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モートン病

2019.02.15 | Category: 足部疾患

モートン病は、歩きすぎた後などに生じることがあり、特にきつめの靴を履いた時や、裸足で歩いて指が反り返った時や、コードを踏んだ時などに痛みが出たり、趾神経が深横中足靭帯により絞扼を受けて生じる絞扼性神経障害です。

 

20~50歳代の女性に好発します。

 

個人差はありますが、第3-4足趾間(第3趾と4趾の向かい合う側)に好発しやすく、しびれや、疼痛、灼熱痛などのさまざまな神経症状が出現します。

 

第3.4趾間の趾神経は、内・外足底神経が吻合していて、横径が太く可動性が小さいため、絞扼されやすいからです。

 

前足部足底の小さな有痛性の腫瘤を主訴に来院することもあります。

 

障害される部位は、第2-3、4-5足趾間のこともあります。

 

また、痛みは強いことも少なくなく、時には、下腿まで及ぶことがあります。

原因

つま先側が細いハイヒールやスポーツシューズなどを長時間、日常的に履き続けることで発症してしまうといわれています。

 

中腰での作業、つま先立ちをする格好が長時間続くと起こりやすくなります。

 

生活様式などによるMP関節付近への負荷の増加が原因となります。

 

槌趾変形(マレット指)がある場合にも同様な姿勢で生じやすくなります。

足底の感度適応の重要性(足底面には感覚受容器が密集しているためにベアフット運動を増やすことによる感度適応が、ベアフットランニングプログラムへの移行の最初の要素になる)

症状

狭い靴を履くと疼痛が表れ、趾間の感覚障害、中足骨骨頭間の足底側に圧痛、歩行時痛、強制背屈時痛などがみられます。

 

「ピリピリ、ジリジリ」と刺すような痛みが走る症状や、しびれや、幹部に塊があるような違和感を覚えることもあります。

 

趾神経が繰り返し絞扼を受けると、変形・肥厚し偽性神経腫(モートン神経腫)が形成されます。

治療

保存療法として、ストレッチ、運動時のストレスの軽減のため履物の調整として足に合った靴に買い替えインソールや足底装具の装用などをおこなうことが大切です。

 

偽性神経腫などで、保存療法の無効な場合、手術療法がおこなわれることもあります。

 

足関節の可動性(足関節可動性(AM:ankle mo-bility)、特に背屈は、正常な歩行にとってきわめて重要になる)

 

引用元:病気がみえるvol.11運動器・整形外科P298、標準整形外科第8版P581

 

清田恵

踵骨骨端症(セーバー病、シーバー病)

2018.12.21 | Category: 足部疾患

 

踵骨骨端部に生じる骨端症で、10歳前後の男児に多く、明らかな誘因はなく踵骨結節部に痛みを訴えます。

 

成因は、繰り返されるアキレス腱の牽引力によって発生します。

 

おもに、発育期の子どもの弱い踵骨骨端部(かかとの骨の端でアキレス腱が付着しているところ)にダッシュやジャンプなどの運動を繰り返すことで負荷がかかり、そこにアキレス腱の引っぱる力が持続的に加わることで、踵骨に血流障害が起こり、踵骨骨端核の壊死、または骨軟骨炎を発症します。

 

いわゆる骨端症のうち、オスグット・シュラッター病の発生機序と類似しています。

 

ジュニアスポーツにおける急性外傷(適度な練習はトレーニング適応を引き起こし、骨、筋、腱、靭帯などの組織を強くさせるが、怪我の30~60%は、オーバーユースに起因する)

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総腓骨神経麻痺

2018.12.11 | Category: 足部疾患

総腓骨神経が、主に腓骨頭部での圧迫によって、絞扼性神経障害をきたしたものです。

 

下肢の絞扼性神経障害では最多です。

原因

膝外側からの物理的圧迫によるものが最も多く、週間的に長時間足組みをする人、下肢への鈍的外傷、骨折、ギプス固定後におこりやすいです。

物理的圧迫

・睡眠時

 

・週間的な足組み

 

・ギプス包帯、抑制帯など

腫瘍などによる圧迫

・ガングリオン

 

・骨軟骨腫

 

・フェベラ(腓腹筋頭種子骨)など

その他

・外傷(骨折など)

 

・シャルコーマリートゥース病など

 

回内足における足部強化(クライアントが足関節の後方に位置する下腿三頭筋の拘縮を適切にストレッチした後は、足部に内在する筋群および前・後脛骨筋(これらは、足関節の前方に位置する筋群になる)を強化するタイミングになる)

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外反母趾(hallux valgus)

2018.08.20 | Category: 足部疾患

拇趾が付け根(拇趾MTP関節部)で「く」の字に曲がり外反変形をきたすもので、特に女性に好発します。

 

靴によって圧迫されると突出部には滑液包炎や神経の絞扼が生じて疼痛を引き起こし、荷重が第2,3中足骨頭にかかるために、足底に有痛性のたこ(胼胝)がみられることもあります。

要因

  • ・幅が広くつま先が細い靴
  • ・かかとが高い靴
  • ・拇趾が第2趾よりも長い(エジプト型の足)
  • ・扁平足
  • ・関節リウマチ など

拇趾のMTP関節部の疼痛

  • ・突出した第1趾中足骨頭が靴により圧迫されて疼痛が生じます。
  • ・進行すると靴を履かなくても痛みを生じるようになります。

扁平足障害(過回内足障害)と内側縦アーチ

施術

変形は見た目に明らかで、痛みの程度が問題になり、母指の飛び出しを指で押すと痛む、靴を履いたときに痛む、靴を脱いでも痛むなど、変形が進行し疼痛が強い例には手術療法に移行することもあります。

 

保存療法として施術と生活指導、靴や外反母趾の原因の改善をしていきます。

 

外反母趾を伴う足は殆んどがアーチの低下した扁平足や横幅の広い開帳足となっています。生活指導、母趾の体操、可動域訓練などがあります。

 

このアーチ構造の破綻が外反母趾の最大要因であると言われていて、このアーチを矯正してあげることが施術において最も重要なことです。

 

ハイヒール、足先のとがった靴は外反母趾を助長します。母趾の付け根がゆったりしすぎる靴では第1中足骨頭が内反し、外反母趾がかえって悪化する原因となりえます。

 

アーチ構造の低下のため足底痛が出る場合には、足底板を挿入することで疼痛の軽減を図ったり、アーチの改善としてストレッチや歩行時の重心のかけ方や膝・股関節のねじれ、さらに猫背や姿勢も外反母趾には大きく影響するため全身からアプローチすることも重要で予防、再発防止につながります。

過回内:Hyperpronation,overprona-tionが身体に与える影響(足部回内の下肢キネティックチェーンへの影響は、トレーニングや競技、機能的な動作の妨げとなり、この足部アーチの変化はアーチの変化はアーチサポートを減衰させ、脛骨の内旋をもたらす)

清田恵

 

引用元:病気がみえるVol11運動器・整形外科P209

疲労骨折(fatigue fracture)

2018.07.23 | Category: 足部疾患

疲労骨折は健常な骨に対して同一部位に繰り返し外力が加わる事で骨折に至るものです。スポーツ外傷の一つですが仕事や日常生活でも起こることもあります。

 

一回では骨折に至らないような小さな外力が同一部位に反復して加わる事で、まず微小な骨折を生じ、やがて明らかな骨折に至ります。

 

スポーツをしている10歳代に多いですが幅広い年代で起こりやすく、練習法や練習量が変化した後に生じやすいといわれています。。

症状

運動時痛や圧痛、腫脹がみられます。X線像では発生初期、骨折線は明らかでないことが多いです。

 

骨折線の他、施術反応による骨硬化像や骨膜反応、仮骨形成の所見がみられます。MRI検査や骨シンチグラフィでは初期より所見を認めます。エコー像でも初期より炎症反応などで所見を認めます。

女性アスリートと月経異常と骨密度(低エネルギー供給率によって引き起こされる月経異常が青年期に発生すると、新しい骨の形成が制限され骨密度が低下し、疲労骨折のリスクが増加する)

好発部位

発症部位は競技種目や動作と関連が強くあります。下肢での発生が多く、なかでも脛骨、中足骨で頻度が高いです。

 

  • ①肋骨疲労骨折:ゴルフや野球のスイング動作では第2~9肋骨,剣道やウエイトトレーニングなどでは第1肋骨に多くみられます。

 

  • ②脛骨疲労骨折:脛骨近位・遠位部に好発する疲労骨折は疾走型とよばれ、予後は良好、脛骨中央部での発生は少ないが飛躍型とよばれ球技系のスポーツに多く、難治性といわれています。

 

  • ③中足骨疲労骨折:第2・3中足骨部に好発し陸上競技、球技、剣道などで多くみられ、行軍骨折ともよばれます。第5中足骨の近位骨幹部の発生は、ジョーンズ骨折ともよばれます。

 

  • ④踵骨疲労骨折:長距離の歩行やランニングで着地の衝撃やアキレス腱の牽引により発生します。

 

他に尺骨、腰椎、骨盤、大腿骨、腓骨、足の舟状骨などでもみられます。

施術

施術は主に、局所安静を保ちながら経過観察をして骨癒合を待ちます。難治性の部位では手術療法を考慮します。負担やストレスを貯めないようにストレッチや水分補給などをまめに行い予防を行いましょう。

骨密度にあたっての診断基準(骨粗鬆症という言葉は、子どもや青少年の場合は、BMDのZスコアが-2.0以下であり、かつ医学的に深刻な骨折歴がない場合は、「実年齢に対して低骨量である」という表現が推奨される)

清田恵

 

引用元:病気がみえるVol11運動器・整形外科

第5中足骨疲労骨折(Jones骨折)

2018.07.09 | Category: 足部疾患

疲労骨折は通常、一度に強い外力が加わって骨折するものと異なり、一定の場所に繰り返しストレスが加えられ骨折してしまうものです。

 

ジョーンズ骨折は、スポーツなど、日々のトレーニングで第5中足骨部が疲労骨折してしまったもので、つま先立ちの姿勢で足をひねった時になることなどもあります。

症状

ジョーンズ骨折は、第5中足骨基底部骨折(下駄骨折)よりも少し骨幹部より(足趾より)のところで骨折します。

 

健側と比べて足背部に腫脹がみられ、圧痛、疼痛もありますが、骨が疲労骨折になるまでの過程で、痛みを感じることもあれば、特に痛みは感じず完全に骨折してしまってから疲労骨折に気付く事も多くあります。

 

疲労骨折はX線検査で骨折線がみられなくても、疲労骨折している部分は骨自体が鮮明でなくもやもやしてる様にみえます。

骨密度にあたっての診断基準(骨粗鬆症という言葉は、子どもや青少年の場合は、BMDのZスコアが-2.0以下であり、かつ医学的に深刻な骨折歴がない場合は、「実年齢に対して低骨量である」という表現が推奨される)

施術

初期段階であれば、安静と症状に合わせた固定、施術で早期の回復がみられます。

 

受診が遅くなると悪化して治るのが難しくなり手術になる可能性もあり、また、早期にスポーツ復帰を希望する人も手術となる場合もあります。

 

予防として柔軟性を出すためのストレッチや、筋力強化、体幹を鍛えたり重心のバランスを整えることによって負荷がかかるところのストレスを減らす事が出来ます。

 

そして、足底の外側アーチの部分でもあるので足底版などでサポートすることも怪我の予防、再発防止になります。

 

中足骨だけでなく肋骨や骨盤などどこでも疲労骨折はおこりえます。栄養状態の不良や月経不順なども骨を弱くする要因になるので怪我の予防と、健康と日々の生活で気を付けていきましょう。

疲労骨折(fatigue fracture)

 

清田恵

 

引用元:標準整形外科学P726、727

 

第5中足骨基底部骨折(下駄骨折)

2018.07.02 | Category: 足部疾患

第5中足骨基底部とは中足骨の足関節に近い部分のことで、この場所での骨折は下駄骨折とも言われます。

 

下駄についている鼻緒の付け根部分がちょうど第5中足骨基底部にあたります。今では下駄は昔より履かなくなりましたが、昔は下駄で足を捻った時、鼻緒のこの部分が支点になり骨折することが多く下駄骨折と名前が付いたそうです。

 

下駄をはいていなくても足関節を捻挫するように内返しに捻った時、捻挫に伴いこの時第5中足骨基底部が骨折した場合、下駄骨折と呼ばれます。

症状

足外側に疼痛、圧痛、腫脹、皮下出血斑が出てきます。荷重痛、歩行時痛も診られます。

 

症状の軽いものでは荷重痛はあるが、外観上変化があまりなく放置されてしまうこともあり、放置してしまうと変形治癒や、歩行時の痛みが取れなくなってしまうこともあります。

 

主に、ふくらはぎから第5中足骨基底部に腱となって付着している短腓骨筋という筋が、足関節の内反強制と体重が乗ったことによる捻りで腱に引っ張られることによって骨折してしまいます。

扁平足障害(過回内足障害)と内側縦アーチ

施術

受傷後は患部の安静と再転位防止のため、ギプスやシーネ固定が勧められます。転移が大きいものや経過で骨癒合がみられなかったりする場合、観血的療法に移行することもあります。

 

固定期間での筋力や柔軟性の低下はどうしても避けられず、筋力や柔軟性に対してのアプローチもきちんと行いましょう。

 

そして、ふくらはぎの筋の固さからこの骨折を起こしやすくなるとも考えられるので筋の柔軟性は大切です。ふくらはぎに限らず、筋肉の柔軟性の低下は他の怪我につながるので怪我の予防に、骨折後のリハビリにも有効です。

 

足底の感度適応の重要性(足底面には感覚受容器が密集しているためにベアフット運動を増やすことによる感度適応が、ベアフットランニングプログラムへの移行の最初の要素になる)

 

清田恵

 

引用元:標準整形外科学P724

 

 

二分靭帯損傷

2018.05.07 | Category: 足部疾患

 

二分靭帯は足関節外側のすぐそばにあり踵骨から2方向に別れ立方骨と舟状骨に至る靭帯で、その形状からY靭帯とも呼ばれ、また、踵骨から立方骨へ至る部分を踵立方靭帯、舟状骨へ至る部分を踵舟靭帯といいます。

 

足関節の捻挫の約半数に二分靭帯の損傷が見られます。

発生機序

ヒールの高い靴を履いていて負傷、階段を踏み外した際負傷するなど足関節を内反に捻った際、(つま先立ちの状態から内反強制された際)二分靭帯にストレスがかかり損傷します。

症状

前距腓靭帯よりもやや下、中足骨外側周辺に疼痛、腫脹、圧痛、皮下出血斑が診られます。

 

歩行時痛・荷重痛著明。足関節を内反するように二分靭帯にストレスをかけると痛みを誘発します。

下肢における筋挫傷および慢性障害予防(障害予防には下肢筋群の柔軟性の改善、さらに適切なアライメントには、骨盤周囲の体幹筋群の安定性が重要になる)

二分靭帯損傷の鑑別疾患

踵骨前方突起骨折、外果剥離骨折などありますが、一番多いのが第5中足骨基底部の骨折で、受傷直後は症状がとても似ているため捻挫と勘違いしやすいです。

固定と予後

固定はテーピング、包帯固定、サポーターなどで固定し、松葉杖が必要な事もあります。

 

予後は比較的良好でが、負傷してからほおっておくと歩行時の痛みが残ったり、足根同症候を引き起こすこともあるので気をつけましょう。

足関節内反捻挫の不安定性の残存の三要素(可動域制限、筋力低下、動作の要素)


清田恵

引用元:Wikipedia、標準整形外科学

 

 

 

足部回内におけるスクワットトレーニング(前ならびに後脛骨筋の筋活動を全身の他の部位における動作スピードと合わせるために、この両筋群を特に強化した後に協働させる必要がある)

2017.06.14 | Category: 足部疾患

スクワットトレーニングと過回内足

前脛骨筋

前脛骨筋を強化するためには、クライアントはテーブルもしくはマットに腰をおろし、足にバンドもしくはケーブル装具を取り付けます。

 

膝をできるだけ真っ直ぐ伸ばしたままで、足を背屈させて最大限抵抗を引き、数秒止めた後、ゆっくりコントロールしながらスタートポジションまで足を戻します。

 

このエクササイズを両足ともに、10レップを3セット実施します。

 

膝関節の内旋は外反モーメントを増加させる(膝の外反角度の増加は、膝蓋骨を正中線の内側に傾け、この膝蓋骨が変化した膝の状態はQアングルを大きくする)

(さらに…)

過回内足におけるストレッチングの重要性(足部回内にしばしば影響を及ぼす、もうひとつの解剖学的な構造は腸脛靭帯(ITバンド)の硬化になる)

2017.06.13 | Category: 足部疾患

腓腹筋ストレッチングと足関節過回内

筋のストレッチング

まずは硬くなった筋のストレッチングを行っていきます。

 

フォームローラーを使用し、腓腹筋の起始部分から始め、クライアントは身体を床から持ち上げ、足に向かってフォームローラーをゆっくりと遠位方向に動かします。

 

クライアントは硬くなった筋群の筋腹にフォームローラーが当たると圧痛を感じます。

 

指導者はクライアントに、圧痛を感じるところで10~20秒ほど止めるように指示します。

 

その後、クライアントはフォームローラーを踵骨まで転がします。

 

指導者は両足のふくらはぎを同様にほぐすように指導します。

 

フォームローラーを当てない側の足は、交差してもう一方の足に乗せておき、片足が終了したらもう片方も行います。

 

過回内:Hyperpronation,overprona-tionが身体に与える影響(足部回内の下肢キネティックチェーンへの影響は、トレーニングや競技、機能的な動作の妨げとなり、この足部アーチの変化はアーチの変化はアーチサポートを減衰させ、脛骨の内旋をもたらす)

(さらに…)

回内足における足部強化(クライアントが足関節の後方に位置する下腿三頭筋の拘縮を適切にストレッチした後は、足部に内在する筋群および前・後脛骨筋(これらは、足関節の前方に位置する筋群になる)を強化するタイミングになる)

2017.06.12 | Category: 足部疾患

回内足の強化トレーニング

強化

クライアントが足関節の後方に位置する下腿三頭筋の拘縮を適切にストレッチした後は、足部に内在する筋群および前・後脛骨筋(これらは、足関節の前方に位置する筋群になる)を強化するタイミングになります。

 

レジスタンスバンドもしくは、ケーブルマシンを用いて、レジスタンストレーニングを行なうことは可能になります。

 

過回内:Hyperpronation,overprona-tionが身体に与える影響(足部回内の下肢キネティックチェーンへの影響は、トレーニングや競技、機能的な動作の妨げとなり、この足部アーチの変化はアーチの変化はアーチサポートを減衰させ、脛骨の内旋をもたらす)

(さらに…)

足部機能障害(下肢キネティックチェーンに含まれる筋や関節(すなわち腰椎、骨盤、股関節、膝関節、足関節)といった足以外の外因的なコンディションが足部回内に影響を生じさせる)

2017.06.09 | Category: 足部疾患

長距離選手とタンパク質(1時間を超えるような運動を行う場合、エネルギー源として糖質、脂質のほかにタンパク質も利用される)

足部機能的障害

すべての足部機能障害が足に内因する筋や骨から生じるものではないということです。

 

下肢キネティックチェーンに含まれる筋や関節(すなわち腰椎、骨盤、股関節、膝関節、足関節)といった足以外の外因的なコンディションが足部回内に影響を生じさせます。

 

機能評価として、オーバーヘッドスクワットといったエクササイズを実施することがクライアントにとってどの修正エクササイズよりも優先されます。

 

重要なことは、足部回内を引き起こしている要因が足部そのものにあるかを見極めるために、初期に下肢キネティックチェーンの機能評価を実施することです。

 

足部回内と下肢キネティックチェーンの機能障害(足部回内状態では、足は体重が乗った際に内側縦アーチを失う、 内側縦アーチは、足部内側の骨、靭帯、および腱で形成されており、足部縦アーチの役割は、足部が地面に接地した際に床反力を分散させる)

(さらに…)

膝関節の内旋は外反モーメントを増加させる(膝の外反角度の増加は、膝蓋骨を正中線の内側に傾け、この膝蓋骨が変化した膝の状態はQアングルを大きくする)

2017.06.08 | Category: 足部疾患

膝関節の内旋は外反モーメントを増加させる

膝関節外反ポジション

膝関節の内旋は外反モーメントを増加させ(膝外反ポジション)、痛みを生じます。

 

膝の外反角度の増加は、膝蓋骨を正中線の内側に傾け、この膝蓋骨が変化した膝の状態はQアングルを大きくします。

 

Qアングルは、骨盤軸および大腿と膝蓋骨のアライメント軸の交点による角度を表す不可視のラインです。

 

通常のQアングルは股関節に対して非常に小さく(男性で10~15°、女性で15~18°)、Qアングルが大きくなると、足関節(長腓骨筋および短腓骨筋)および膝関節(大腿二頭筋および外側ハムストリング)の筋群における長さ-張力関係が変化します。

 

この変化はさらに、外側ハムストリングおよび腓腹筋側部の同時収縮をもたらします。

 

これが、腓腹筋中央部と前脛骨筋の弱化へとつながり、さらにこれら下肢の機能不全が骨盤や腰椎へ負の影響を及ぼします。

 

足部回内と下肢キネティックチェーンの機能障害(足部回内状態では、足は体重が乗った際に内側縦アーチを失う、 内側縦アーチは、足部内側の骨、靭帯、および腱で形成されており、足部縦アーチの役割は、足部が地面に接地した際に床反力を分散させる)

(さらに…)

過回内:Hyperpronation,overprona-tionが身体に与える影響(足部回内の下肢キネティックチェーンへの影響は、トレーニングや競技、機能的な動作の妨げとなり、この足部アーチの変化はアーチの変化はアーチサポートを減衰させ、脛骨の内旋をもたらす)

2017.06.07 | Category: 足部疾患

足部回内における機能的変化

過回内が身体に与える影響

過回内(Hyperpronation,overprona-tion)は、足部、足関節、膝関節、股関節にまでも影響を及ぼします。

 

過回内は、外反母趾の形成につながり、歩行や足部における質量中心(COM)の変化を伴う痛みを引き起こします。

 

COM変化の主要な理由は、外反母趾形成による痛みの発現にあります。

 

足部回内と下肢キネティックチェーンの機能障害(足部回内状態では、足は体重が乗った際に内側縦アーチを失います。 内側縦アーチは、足部内側の骨、靭帯、および腱で形成されており、足部縦アーチの役割は、足部が地面に接地した際に床反力を分散させる)

(さらに…)

足部回内の機能的影響(足部回内時には、通常の足部アーチと比べて下腿三頭筋の筋活動が活発であることが明らかになっている)

2017.06.06 | Category: 足部疾患

足部回内の機能的影響

足部機能と回内の影響

回内により、足部の機能が影響を受けます。

 

歩行周期において、足部の構造が姿勢を制御しており、足部が接地した際、足部アーチは速やかに床反力(足部に作用した地面からの力)を吸収します。

 

足部における弾性要素がてこと作用し、それが下肢の安定につながり、そして次の歩行周期に向けた足部離地の準備となります。

 

足部内側アーチが失われると、これらの力を吸収する能力も実質的に消失し、すると地面からの力は脛骨を通じ、膝関節において吸収されます。

 

この一連のプロセスにより、結局は膝関節、股関節、そして腰椎にさえも影響が及びます。

 

また、足部アーチの消失により、歩行周期やランニング動作における離地局面(踏切)に負の影響をもたらします。

 

足部回内と下肢キネティックチェーンの機能障害(足部回内状態では、足は体重が乗った際に内側縦アーチを失います。 内側縦アーチは、足部内側の骨、靭帯、および腱で形成されており、足部縦アーチの役割は、足部が地面に接地した際に床反力を分散させる)

(さらに…)