己治癒力がうまく働かず、慢性的な疲労や痛み、不調が長引いてしまう方が増えています。

この背景には、現代人の生活に多く見られる「自律神経の乱れ」が深く関係しています。

今回のブログでは、自己治癒力と自律神経の関係性、そしてインディバアクティブの働きについてお伝えしていきます。


自律神経が乱れると、なぜ治りにくくなるのか?

自律神経とは、私たちが意識せずに体をコントロールしてくれている神経で、呼吸や血液循環、内臓の働き、体温の調整、ホルモン分泌、免疫機能など、生命維持に必要な働きを24時間休むことなく担っています。
この自律神経は、「交感神経(興奮・活動モード)」と「副交感神経(リラックス・回復モード)」の2つで構成されており、本来であればこの2つがバランスを保って体を調整しています。

しかし、過度なストレスや睡眠不足、栄養の偏り、運動不足などが続くと、交感神経が過剰に働き続け、副交感神経の働きが弱くなります。
その結果、血流が悪くなり、内臓の機能も低下し、体の代謝や修復がスムーズに行われなくなってしまうのです。

このような状態が続くと、自己治癒力は働きにくくなり、「なかなか治らない」「いつも体がだるい」「痛みが長引く」といった不調が現れるようになります。


インディバアクティブが「治る力」を呼び覚ます

こうした慢性的な不調に対して、近年注目されているのが「インディバアクティブ」です。
インディバは、体の深部に高周波を届けることで、細胞を活性化し、深部からじんわりと体を温めてくれる温熱療法です。

インディバの施術を受けると、まず血行が促進され、細胞ひとつひとつに酸素や栄養がしっかりと届けられるようになります。
さらに、損傷部位でのたんぱく質からのコラーゲン合成が促され、組織の修復や再生がスムーズに進んでいきます。
また、深部温熱によって副交感神経の働きが優位になるため、リラックス状態が生まれ、体が「治るモード」に切り替わるのです。

つまりインディバアクティブは、血流・代謝・自律神経という自己治癒力の土台を整え、体が本来持っている「治る力」を最大限に引き出してくれるサポートツールなのです。


こんな方におすすめです

「治療に通ってもすぐ戻ってしまう」
「原因がわからない不調が続いている」
「睡眠の質が悪く、常に疲れている」
「冷えやむくみ、慢性的な痛みがつらい」

このようなお悩みをお持ちの方は、まず“治す環境”を整えることが大切です。
インディバアクティブは、表面的なアプローチではなく、体の内側から自己治癒力を高める根本ケアとして、多くの方に選ばれています。


あなたの「治る力」は、もっと働ける

インディバアクティブは、筋肉や関節のケアだけでなく、自律神経やホルモンバランス、免疫力の調整など、全身の健康維持にもつながります。
慢性化した不調こそ、体の内側からのアプローチが必要です。

あなたの中にある“治る力”を引き出すケアを、一緒に始めてみませんか?

健康管理と自律神経のバランスの重要性、カイロプラクティックアプローチ

2025.03.07 | Category: スタッフブログ,ブログ,自律神経

腰痛 イラスト

 

現代社会において、仕事や家庭でのストレス、生活習慣の乱れが原因で体調を崩す人が増えています。その中でも、私たちの健康に大きく関わるのが自律神経のバランスです。自律神経が乱れると、心身の不調が現れやすくなるため、日頃から意識して整えることが重要です。

今回のブログでは、健康管理に重要な自律神経の働きとカイロプラクティック関係性についてお伝えしていきます。

自律神経

自律神経とは、意識とは無関係に体の機能を調整する神経で交感神経と副交感神経の2つで構成されています。

交感神経は活動時や緊張時に働き、心拍数を上げたり血流を促進したりする役割を担います。副交感神経はリラックス時に働き、消化を促し、体の回復をサポートします。この2つがバランスよく機能することで健康が維持されます。しかし、ストレスや不規則な生活により交感神経が過剰に働くと自律神経のバランスが崩れ、体調不良の原因となります。

自律神経が乱れると頭痛やめまい、不眠や慢性的な疲労感、消化不良や胃痛、冷えや血行不良、肩こりや腰痛などの症状が現れます。これらを放置すると、さらに深刻な健康問題へと発展する可能性があります。

自律神経とカイロプラクティック

自律神経のバランスを整える方法の一つして、カイロプラクティックが注目されています。カイロプラクティックは、背骨や骨盤での神経圧迫を取り除き、神経の働きを正常化することで体のバランスを整えることを目的としています。

背骨には脳から全身へとつながる神経が通っており、歪みが生じると神経の伝達が妨げられ自律神経の乱れの原因となることがあります。特に、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、運動不足などにより姿勢が悪くなると首や背中、腰に負担がかかり不調が引き起ここすことにも繋がります。

カイロプラクティックで、神経の流れをスムーズにすることが期待できます。また、交感神経と副交感神経のバランスが整い、血流が改善され筋肉の緊張が緩和されることで不調が軽減されます。これにより、慢性的な痛みや体調不良が改善し、心身の健康が向上します。

自律神経のバランスを整えることは健康維持に欠かせません。日々の生活習慣を少し意識し無理のない範囲でできることから取り入れることで、心身ともに健康な状態を保つことができます。そして、日常にカイロプラクティックケアを取り入れ、自律神経の働きを改善することも可能です。小さな工夫を積み重ねながら、快適な生活を目指していきましょう。

 

中島恵